2010年5月3日(月) 午前4時半~午後1時半 某堤防
那珂湊 水温 
ー.ー度 <潮>中潮 満潮  5:22 干潮 12:53
ノビタの釣り天国


       今日も渋い釣りだった

                                         なんとか・・・
およげ!たなごくん
午前6時。
釣りを開始してから1時間半経過。
ここは、タナゴ多発地帯。
ところがギッチョンチョン、かたさも、ノビタもまだ釣っていない。
名人イチさんが、3匹釣っただけ。
と・・・。
『およげ!たなごくん』の歌が海から。

  まいにち まいにち ぼくらはていぼうの
  うえにつられて いやになつちゃうよ
  だから エビもたべずに がまんしてたけど

その時。
イチさんが魚影を発見!
「敵艦見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動、之ヲ撃滅セントス」
(『坂の上の雲』by司馬遼太郎より)
直ちに仕掛けを魚影の見えたポイントへ。

  それでも およげば はらぺこさ
  めだまも くるくる まわつちゃう
  たまには エビでも くわなけりゃ
  しおみず ばかりじゃ ふやけてしまう
  いわばの かげから くいつけば
  それは ちいさな つりばりだった

久々に遠矢うきが、海中に消えた。
竿を振り上げると、ググッと嬉しい手応えが。

  どんなに どんなに もがいても
  ハリが のどから とれないよ
  ていぼうで みしらぬ おじさんが
  ぼくを つりあげ びっくりしてた

堤防の上で、無念そうにバッタ、バッタと跳ねたのは26センチの良形だった。
この初めの1匹で元気を取り戻し、
「さあーかかってこい田那吾乃助!」
と気合を入れたのだが・・・。
忘れたころにポツリ、ポツリ。

釣り日和だったけど・・・
天霽レ風静カ。
べた凪、陽光が洋上でキラキラと舞っている。
朝は寒かったけど少しずつ気温も上昇し、いつか竿を持ったまま眠っている。
朝の8時までに5匹、以降まったく釣れない。
かたさんもまるで釣れない。
かたさんとイチさが先日、ここで爆釣したのが遠い昔のようだ。
荒井由美の歌ではないけど「あの日にかえりたい」。
 悩みなき 昨日のほほえみ
 わけもなく にくらしいのよ

午前10時、日立のドライバースクールに勤める読者がチアユを100匹ほど釣って帰って行った。
午前11時、かたさんがギブアップし撤収。
午後1時半、イチさんと、ノビタもコマセがなくなったところで撤収。
今日も、終始1時間に1匹の渋い釣りになったけど、イチさんは15匹も釣った。
ノビタの左側にいた栃木の宇都宮から来られた読者も、釣っていなかったのでは・・・。

もうタナゴはよろし。
今夜はメバルちゃんに逢いに行くか。

本日釣果
タナゴ 20~28センチ 9匹

The END
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