今日もモンスターに逢えず 今日も3匹 久々の釣行 かみさんが足をくじいて動けなくなった。 医者の診断では全治2ケ月とのこと。 涸沼川のモンスターとの対決、今がその好機なのに・・・。 ーああそれなのに。それなのに! 炊事、洗濯から家庭菜園まで、かみさんの仕事が一気に押し寄せてきて。 このままでは窒息と、久々に出陣。 昨日、号泣した天が、今日は笑っているような真っ晴れ。 川は思ったほど濁ってはいなかった。 日の光を浴び風に揺れる雑草、むせるような草いきれだ。 「あらたふと 青葉若葉の 日の光」 (芭蕉) 湿度が高いのか、風が止むと途端に全身から汗が滲み出てくる。 釣り場にはノビタしかいなかった。 今日も川辺は小鳥の大合唱だ。 「チチチチチ・・・」 「キキーキキー」 「ギーコ、ギーコ」 どうやら、また政治が話題のようだ。 今日も翻訳をこころみると。 笑っているような真っ晴れ 第2回鳥の川端会議 「ハトポッポ首相、普天間基地の移設先ではいつも迷子になっていたけど。 とうとう行先明示版に辺野古と記されたね」 「腹案があるという話しに、期待をよせていた国民をあっさり裏切った感じ」 「昨年の国連気候変動首脳会合で、”2020年までにCO2排出量を1990年比25%削減する”とスピーチしてたけど。 おそらくこれも土壇場で謝罪会見だね」 「人間を深慮遠謀型と軽挙妄動型に大別するならば、ハトポッポは後者だね」 「その点、ブルドッグ幹事長は前者だな」 「なぜなら、問題の辺野古に近い土地(約1600坪)を、5年前に個人名義で購入していたというぜ」 「土地高騰を見込んでいたんだね」 「そもそもブルドッグの頭には毛頭から普天間基地を県外、国外に移設するなんてなかったんだね」 「彼はそうではないと弁明するかもしれないけど・・・。 中国に、 『李下(りか)に冠(かんむり)を正さず。 瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず』 という諺があるそうな」 「その意味は知っつてるよ。 すももの木の下で冠をなおそうとして手を上げると、すももの実を盗むと疑われる。 うり畑で履をはこうとかがむと、瓜を盗むと疑われる。 要は、人に疑いをいだかれるような行動はするなということさ」 「ブルドッグはこの諺を知らないのかな」 「いや知っているのさ、そしてまた身の潔白を吼えまくるのさ」 招かれざる客 招かれざる客 今日の干潮は午前7時52分。 予想では、川の流れが止まるのは4時間半後だ。 この時間は干満の水位差により変動する。 それから30分後に、川はそれまでとは逆に流れるがその時が釣期だ。 釣りを開始したのは、午前11時50分。 竿は3本出した。 川はまだ下流から上流に向かって流れていた。 午後12時15分。 「チリン、チリン、チリン」 と来客のお知らせ。 「いらっしゃいませ」 と戸を開くと、招かれざる客のマルタ、サイズは25センチほど。 ー即、却下! はじめの1匹 川の流れが止まったのは、予想より30分遅れの午後1時。 おそらく前日の雨で水かさが増し、逆流の勢いが負けていたのであろう。 川が逆流をはじめたのは、午後1時半。 これから1時間ほどが釣期。 ーさ~かかってこい! と竿先に全神経を集中し、その時を待った。 午後1時45分。 右端しの竿が、 「リリリーン、リリリーン、リリリーン・・・」 と悲鳴を上げ、竿先がバタバタと大暴れ。 ーなんと素晴らしい世界だ! この瞬間がたまらない。 リールを巻く。 すると竿が、張り倒され、引っ張られ、突き放され。 手に汗握る長い戦いが続く。 実際は、ほんの1~2分なのだが、これが長い。 岸に引き上げたのは、44センチの限りなくフッコに近いセイゴだった。 それほど濁っていなかった 2匹追釣 このあと午後2時に40センチオーバーを1匹追釣。 午後2時50分。 家のことも気になり、アタリも遠くなったので納竿にしようとした。 その時だ。 竿を2本並べた本陣から40メートルほど離れた所に、3本目の竿を置いていた。 その竿から片付けようとすると。 竿は下流を向いているのに、道糸は上流を向いていた。 一瞬、「?」 リールを巻くと。 まるで重力がかからない。 道糸が弛んでいたのだ。 しばらく巻くと、やっと道糸に重さが加わり。 そのまま岸に寄せてくると、岸際でドドドド・・・・。 思いがけなく、40センチオーバーのセイゴがついていたのだ。 すっかり弱っていた。 おそらく、ずーっと前に掛かかり、30号の錘を引き摺り廻していたのだろう。 午後3時納竿。 本日釣果 セイゴ 41~44センチ 3匹 The END |
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