2010年7月22日(木) 午前5時25分~午後12時 那珂湊沖防
那珂湊 水温 
19.3度 <潮>若潮 満潮 15:13 干潮  7:13
ノビタの釣り天国


     マコカレイは今が旬を知る


                                  15枚だったのに・・・
季節外れ
「人の行く裏に道あり、花の山」
今は季節はずれの沖カレイ釣り。
ところがどうして、どうして。
今が旬を知る。
『マコガレイ命』の船長の操舵に魅かれ、多くのカレイ釣り愛好家が集まる。
今日、同船胴夢した釣り侍は9人だった。
15人で打ち切りなので、休日は早めに予約しないと乗れないよ。

先日、名人が自作した仕掛けを盗み見た。
そのまねをして、ノビタオリジナルを3個作成し勝負に出た。
ー打倒名人!
と心の中で叫びながら。

釣り日和
午前5時5分。
『マコガレイ命』の船長が操舵する船は、ゴーゴーと獣の雄たけびのようなエンジン音を響かせ那珂湊港を出航。
ベタ凪の海を20分ほど快走した所で停船。
「はじめて下さい!」
の船長の掛け声で、一斉に仕掛けを海へ、ドボーン、ドボーン、ドボーン・・・。
今日も朝のうちは白い霧が空も、陸も、海も覆っていた。
今日は火焙りの刑になるような猛暑を覚悟していたが、爽やかな風が1日中吹いており。
海もベタ凪、これ以上何を望むべきかの釣り日和であった。

  
        ベタ凪の海を行く
開始早々
ノビタが初めに使用した仕掛けは、自作した3個の中でも一番理想的なもの。
自画自賛だが、芸術的な仕掛けであった。
この仕掛けを海底に落とし、
「マコガレイさ~ん、お食事ですよ」
と呼びかけながら、ヒョコヒョコヒョコと踊らしていると、
「待ってましたーーー!」
とばかりに飛びついたのは、37~8センチのマコガレイだった。
釣りを開始してからわずか1~2分の出来事であった。

今日もノビタが先陣を切ったのである。
ところが・・・。
第2投目。
「行け行けドンドン」
と海底を攻めていると、いきなり根掛かり。
「ナイトオモフナ、ウントサイナン」
ノビタの芸術作品は、志なかばにて潰えたのである。-ああ

今日はカレイ日和
仕掛けを代えて再戦。
午前6時半までに、3枚。
名人は2枚。
船中、全員がすでに1~4枚釣っていた。
午前7時から午前8時半までは潮が動かず、忘れたころに誰かが釣る程度だった。
午前8時半を過ぎると、ノビタにもアタリが出始め、午前9時までに2枚追釣。
そして海が沸騰し、爆発したのは午前9時半から10時半。
この間は、入れ食いのような勢いだった。
いつか霧が消え、真夏の太陽が顔を出したが。
青い海を吹きすぎる涼風が暑さを抑え爽快だ。
体感温度で24度くらいか、汗も出てこない。

沖カレイ釣りの小突き
遠くにいるカレイを呼び寄せるため、50号の錘で海底を小突き続けること。
小突くたびに海底は砂が舞い上がり、そこだけ濁るはず。
遠くで、この狼煙を見た好奇心旺盛なカレイが、
「どうしたどうした」
と近づいてくる。
と・・・。
青イソメが、フラフラと腰を揺りながら踊っているのを発見。
もうたまりません。
カレイはよだれを垂らしながら飛び掛る。
それで一巻の終わりだ。

沖カレイ釣りは小突き続けることが第一。
決して手抜きをしてはいけない。
小突き方は、錘が海底から30センチほど離れる程度に。
時々、遠くにいるカレイにアピールするように1メートルほど高くもち上げることも要。
手抜きをすると、隣りの釣り侍にせっかくおびき寄せたカレイを釣られてしまうかも。
ーこの場所にはカレイはいないのでは?
なんて考えない。
ただひたすら、バカになって海底を小突く、これしかないですね。

沖上がり
午後12時沖上がり。
本日の竿頭は22枚、2番手は17枚、最低は8枚だったようだ。
2番手は名人のようだ。
ノビタは、左舷側の中央よりに釣り座をかまえたので、右舷側にいた竿頭の釣り方を見ることができなかった。
後学のためにも、竿頭になった侍の釣り方を是非見ておきたかった、残念。
ノビタも健闘し、15枚釣ったのだが樽から2枚が逃げ出し行方不明に。
今日も、名人を抜くことができなかった。
今度こそ・・・。

「リーリーシーハオリー(日々是好日)」

本日釣果
 マコガレイ 25~41センチ 15枚(内2枚は逃亡)

The END
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