2010年9月7日(火) 午前4時半~午前9時 某堤防(カンパチ)
那珂湊 水温 
25.5度 <潮>大潮 満潮  2:06 干潮  9:04
ノビタの釣り天国


        3日連続振られる


                                     雑魚も海の賑わい
3日連続
今日も夏空だった。
白い雲が浮かぶ蒼天に太陽が眩しい。
海には、猛暑には恵みの涼しい南風が吹いていた。

正岡子規の『墨汁一滴』の30日の冒頭は、
「人の希望は初め漠然として大きく後(のち)漸(ようや)く小さく確実になるならひなり」
ではじまる。
今日もカンパチに振られてしまった、3日連続である。
子規の悲惨な話しとは、まるで次元が違うが、
振られるたびに目標は1匹ずつ減って行く。

9月5日(日)目標3匹、結果0匹。
9月6日(月)、目標2匹、結果0匹。
この日は、かたさん、つりきちさんとその友人も参戦、全員0匹。
9月7日(火)目標1匹、結果0匹。
この日は、かたさん、テツロウさん、市さんも参戦、
かたさんとテツロウさんは40センチ弱を、それぞれ1匹ゲット。

この3日間にバラシたカンパチは合計7匹、
「こんなに別れが
  苦しいものなら
    二度と恋など
 したくはないは・・・」
 (『女の意地』by西田佐知子)
とつぶやきながら、バラスたんびに大急ぎで餌を付け替え、
仕掛けを海へ戻していた。

        今日も焦熱地獄か
今日もバラシから
午前4時20分、釣り開始。
午前5時20分に、テツロウさんが先頭を切って1匹ゲット。
続いてその5分後、かたさんが1匹ゲット。
午前5時50分、離れた場所で餌のハナダイを釣っていると、
かたさんが、
「きてる、きてる」
とノビタの竿のアタリを知らせてくれた。


慌てて走っていくと、
浮子はなにごともなかったように海面に浮上していた。
餌のハナダイはカンパチ好みの一口サイズ、なのに食べてもらえなかったのだ。
何度、この悔しさを味わったことだろう。
ここ数日、トッポジージョのセリフ、
「ユーザ・ミ・デイッチ・マイ!(何てこったい)」
のバーゲンセールだ。

      映画『刑事』
ー汝の敵を愛せよ!
カンパチに振られるたびに、
イタリア映画『刑事』の主題歌、
「アモーレ・アモーレ・アモーレミオ・・・」
と、想いはヒート・アップしていく。

終わりに
午前9時納竿。
本日、3匹バラシただけでジ・エンド。
餌釣りで釣ったアジ2匹を、塩焼きにしてビールの抓みにしようと持ち帰る。
「焼いては食べる雑魚も
      ゆたかな夕御飯」
  (山頭火)
苦しい時の神たのみ、
次回は、村松の虚空蔵(こくぞう)さんに、天の加護を祈願してから出撃しよう。
多くは望まない、1匹でもいい、
「南無帰命頂来諸願成就」
ジャラン、ジャラン、ジャラン。

本日釣果
カンパチ 0匹
アジ 3~20センチ 10匹(2匹持ち帰り他はリリース)
餌のハナダイ 5~12センチ  14~5匹(リリース)

The END
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