2010年10月2日(土) 午前3時半~午前6時 某堤防(アジ釣り)
那珂湊 水温 
22.1度 <潮>長潮 満潮 12:22 干潮  4:103
ノビタの釣り天国


       アジは裏切らない


                                    こぶりだったけど72匹
カンパチへの想い
夜明け前。
センベイを半分に割ったような月が天上に輝き、
雲の切れ間にいくつか星が瞬いている。
闇に埋もれた堤防に人影はない。
弱い西風が海面に縮緬皺を起こし、
その上で船灯りがキラキラと踊っていた。

風に乗り虫の鳴き声が聞こえてくる。
暑い夏は既に遠く、ひんやりとした空気に濃い秋があった。
ー静かだ。
どこからか吉田拓郎の歌う『旅の宿』が聞こえてくるような・・・。





 「浴衣のきみは尾花のかんざし
 熱燗徳利の首つまんで
 もういっぱいいかがなんて
 みょうに色っぽいね
 ・・・・・・」







小ぶりなアジが多い
午前3時半、釣り開始。
カンパチへの想いを断ち切った。
あきらめは心の養生、悲しき片想いよグッドバイ。
そしてアジに一意専心。
今日は、アジこそ我が命さ。

釣りを開始すると間もなく、
「リーリーン、リリーン、リリーン・・・」
と竿先に付けた呼び鈴が鳴り、
「おはようございます!」
と元気に白い体を震わせながら、17~8センチのアジがやってきた。

このあとも呼び鈴を鳴らしながら、ポツリ、ポツリとアジがやってくる。
でも今日は小ぶりが多い。
修学旅行に来た高校生のようなアジばかり。
ー引率の先生はいないのかい?
誰も応えてくれない。
                                          
入れ食いタイム
入れ食い
午前5時。
空も海も白んでくると。
とたんに、呼び鈴が鳴りっぱなし。
来たものから順に、側に置いてあるバッカンに飛び込んでいく。
バタバタバタ・・・と、バッカンの中は大騒ぎ。
明るくなると、大学生クラス(20センチオーバー)も混じるようになり、
とうとう先生クラス(24センチ)もやってきた。
ー熱烈歓迎!
今夜の塩焼きにし、骨まで愛しまっす。

この世に不要な者
午前5時半を過ぎると、
招かねざる客、フグがやってきて、
アジと選手交代し、総攻撃っをしかけてきた。
一度にダブル、トリプルとサビキに食いつき、
「グーグーグー(汝の敵を愛せよ)」
とわめくこと、わめくこと。
そして・・・。
6本のサビキ針が、5本、4本、3本、2本と減っていく。
ハリスを歯で切ってしまうのだ。

ノビタが、この世に不要な物3つ上げるとすれば、
その筆頭がフグ。
その2はカラス。
カラスは、毎年我が家に巣を作るツバメのヒナを食べてしまうから。
その3はゴキブリ。

納竿
フグに混じって、高校生クラスのアジが時々釣れていたが、
午前6時を過ぎると、極端に釣れなくなってしまった。
午前6時15分、納竿。
竿を片付け、帰り支度をしていた。

と・・・。
知っている顔が近づいてきた。
ーヨタさんだ!
気がつかなかったけど、近くでやっていたようだ。
彼も午前5時過ぎ、アジの入れ食いにあったとのこと。
そのアジでヒラメを狙っていたら、カンパチが釣れたと云う。
運も実力のうち、まいりました。

帰りに、嬉しい獲物が釣れているところに遭遇、この世はまだ捨てたもんじゃない。
ー明日も出撃ジャーーー!

本日釣果
  アジ  14~24センチ  72匹
  サバ   27センチ    1匹

The END
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