2010年11月26日(金) 午後4時20分~午後6時半
           某沖堤防(タコ釣り)
那珂湊 水温 
17・6度<潮>中潮 満潮 17:35 干潮12:30
ノビタの釣り天国


        セイゴはいたけど・・・


                                    これっきりですか?
あて先の無い手紙
拝啓。
11月11日以来、たこに夢中です。
青年が恋するように・・・。
ひとりの女(ひと)に夢中のときは、他の女(ひと)は車窓から眺める景色です。
心のスクリーンに映らないのです。
いまは、たこ以外の魚は車窓に流れる景色です。

この病を治すのは、逢に行くしかないのですが、
あいにくと海は荒れ、穏やかなときはシトシトピッチャン、シトピッチャンの雨と、天はなかなか意地悪です。
1日、2日、3日、4日、5日・・・、
「刺してもらえぬ タコ天を
 寒さこらえて 作ってます」
と一日2個のタコ天を作っています。
もう売るほど貯まりました。
どうしましょう?

たこへの100パーセント濃縮の情熱は、まだ冷めません。
吉田拓郎が歌う、
「たこ、MY LOVE!」
を聞きながら、いつかまたたこを追いかけようと思っています。
さようなら。
敬具。

 『たえこMY LOVE』 吉田拓郎
「たえこ MY LOVE 雨の中を
踊るように 消えていった
馬鹿な人ね あんたって男
たえこ 君の最後の言葉

一人で 生きてみせるなんて
君を許す 誰かがいても
若かった頃の自由さが今も
僕に嘘をつくなと叫ぶ OH-
だから たえこ MY LOVE
追いかけるんだ 君を
・・・」



せい子だって女
女は、たえこだけではない。
せい子だって女だ。
せい子に逢いに行こう。
玄関を出て空を見上げた。
雲が空を多い寒々として暗かった。
ープス!
風船玉に針が刺さったように、一気に意気が阻喪し、
元気が反旗を翻した。
なえる気持ちに、
ー行くしかない!
と激を飛ばし、ロシナンテに跨った。
                                          
これからが勝負
はじめの1匹
午後4時過ぎ、涸沼川。
川辺には、だ~れもいない。
潮が満ちてきてコンクリートの護岸は水没していた。
川は青々と澄んでいた。
弱い北風が吹いていたが、寒くはない。

午後4時20分。
1本目の竿の仕掛けを、川の中央にドボーン!。
その竿を、竿立てに掛けて2本目の竿の準備をしていた。
薄闇が空気に溶けてきたと思ったら、
みるみる闇が濃くなっていく。
岸辺に沿って並ぶ人家に、点々とオレンジ色の灯りが点いた。
灰色の雲間が紅く染まっている。

2本目の竿の先に鈴を付けようとしていると、
「リリ、リリ、リリ・・・」
と鈴が鳴ったような・・・。
ー気のせいか?
 今、竿先に付けている鈴の音が鳴ったのか?
続けて、
「リリ、リリ、リリ・・・」
振り向くと、初めに出した竿の先がお辞儀を繰り返していた。
ーキター!
と竿にしがみつき、仰け反った。
ピーンと川に伸びるラインから、ググーーッと確かな手応え。
久々の感触であった。
はじめの1匹は29センチ、少し物足りないサイズであったけど嬉しい1匹だった。

これがファイナル・アンサーだなんて。
このとき誰が思うかしらん。
このあと川は、うんともすんとも言わなかったのだ。
ー絶句!

納竿
午後6時半まで待ったが、何も起こらなかった。
まだセイゴの群れは、海でその時を待っているのだろうか?

本日釣果
 セイゴ 29センチ  1匹


The END
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