2011年1月15日(土) 午前11時~午後4時半
           常陸沖(5目釣り)
那珂湊 水温 
11・0度<潮>中潮 満潮 10:50 干潮 18:52
ノビタの釣り天国


       常陸沖は魚が満開!


                                   クーラーボックスがいっぱいに
遅い出船!
かたさんの車に同乗し、
那珂湊港に着いたのは午前10時半。
船は、我々が乗船すると同時に出船した。
この日、冬の常磐沖に臨むアドベンチャーは、我々を含めて9人。
ノビタは左舷ミヨシ寄りの定位置に、
かたさんは右舷のノビタと背中合わせの位置に座を取った。

空は白い雲に覆われていたが、その絹漉しに陽射しがあり、
さほど寒さを感じない。
早朝の寒さを避け、この時間に出船してもらうのは嬉しい。
船は、夕まずめまで釣りを楽しむスケジュールになっていた。
問題は午後から吹く風、その勢いが気になるのだが・・・。
ともかく船は港を出た。
あとはどうなときゃーなろたいだ。

北からの凍風に逆らい、船は波飛沫を上げて驀進する。
頭から降って来る飛沫を浴びながら、
釣り場はまだかまだかと耐えること30分ほど。
やっと目指す現場に着いたようだ。

船長がパラシュートアンカーを海に落とし、
午前11時。
釣り開始。
ーやったろうじゃないか!
魚にうらみはないけれど気分は、
マカロニウエスタン『怒りの荒野』で、リーバン・クリフを迎え討つジュリアーノ・ジェンマになりきっていた。



また両隣りに先を越され

錘60号、胴突き4本針仕掛けに、生きてジタバタしているエビを付け、《ドボーン!》と海底に落とす。
水深40メートル、錘が海底のゴツゴツした肌触りを返してきた。

釣りを開始してから数分、
この日、陳勝呉広となったのは右隣りの釣り師、40センチ近い大アジを生け捕り、続けて左隣りの釣り師が30センチほどの鬼カサゴを生け捕った。
ノビタにもククーン、ククーンとアタリが、
心臓をパタパタさせてくれたけど、20センチほどのベラだった。ーああ。
即、注文品ではないと海に返品。
落胆は小さくなかった。
                              
       午前中はまだ穏やかだった
このあとも両隣りは、次々と30センチを超える良形のアジやメバルなどを釣っているのに、
ノビタにはベラしか来ない。
ノビタの仕掛けには、
アジもメバルも振り向いてくれないのか?
いや、ひょっとすると振り向いても冷笑しているのか?
どちらが傷つくか、それは冷笑された方である。
その屈辱に武士なら切腹するしかない。
なんて、なんだか話しは横道にそれてしまう。
でもこの焦燥は、両隣りが期待の魚を釣り上げるたびに増加していくばかり。

4本針を6本針に
船長が何本針の仕掛けを使っているかと、左舷側の釣り人4人に聞いた。
ノビタを除く3人は6本針だった。
船長が、
「6本にしないと負けちゃうよ!」
とノビタを叱咤。
大慌てで仕掛けを6本針にした。

信じられない光景が
午後12時過ぎ。
右隣りのアジ釣り名人に、棚を底から4~5メートルほど上げるとメバルが来るよ、と教えられ。
半信半疑ながら棚を底から4~5メートル引き上げ、ゆっくり竿を上下に動かそうとした時だ。
《グググーグン》と、いきなり竿先が強引に海へ引き込まれ、
一瞬、タジタジとなり、
竿にしがみつきながら、足を踏ん張った。
お頭(つむ)が、早鐘を《ジャンジャン・・・》打ち鳴らす。

竿を上げたり下げたりしながら、リールのハンドルを回し、少しずつ敵を浮上させてきた。
この時ほど、水深40メートルが長く感じたことはない。
闘うこと数分、とうとう敵が海面に。
ーなんと!
尺はあろかと思うメタボな黒メバルが4匹、ズラズラズラとモスグリーンの海に繋がっていた。

「凄い」
「凄い」
「凄い」
の合唱が、周囲で上がった。
信じられない光景であった。
陸からでは、絶対見れない光景である。
1匹ずつ船に引き上げていると、最後の1匹は逃げられてしまったが、
1匹ぐらいどうでもいいさ、といきなり鷹揚な気分に。
このあとも、メバルや40センチほどの大サバがポツリ、ポツリ釣れた。
相変わらずアジ釣り名人は、40センチ近いアジを釣り続けていたが、
ノビタには何故かアジはまだ1匹も来ない。

午後2時過ぎ、船は戦場を変えた。
北風がしだいに強くなり、船は山となり谷となる波をザブン、ザブンと乗り越えて行く。
”快楽は厳しい条件があってこそクリアする喜び”と誰かが言っていたが、
どうしてどうして、ノビタには理解しかねるよ。
船は、場所を3回変えた。

         
これは一部です
入れ食いタイム
黄昏近くなると、
風はますますビュービューと吹き荒れ、船は波に揺られて立っていられないほどに。
午後4時。
突然、海が沸騰し爆発し、入れ食い状態になった。
ノビタにも、やっと30センチを超える大アジが釣れだした。
揺れる船上で、必死になって釣り続けた。
そして、
海上に闇が這いだした午後4時半、沖上がり。

それにしても、右隣りの釣り師の40センチ近いアジの数釣りには参った。
ー悔しかった。
もう一度、大アジ釣りに挑戦するしかあるめェ。

本日釣果
黒メバルと沖メバル 20~28センチ 10匹。
大サバ 37~42センチ 12匹 
アジ   28~34センチ 8匹
花鯛  22~26センチ  2匹
フグ   30センチ前後  6匹(リリース)
ベラ  20センチ前後  5匹(リリース)

The END
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