2011年2月7日(月) 午後6時15分~午後9時半
           某堤防(カレイ釣り)
那珂湊 水温 
 9・8度<潮>中潮 満潮 18:19 干潮 ー:ー
ノビタの釣り天国


       はじめの一歩は一升瓶


                                    四捨五入して42センチ
朗報飛び込む
昨日(2月6日)、
かたさんと市さんから電話あり。
かたさんからは夜のカレイポイント、
市さんからは電気浮子で狙う夜のソイ釣りポイントを教えてもらった。
嬉しかった。
まるで、暗いトンネルの向こうに光を見たような。ーホント!

カレイを狙うか、ソイを狙うか。
2週間前に買った青イソメが瀕死の状態だった。
嘘か真か、
最近のカレイの嗜好は”とろけるイソメ”だそうで、体が半分溶けそうになった半死の青イソメを好むらしい。
迷わず今夜は、
”とろけるイソメ”で、カレイでゴー。

かたさんと駐車場で待ち合わせて、カレイポイントに向かった。
風は冷たかったが、それほど寒くはない。
群青の夜空に、
ガラスの破片のように飛び散った星が、
西の空には銀色の三日月が浮かんでいた。
どす黒い海は、死んだように息もしていない。

こんな夜には、
『サウンド・オブ・サイレンス(沈黙の音)』が、よく似合う。
映画『卒業』の主題歌で、サイモンとガーファンクルを一躍有名にした。
Keiさんが、日本語に訳してくれたが難しい。
暗い闇の中で、いつくるかわからないカレイを待ちながら、今夜はグレゴリアン・チヤントのコーラスで聞いていた。

「Hello darkness,my old friend
暗闇よ、旧き友よ
I've come to talk with you again
また語らいに来てしまった
Because a vision softly creeping
影は静かに忍び入り
Left its seeds while I was sleeping
夢寐(むび)に種を残したから
And the vision that was planted in my brain
心に植わったその影は
Still remains
今も私を離さない
Within the sound of silence
沈黙という音の中で
・・・」

始めの1匹
3本の投げ竿を並べ終わったのは、午後6時半。
10分、20分、30分・・・。
暗い海底を、餌を探して彷徨う空腹の主を待っていた。
午後7時。
3本出した竿の真ん中の竿が、
「リリーン、リリーン、リリーン・・・」
と悲鳴を上げ、竿先の青ランプが激しく跳ねている。

かたさんが飛んで来て、
「良いアタリだ、良いアタリだ、・・・」
と、”良いアタリ”を連発している。
竿尻が持ち上がった。
竿を掴み仰け反る。
と・・・。
ー仕掛けが動かない!
「根掛かりだ!」
一瞬、奈落の底を見たが。
より強く道糸を引くと、根から仕掛けが外れた。ーホッ。

そのままリーリング。
引いて来る途中は素直だったが、岸に近づくと急に大暴れ。-タジタジとなる
岸に寄せると、
「でかいでかい、アイナメだよ!」
と言いながらかたさんがタモ入れしてくれた。
ーナント!
見ると、アイナメはタモの中で針が外れていた。
危機一髪!
今日の運は、アイナメよりノビタの方が勝ったのだ。
丸々太った42センチのアイナメだった。
このあとが続かなかった。

最後の最後に、かたさんに
午後9時半、納竿。
かたさんと一緒に竿を片付けていた。

とかたさんが、
「カレイだ、タモタモタモ」
と叫んでいる。
タモを持って走った。
ナント、最後の最後の土壇場で、かたさん42センチのマコガレイをゲット!
マコには会えなかったが、ここは期待できそうだ。
「あなたのひとみに 虹を見た
眞子(マコ)こそ命 眞子こそ命 わが命」

本日釣果
アイナメ 42センチ 1匹

The END
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