2011年6月6日(月)
       那珂湊 海水温 15.4度
             中潮 満潮  5:21  干潮 12:45
ノビタの釣り天国


       常磐沖のカレイ釣りは今が旬!

                                     35~41センチ、マコガレイ8匹
常磐沖のカレイ釣り
船釣りでも宝くじを当てるような釣り(真鯛釣り)は嫌いである。
名人でもない釣り人には、お薦めできない。
(まあほとんどの初心者は、敬遠するでしょうけど)
我慢も給料の内と働き、休日に、名人でもない釣り師が一攫千金を夢見て宝くじに臨むなんて、時間の浪費でありナンセンスである。
ーやめときな。
その99パーセントは、夢破れて燃えカスを拾ってくるだけさ。

そんな釣りよりも今が旬の、
常磐沖の座布団カレイ(マコガレイ)がお薦め。
初心者だって、
そこそこ数も出る、かつそのドラマチックなアタリに、心拍数が上がること請け合い。
難しいテクニックはいらない。
海底を小突いていれば、だれでも釣れる。
どんな仕掛けでも、船用カレイ仕掛けならOK。
きわめて庶民的な釣りである。
初心者だって、ペテランを負かすくらい釣れる時もある。

でも・・・。
たかがカレイ釣り、されどカレイ釣り。
ーバカにしちゃいけないよ。
その釣り方は、百人百様の説があり多岐亡羊、極めるには手強い相手なのだ。
カレイ釣りの名人とは、技だけではない何かが・・・。
ピアノの魔術師と呼ばれたリストは言う、
「技巧は機械的な練習からではなく、精神から生まれる」
と。

気分はショッキングブルーで
黎明の国道245号を、那珂湊港に向かって突っ走る。
《トトト・・・・・・》と、時速30キロで。
ロシナンテも年には叶わない、これが精一杯のスピードなのだ。
すっかり雨は上がっていた。
東の空が明るくなってきた。
まだ空は雲で覆われていたが、予報は快晴。
久々の釣り、燃えていた。
BGMは、ショッキング・ブルーの『ビーナス』。
この歌を聞くと、ノリノリになってくるよ。ーホント。
下記、写真をクリックするとYouTubeにジャンプ。

「A goddess on a mountain top
was burning like a silver flame.
The summit of beauty and love
and Venus was her name.
山頂の女神は
銀の炎のように燃えていた
彼女は美と愛の頂点
その名はビーナス
She's got it, Yeah baby she's got it.
Well, I'm your Venus, I'm your fire at your desire.
彼女はセクシー そう彼女はいい女
私はあなたのビーナス あなたの欲望に火をつける

                                           
絶好のベタ凪
寄せて釣るカレイ
今日は船長のお薦めで、右舷の中央寄りに釣り座を取った。
本日のカレイ狂左ヱ門は、3人。
ちとさびしい。
カレイは、錘が上下に動く様子に興味を抱くらしい。
だから、
小突く人の数が多いほど、カレイが船の周りに多く集まるような気がする。

ー寄ってきたカレイが、誰の仕掛けに食いつくのか?
必ずしも名人の仕掛けに食いつくわけではない。
海水の流れの上流側の人よりも、下流側の人の方が分が良いようだ。
なぜなら、
上流側で海底を小突き寄せたカレイが、流されて下流側の人に掛かる確立が高いから。
それが今日の後半戦、釣れなかった原因の一つだったようだ。
でも海は川ではない、流れの方向はたえず変化する。
だから、
チャンスは誰にでもある、ただそのチャンスを掴むか掴まないか。

はじめの1匹
午前5時。
出船。
那珂湊港を、真っ直ぐ沖に走った航程25分で船は停止。
釣りを開始したのは、午前5時半。
海はガラス板を並べたような凪。
空は雲もなくなり、陽射しも明るく暖かく、爽やかな風が心地良い。
はじめに使用した仕掛けは、前回早朝に活躍した自作品。

                                   
今回もヒット、全長72センチの自作仕掛
「南無八幡大菩薩、起死回生、面目躍如、乾坤一擲乃第一投」
《ドボーン!》
道糸は真っ直ぐ海底に落ちて行った。
ほとんど流されない、海流が無いのだ。
水深30メートル、錘が海底に着地したところで道糸のたるみを取り、海底を小突くこと十数回、
《ククッ、ククッ、ククッ・・・》と、明確なアタリが。
竿先をソーッと持ち上げると、より明確な《ククッ、ククッ、ククッ・・・》が。
「フイッシュ・オン!」
そのままリーリング。
釣りを開始してからまだ5分も経っていなかった。
はじめの1匹は35センチほど。

後半は苦戦
このあともポツリ、ポツリと釣れ続き、午前7時半までに6匹釣れた。
ただ今日も伏兵がいた、フグだ。
餌を取られたのにも気ずかず、空針でシャクっていては釣りにならないので、餌を点検しながらシャクル。
釣れたフグは、全てリリース。
午前8時10分に、40センチ超のマコガレイを1匹追加。
この時点では、3人の中でダントツの1位だったが、あとが続かない。

最悪なのは、餌も9時半にはほとんどなくなってしまったこと。
船長も予備を持ってこなかった。
ーガックリ。
このあと。
左舷側、ノビタと背中あわせの人から餌を少し分けてもらったが。
餌が少ないので、1/3に千切った青イソメを、3つに分け3本の針に付けただけの戦いになる。
後半は、
左舷側2人が、ポツリ、ポツリと釣り続け、いつかノビタは追い越されてしまった。
海水は右舷側から左舷側に勢いよく流れていた、
どうやら、ノビタが寄せたカレイはみんな左舷側で釣られてしまった感じ。

        
母を訪ねて三千里
終章
突然、
「カルガモのヒヨ子だ!」
と船長が叫んだ。
見ると、
ノビタの眼の前で《ピーピーピー》泣きながらヒヨ子が泳いでいるではないですか。
こんなことあり?
まるで、ダリの絵のような珍現象ではないか。
結局、船長がタモで掬い港まで連れて帰ったのだが、そのあとどうなったかは知らない。

午前11時半。
待ちに待ったアタリが。
これがファイナルアンサーであった。
35センチほどのマコガレイだった。
午後12時、沖上がり。
今日も竿頭ならず、
「めでたさも ちうくらいなり おらが春」
 (小林一茶)
であった。

本日釣果
マコガレイ  35~41センチ  8匹

The END



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