2011年6月22日(水)
       那珂湊 海水温 16.5度
             中潮 満潮 20:58  干潮 13:45
ノビタの釣り天国


        アジにも再会できた!

                                        アジもいたどーーー
閑散とした海
今日は、いきなり真夏日。
朝から汗まみれになっていたが、海に来てみると。
砂漠にオアシスを発見したような涼しさ。
海上を駆け抜ける涼風が、心地良い。

海は閑散としていた。
はるか遠くに、一つ、2つ。
たぶん釣り人であろう、人影はそれだけ。
福島第一原発が、放射能で海を汚染してから、釣り人は激減した。
こんな海に誰がした?ーコラッ!
青く澄んだ海に、絶望とあきらめと悲しみが降ってくる。
石持や、アジ、ソイ、メバルの季節なのに、まるで海は冬景色。
中国に、
「孝子は巌牆(がんしょう)の下に立たず」
という諺がある。
孝行な子は、崩れ落ちそうな危ない塀の下には立たない、という意味だが。
放射能への過度の恐怖心が、茨城の海は”崩れ落ちそうな塀”になったのかも。

       
  放射能の広がり
左図は、かたさんが送ってきた6月16日現在の放射能の広がり。
図をクリックすると、拡大図が見れます。

笑止だが、喫煙者も釣りに来ない。
癌の発生率からみたら、タバコより海産物(茨城県)の放射線量の方がよほど安全なのに。
ー放射能が何だ!
どうせわたしゃ此の世では、花の咲かない枯れススキよ。
恐いものなぞありゃしない。
おかげさまで、
釣り場を一人で独占できる、でも、ちっとも嬉しくない。

BGM
今日のBGMは、リトル・ペギー・マーチの歌でおなじみの『アイ・ウィル・フォロウ・ヒム』。
これをペテラ・クラークに歌ってもらう。
この歌もノリノリだ。
写真をクリックすると、YouTubeへ。
「Love him, I love him, I love him
And where he goes,
I'll follow, I'll follow, I'll follow
愛している 愛している 愛している
彼が行くところなら何処へでも 
私はついて行く ついて行く ついて行く

I will follow him
Follow him wherever he may go
There isn't an ocean too deep
A mountain so high it can keep me away
私はついて行く
彼が行くところなら どこへでも
ついて行けないほど深い海はない
私を遠ざけるほど高い山もない
・・・

    
                                     浮子がポンポコ踊って
雑草刈り
釣りを開始したのは、午後5時。
12号の浮子に12号の錘を付けて、ドボーン!
と・・・。
仕掛けが海に落ち、浮子が海面に立ったと思ったら、浮子がいきなりポンポコ、ポンポコ踊りだし。
そのままズボッと沈んでしまった。
5.3メートル、錘負荷30号の竿を振り上げ、ガンガン、リールを巻いて来る。
堤防の上にズラズラと小サバとフグが上がってきた。
海の雑草どもだ。
まいった!
このあとも、サバとフグがピチピチ、パタパタ釣れるだけ。

ーアジ様、おりましたら中央フロントの方に、お出で下さい。
と、何度も呼びかけたが。
来るのはサバ乃助と、フグ乃助だけ。
それでもコマセがなくなるまでやってみようと粘ってみた。

         
午後6時半、納竿
アジはいました!
午後5時半を廻った時だ。
いきなり浮子が海中に潜った。
引きが良い。
ーこれは!
やはりそうだった、20センチ若のアジだった。
午後6時までに3匹釣れた。

そして、
午後6時を過ぎると入れ食いに。
こうなるともう斎太郎節である。
  ~アレワエー エート ソリャ
   (アー コリャコリャ) 大漁だェー
  まえは海 サーヨオ うしろは山で
   (アー コリャコリャ)

午後6時半。
コマセがなくなり納竿。

本日釣果
アジ  20センチ前後   14匹

The END
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