2011年6月28日(火)
       那珂湊 海水温 18.1度
             中潮 満潮 15:22  干潮 19:41
ノビタの釣り天国


        海にいつもの賑わいが

                                        なんとか拾った11匹
先の見えない日本!
6月28日(火)の民主党大会でも、「菅首相は辞めろ」の大騒ぎ。
家のかみさんは、菅首相は異星人ではないかと疑っている。
だから「辞めろ」という言葉がわからないのだと。
政治家も評論家もマスコミ等も、
「モシモシ カンヨ カンサンヨ
 セカイノウチデ オマエホド
 サトリノ ノロイ モノハナイ
 ドウシテ ソンナニ アホナノカ
と合唱しているのに、彼は無視。

そして、
独りつぶやく、
「燕雀安(いずく)んぞ鴻鵠の志を知らんや」
と。
燕雀(えんじゃく)とはツバメとスズメのこと。
鴻鵠(こうこく)とは、鴻はおおとりで鵠はくぐい、どちらも大きな鳥のこと。
すなわち、
<小人物には偉大な人物の心の中はわかるものではない>の意。
菅首相にしてみれば、己(おのれ)は鴻鵠であり、他は(政治家や評論家、マスコミなど)、
ツバメとスズメと思っているようだに。
ーそれでいい。
崖縁で粘る姿は、賞賛に値するよ。
どうせ次の首相だって、ろくなもんしかいないんだし。

それにしても、福島第一原発事故はいまだ収束せず。
放射能の恐怖は、北関東だけでなく静岡産のお茶にまでおよんでいる。
6月28日(火)に開催された東電の株主総会で、”脱原発”は圧倒的多数で否決されたそうな。
なんとも嘆かわしい。

題名は忘れてしまったが、こんな童話を読んだ気がする。
「ある平和な国に悪魔がやって来て。
ある晩、井戸に毒を入れた。
井戸水をのんだ人はみんな気が狂い、
正しいことは悪いことに、悪いことは正しいことに見えるようになり。
井戸水をのんでいない王さまのやることが、間違っていると騒ぎ出した。
とうとう王さまも、これではいかんと井戸水をのんだ。
そして、国は、たちまち滅亡したそうな」
ひょっとすると、
東電の株主総会に出席したみなさんは、毒の入った井戸水を飲んできたのかしらん?
ーどうなる日本!

BGM
今日のBGMは、
グレゴリアン・チャットが歌う『サウンド・オブ・サイレント(沈黙の音)』。
今度で2度目の採用かも。
訳はいつものKeiさん、漢詩のように格調高い。
それは難しいようで実に難しく、何度聞いてもよくわからない。
でも良い、実に良い。
「暗闇よ 旧き友よ
また語らいに来てしまった
影は静かに忍び入り
夢寐(むび)に種を残したから
心に植わったその影は
今も私を離さない
沈黙という音の中で

安らぎのない夢に彷徨い
丸石の径は狭い
街灯の滲む光の下で
寒さと湿気に襟を立て
ネオンの閃光に射抜かれる時
夜が避ける
そして沈黙の音に触れる
・・・

                 使用したサビキ

堤防の賑わい

今日も30度を超す暑さ。
まだ梅雨だというのに、真夏の太陽がギラギラ輝いていた。
午後5時半に海に到着。
まだ太陽は勢いよく燃えていて、地上からムッとする熱気が。
風も無く、ただそこに立っているだけでも汗が滝のように流れる。
海もすっかり伸び、空には鳥さえ飛んでいない。
ーところがどうだ!
先週は、だれもいなかった堤防に先客が7人も。

遠くに見える堤防には、数えきれないほどの釣り人が。
どうなってんの?
みんな、ノビタと同じように夕涼みがてらアジ釣りにきたのかな。

釣れたけど・・・
釣りを開始したのは、午後5時40分。
左隣りの釣り人が、24~5センチの良形のアジを1匹釣り上げた。
そのあとも彼は、ポツリ、ポツリと3匹釣った。
ところが彼の他は、だれにもアタリすら来ない。
ーおかしい?

          
午後7時、納竿
ノビタに、はじめの1匹が来たのは、午後6時10分。
このあと入れ食いに。
今度はノビタの一人舞台、他の人には来ない。
他人の不幸は蜜の味、こんな時は嬉しくなってしまうよ。
でも、神は意地悪だ。
一度に3匹掛かるのだが、テトラから引き上げるときに2匹は振るい落とされ、上がってくるのはたいがい1匹だけ。
ひどい時には、3匹すべてがテトラに喰われてしまうのだ。
これも、インシアラー。
神の思し召しか。

午後7時。
コマセがなくなったところで、納竿。

本日釣果
アジ  18~23センチ   11匹

The END
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