2011年7月3日(日)
       那珂湊 海水温 20.1度
             中潮 満潮 18:34  干潮 11:16
ノビタの釣り天国


        良形もいた!

                                        良形もいた、21匹
まだ見ぬ恋人
男のロマンを求め、近日、塩釜港の『東北丸』に乗る予定。
今、仙台沖は四面ギンザケが沸騰し、爆発しているとのこと。
一攫千金を夢見て、
日曜祭日、平日関係なく、腕に覚えのある釣り士が『東北丸』に押し寄せ、50~70センチを、一人20~60匹も釣っているようだ。
ジギング良し、餌釣り良し、サビキ良し。
ーこれを黙って、指を咥えて見ていろというわけ?
そんなアホな。
写真で見るかぎり、日立沖でポツポツ釣れているサクラマスに似ているのだが。
異名同魚か?

大震災は多くの人の命を、一瞬にして奪ってしまった。
人の生死は予測がつかない、朝の紅顔は夕べの白骨。
迷うことなかれ。
走れノビタ!
仙台沖でギンザケが待っているど。
そして、
新たな戦史を作るのだ。

さて・・・。
遠征にはかたさんが不可欠。
戦友であり、移動手段であり。
そして、
電話をすると、即「OK」とのこと。
その日から、
まだ見ぬ恋人への想いは増し、茨城の海への情熱が色褪せちまったよ。

BGM
今日のBGMは、ショッキング・ブルーの『悲しき鉄道員』。
ショッキング・ブルーの曲は、リズムがノリノリ。
ポップスは、散歩や、ボロ自転車に乗る時、そして釣りのお供だ。
この世の中に、ポップスは何千何万もあるので、あきたら次々と代えている。

「一度や二度は失恋したことある?
もしイエスなら 彼の最初のウソをどう感じた?
もしノーなら このいいアドバイスが必要ね。
鉄道員と結婚しちゃだめ。
ときどき愛してくれるけど
心は次に担当する新しい電車のこと。 
だめだめだめ。

鉄道員に惚れちゃだめ。
もし好きになったらできたら忘れること。
あんな男がいない方がいい暮らしできるから。
あああ・・・


ムシ暑い海で
朝、かたさんから電話がきた。
「形の良いアジが混じるようになったべや」
と。
場所も教えてもらった。
仙台沖のギンザケへの情熱を減らしたくないと思ったが、しばらく日誌を更新していないので行くことに。。
暗くなるまで釣れないようなので、早い夕飯を食べてから出撃した。
現場に着いたのは午後6時。
先客が5人いた。
雲で覆われた空が海と陸を圧し、ムシムシする暑さだったけど、
北からの微風が、救いになった。
波は穏やかで、ザーッ、ザーッと堤防をなめるように洗っていた。
準備をしていると、先客がピチピチピチと小サバを6匹も釣り上げた。
まだ海は小サバの天下らしい。

はじめの1匹
ノビタにも釣れるのは小サバばかり。
しばくすると、
先端で釣りをしていたカップルの男性が近づいてきて、ノビタかどうか確認してきた。
彼は、読者であった。
埼玉の八潮から奥さんと二人で、千葉から日立の海で釣りを楽しんでいるらしい。
チラッと見た彼女の笑顔が、とても良かった。
二人は、午後6時半には帰って行った。

投げても投げても小サバばかり。
と・・・。
隣りの先客の竿が、弓なりになっている。
小サバを泳がせていた竿に、待望のヒラメが食いついたようだ。
ノビタがタモを持ち、敵の浮上して来るのを待っていたのだが・・・。
戦うこと数分、足元まで引き寄せた所で、6号のハリスを切られて、ジ・エンド。
                                                   
27センチ!
午後6時50分。
15号の電気浮子が、ズボッ!と海中に消えた。
今までの小サバのアタリとは違う。
引きも全然違う。
そして上がったのは、27センチの良形アジだった。

納竿
薄暗くなると、小サバは消えてアジの天下となった。
午後7時半を過ぎると、急にアタリが遠くなり、
午後8時、仕掛けが海に落ちる瞬間に絡まり、ゴチャゴチャになったところで、納竿。

本日釣果
アジ  18~27センチ   21匹

The END
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