2012年8月28日(火)  午前1時40分~午前4時30分
       那珂湊 海水温 22.3度
        那珂湊港の潮汐 若潮 満潮 14:47  干潮  7:18
ノビタの釣り天国

       
2012年8月28日(火) 那珂湊のアジ釣り



         上級コースのアジ釣りい


                                         なんとか8匹
ダイゴミは夜の海に
深夜。
橋本菜穂子アナのNHKニュースWEB24を見ていた。
今日の話題はアスベスト。
山口県防府市の元准看護師が、30年前に手術用手袋の粉(アスベストが含まれたタルク)を吸い中皮腫となった。
このアスベスト、ベビーバウダーや鍋を掴む手袋にも使用されていたという。
どうなることやら。
午前0時25分、ニュースが終わった。
ーさアー行こう。
 元気を出して!
生きるダイゴミは布団の中にはない。
真夜中の海にある。
と、気合を入れて外に飛び出した。
向かうは那珂湊港。
狙うは小アジちゃん。
でもバカにするなかれ。
今日の釣法は、市さんより口伝された秘伝「一ノ針スペシャル」。
もちろん上級者コースで、そのダイゴミは釣りの原点だと思う。
お子さまや、ご婦人や、もちろん初心者はお役御免である。
市さんはこの「一ノ針スペシャル」で2日前、2時間で38匹のアジを釣ったと云う。
この話しを聞き、期待をバラ色で着色したのですが・・・。

BGM
今日のBGMは、タイトルに惹かれて島谷ひとみが歌う『元気を出して』。













場所が無い
午前1時半。
那珂湊港着。
すでに先客が闇の中に数人。
「先んずれば人を制し、後れれば人に制せられる」
(中国の諺)
目指す目的地は占領されていた。
ーままよ。
と彼らから30メートルほど離れた所に軍陣を展開した。
                                         
夜明けの那珂湊港
海から陸へ涼しげな微風があり、快適な夜だ。
群青の空に今夜も星がいっぱい。
静謐を破り船影からパッシャッと魚が跳ねる。
まるで、杜甫の漢詩『漫成』の情景である。
「江月人を去ること只数尺
風燈夜を照らし三更ならんと欲す
沙頭の宿鷺は聯拳として静か
船尾の跳魚は溌剌として鳴る」


午前1時40分。
秘伝『一ノ針スペシャル』、乾坤一擲の第一投。
堤防から5メートルほどの沖にポシャン。
そして、コマセを蒔きながらその時を待つ。。
開始から10分、2Bの赤い電気浮子が、スパッ!と真っ黒い海中に消えた。
「キター」
堤防の上で跳ねたのは20センチほどのアジだった。
ーホッ。俺にも釣れた!
このあともポツ、ポツきたが、かなり間があく。
午前3時を過ぎると、まったく釣れなくなった。

ーどうして?
 コマセが悪いのか?
 餌が悪いのか?
 浮子下が浅いのか?
 潮の流れが悪いのか?
 場所が悪いのか?
・・・
と、頭上でクエスチョン(?)が、無数に乱舞したヨ。
謎を解くには、市さんと一緒に来るしかないようだ。
                                      
岩の上で
帰る途中
午前4時半。
コマセがなくなった所で、納竿。
海岸通りをロシナンテに乗り帰って来た。
途中、朝日に映える海岸をカメラに撮りながら来ると。
なんと!フイッシャーマンが、岩の上でスキップバーニーを投げていた。
朝日を浴びながら竿を振る勇姿に、感動!
これは絵になると、パチリ。

本日釣果
アジ   16~20センチ  8匹



The END
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