2012年11月29日(木) 快晴
       那珂湊 海水温  14.6度
        那珂湊港の潮汐 大潮 満潮  5:12  干潮 10:03
ノビタの釣り天国

       
2012年11月29日(木) 午前6時10分~午後12時 常磐沖のタコ釣り


         たった5杯でした

                                      5匹だけど良形3匹
言いたい放題
先日、テレビのインタビューで石原慎太郎が笑いながら、
「原発問題は大事だろうが、ささいな問題だ。これほど便利な文明の力を使わない手はないだろう」
と言った。
東日本の海や陸を放射線量という猛毒で汚し、今も規定値以下とは言え農作物や魚産物から放射線量が検出されている。
放射線量が規定値以下だから安全であると、誰も保証はしていない。
それがささいなことだと一笑に伏した。

それだけではないぞ。
日中との関係を悪化させた尖閣諸島問題の火付け役なのに、火事のあと始末は他人まかせ。
あの面の皮の厚さはなんだ!

あの無責任な男が太陽の党を立ち上げ、維新の党の橋下と連携を組んだ。
基本的に脱原発を唱えていた橋下が、一転して石原慎太郎とお手手をつないだ。
ーバカヤロウ!
こんな橋下を見たら、幕末に赤心で国を憂いて奔走した坂本竜馬が泣くだろうヨ。

衆院議員選挙は12月16日である。
原発を推進する自民党や公明党には絶対入れない。
俺は単純だから、脱原発を政策の一つとする党に入れたい。
共産党でも、日本未来の党でも、社民党でも宜し。
ただし、脱原発を唱える民衆党は公約を平気で破棄した実績があるから入れない。ーフン。

BGM
今から50年ほど前の貴重な映像、LIVEで歌うロネッツの『ビー・マイ・ベエビー』を今日のBGMにした。

















寒い朝                                    月が輝く港で
午前5時20分。
那珂湊港の船着場に着いた。
すでに先客の車がズラリと並んでいた。
弱い凍風が陸から海に吹いていて寒い朝だ。
満月が西の空地上近くで輝き、月光にかすむ星が空一面で瞬いていた。
雲もなく予報通り今日は真っ晴れのようだ。
右舷ミヨシ寄りに先客の荷があったので、その上のミヨシに釣り座を確保した。
本日のタコ狙いは4人、25人乗りの船はガラガラに空いていた。

午前6時、出航。
放射冷却で白い靄が漂う海上を、船はトトトト・・・と静かに走って行く。
と・・・。
「寒くて血圧が上がりそうだ!」
と船長が操舵室から悲鳴を上げていた。
ごつい外見とは裏腹に、ノビタより先に船酔いもするひ弱な船長なのだ。

      
  靄が起つ海上
はじめの1匹
航程10分、現場に着。
すでにタコ釣り船が5艘海上に浮かんでいた。
一斉に釣り開始。
1時間、2時間経過。
応答ナシ!

8時10分。
ー・・・根掛かり!?
仕掛けが動かない。
でもひょっとすると、先日のように大タコかも。
しばらく道糸を弛ませたまま放置し、一気に持ち上げてみた。
グワーッと着け物石が持ち上がった。
                                          
日はまた昇る
「乗ったのか!?」
と操舵室から船長が顔を出す。
頭を上下に振って応える。
水深7メートル、アッと言う間に大タコが海面に浮上した。
「ザブッ!」
とタモ入れなら神業の船長が、一発で仕留めた。
船上にグシャッと落ちたタコを見て、
「これは2.5キロを超してるな!」
と船長。
今日もはじめの1匹が、一番大きかった。
このあとが続かない。

終章
反対側の左舷ミヨシ寄り、すなわちノビタの定席で釣っていた人が9時過ぎからポツリ、ポツリと釣りはじめた。
午前10時過ぎ、ノビタも意を決して彼の隣り左舷ミヨシに移動。
結果、このあと1.5キロ、400グラム、1.2キロ、800グラムと、ポツリ、ポツリと釣れた。
ノビタの定席で釣っていた人は、2キロ~3キロの良形を続けて3匹など、大いにノビタをくやしがらせてくれた。
午後12時、沖上がり。

本日釣果
真タコ  0.4~2.6キロ  5匹


The END
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