2012年1月8日(火) 曇り後晴れ晴
       那珂湊 海水温  11.5度
     那珂湊港の潮汐 中潮 満潮 11:39  干潮   5:51
ノビタの釣り天国

       
2012年1月8日(火) 午前6時30分~午後12時半 大洗沖のヒラメ釣り


         出足好調の初釣り

                                      全て60センチオーバー
沖釣り讃歌
昨日(1月7日)、お昼。
かたさんと近藤勇船長からヒラメ好調の報告があった。
ともかくもあなたまかせのヒラメ釣り。
なれど。
確かな、とびっきり新鮮な情報が棚から落ちてきたのである。
これを見逃さずにおかれよか。
「ヨッシャー!」
初釣りにふさわしい相手に、エンジン全開!
(そして期待通りの虹を見た)

ここで道草。
沖釣りの仲間が、かたさん一人なのはやはり寂しい。
そこで、今日も沖釣りの薦めを。
やはり釣りは、沖釣りを経験し、その醍醐味を知ってこそ完結ではなかろうか。
私はいつも船に乗った途端、新大陸を目指す気持ちとなる。
船長はいざ知らず、私にとってそこはいつも未知の世界、楽園なのだ。
未知の世界への期待感は、ひょっとするとコロンブスと同じほどか、な。

その未知の世界で、竿1本で勝負する。
竿を上下に揺らして相手を誘い。
竿を持つ手に全神経を集中し、海底から届く信号を心で解析する。
そして。
波や船の揺れで起こる、連続で不連続な一定のリズムに混じる一瞬の違和感を見逃さない。
ーあやしい!?
道糸を弛ませ、相手を油断させ、食い込んだら一気に。
これぞ釣りの美学ではないでしょうか?
近藤勇船長の船で、一度、ノビタと一緒にヒラメやマコガレイを追ってみませんか?
ノビタでも釣れるのですから、初心者のあなたでも必ず釣れますよ。

BGM
今日は、黒人で初のミス・アメリカになったヴァネッサ・ウイリアムスの『セイブ・ザ・ベスト・フォー・ラスト』。
日本語では、”チャンスがやっと巡ってきたと思ったのに”か?


















                                          
朝のうちは凪ていた
海は予想外の時化
午前5時15分。
那珂湊港の船着場に着く。
空は一面雲に覆われていたが、そのその雲の切れ目からオレンジ色に輝く、針のように細い三日月が輝いていた。
予報では朝の気温は1度。
たしかに凍えるような寒さは感じなかった。
先客はすでに荷物を船に運び、釣り座を確保していた。
ノビタの定席、左舷のミヨシ寄りは空いていたので文句は言うまい。
本日の乗船客はノビタも含め6人だった。

午前5時50分、活き餌を積んだ船長の2トントラック到着。
午前6時10分、出航。
まだ夜の明けない真っ暗な海を、ゆっくり南下していく。
予報では風速1メートル、波も1.5メートルとベタ凪だったのに。
港を出ると北風ビュービュー、波もうねっていた。

はじめの1匹
午前6時半。
釣り開始。
釣りを開始して5分も経たたないうちに、ノビタの隣り左舷中央にいた釣り師に60センチオーバーのヒラメが来た。
ノビタにも2度アタリがあったが、2度とも餌を齧られただけ。
と、またノビタの隣りの人に、先ほどと同じ60センチオーバーが来た。
ノビタには来ない。
毎度のことながら、焦燥地獄のマグマがフツフツと頭の中で煮えたぎる。
ーオーイ!、俺の餌はそんなに美味くないのかい?

        
波はどんどん高く
午前7時55分。
竿を持つ手に。
ブルトーザーが、ドドーン!とコンクリートの壁にぶち当たったようなアタリが。
そのままドドーン、ドドーンと、壁を押し倒す勢いで竿を引き倒す。
食い込むまで、しばし待つどころの騒ぎではない。
攻めてくる敵に、ひたすら応戦するばかり。
ギリギリギリ、夢中になってリールを巻いた。
ードスン、ドスン、ドスン・・・。
と何度も痛打を浴びながら水面まで持ち上げてきた。
隣りの釣り師にタモ入れしてもらった初めの1匹は、63センチと良形のヒラメであった。
頭の中のどす黒い雲が割れ、そこから青空が覗いたような気分に。

本日のクライマックス
2匹目が来たのは、午前9時20分。
錘は80号を使っているのだが、潮の流れが速くなると錘が浮き、竿先がフワフワとお辞儀をする。
また潮が速くなったのか、竿先が船首の方に引っ張られフワフワとお辞儀をしていた。
道糸を少し出し底を取ろうとしたのだが、錘が底に着いた着信音が届かない。
道糸を2~3メートルほど出したところで道糸の出を止め、潮の流れが弛むのを待とうとした時だ。
竿先のフワフワがバシッ!と音がするような引き込みに変化し、そのまま竿先が水面下に引き込まれたのだ。

                                       
直径50センチの樽が小さい
「オー・マイ・ガッ!」
全体重を竿にかけながら仰け反った。
ググッ、ググッ、ググッと敵も手加減はしない。
強烈な綱引きになった。
リールを巻く。
ドラッグはカチンカチンに締めていた。
引き上げて来る途中、竿がバシッ、バシッと何度も張り倒され。
その都度、全身に冷や汗が流れ、竿を持つ手が汗と潮でビショ濡れ。
ー南無八幡台菩薩。

大きく円を描きながら水面に浮上したが、敵の反撃はゆるまずタジタジ。
隣りの釣り師がなんとかタモ入れし、
「重い!」
と叫びながら船上に引き上げてくれた。
船長が操舵室から顔を出し、
「3.5キロだな」
と叫んでいた。
これが本日最大の68センチだった。

沖上がり
このあと、10時半に同クラスの3匹目が掛かったのだが、右大トモの釣り師の道糸がからみ、水面でモタモタしているうちに逃げられてしまった。
午前11時10分、60センチ級を追釣、これが最後の1匹となる。
午後12時半、沖上がり。
本日の竿頭は、左舷大トモの釣り師で、60センチオーバーを7匹も釣った。

昨年暮れ、パステル画の先生に42センチのヒラメを進呈したところ、お土産をいっぱいもらったので、
お返しにと、那珂湊から帰る途中、先生のお宅に寄り、60センチーバーを届けると、また土産をもらってしまったヨ。
なんか物々交換しているような気がしてきた。

本日釣果
ヒラメ   60センチ~68センチ  3匹

The END
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