2013年4月16日(火) 曇りのち晴れ  凪
       那珂湊 海水温  14.5度
     那珂湊港の潮汐 小潮 満潮  6:05  干潮 13:21
ノビタの釣り天国

       
2012年4月16日(火) 午前5時40分~午後12時 大洗沖のマコカレイ釣り


        座布団カレイは今が旬?


                                マコカレイ10匹とムシカレイ1匹
人生そんなもんよ
相田みつをの”降参亭主人”、
「一切我今皆懺悔
 強いのはむこッ気 うぬぼればかり
 デカイのは かけ声と ホラばかり
 脚下フラフラ 財布カラカラ
 雨ニモマケタ 風ニモマケタ
 金ニモ女ニモ ミンナマケタ」
は、酒に酔った男のぼやきかな?
でもね、こんな男が側にいたら、
「皆おんなじさ」と、肩を叩いてやりたくなるね。

今日は、そんな肩を叩いてやりたくなるような百戦錬磨と同船した。
「己に見る 松柏の 摧かれて薪と為るを
 更に聞く 桑田の変じて海となるを」
(『代悲白頭翁』劉希夷より)

日誌より結果を知りたい、というのが読者の傾向なので、釣果をまず報告。
40センチオーバーのマコガレイ7匹、30センチオーバーのマコガレイ3匹、
25センチのムシガレイ1匹、の合計11匹。
これが全て。
釣り場のせいか、潮の流れのせいか、腕のせいか。
目標の20匹には届かなかった。

        
雲のち晴
船に乗る前に酔う
話しを戻し、本日の戦闘記を以下に。
今日も寝不足で家を出た。
いつものことなので気にならない。
船に乗る前の晩は、頭の芯がはしゃいで眠れないのだ。
だから、船に乗る際は酔い止めを飲む。

那珂湊港に着いたのは、午前4時40分。
ほとんど同時に、一台の車が到着。
船に荷を運んでいると。
「オエッ、オエッ、オエッ」
と風邪をひいたカエルの啼き声のような呻きが。
ーはて?
と振り返ると。
車から降りた人間が、岸壁にかがんで吐いていた。

聞くと、埼玉から来たそうだが、船に乗る前に車に酔ったと言う。
彼は悩んでいた。
「To be or not to be,that is the question!」
(乗るべきか、乗らないべきか、それが問題だ)
と。
酔い止めを持っていないと言うので、
「これを飲んで船に酔った人はいない」
と言いながら、ノビタ愛用の酔い止め薬を進呈した。
そのあとも気持ち悪そうにしていたが、出船するころには落ち着いたようだ。

今日船に乗るのは、この酔い侍とノビタの2人だけ。
ノビタはいつもの右舷のミヨシ寄り、酔い侍は右舷の大トモで釣ることに。

全く反応なし
午前5時15分、出航。
すでに夜は明けていた。
空は一面雲に覆われ、北よりの弱い風が海を小波で埋め、低いうねりがあった。
午前5時40分、釣り開始。
水深30メートル。
海底は砂地。

トントントン・・・、スーッ、スーッ、スーッ。
と竿を舞うように操作する。
伝統工芸は九割が技術で、あと一割が魔性だそうな。
その魔性がなければ芸術は完とならないらしい。
誘いの技に魔性が生まれないのか、海は寡黙に応えない。
解の分からない、
「ゴーデイアン・ノット(難問)」
であった。
近藤船長は、この戦場をデッド・ゾーンと判断し、転戦することに。
この船長の判断が良かった。

          
47センチ
いきなり入れ食い
午前7時。
船は南へ20分ほど走ったところで、釣りを再開。
新たな戦場で、水深30メートルの底を40号の錘で数回叩くと。
ググーッ、ググーッと、待ちに待ったアタリが届いたのだ。
熱烈歓迎の1匹は、40センチオーバーの良形マコカレイだった。
ところが寸善尺魔、ペンチで針を外すとき針が折れてしまい、ハリスの交換に手間取ってしまった。
それを見た船長、
「手返しが悪い、手返しが」
と叫んでいる。
竿を出した船長にも、ノビタと同サイズのマコカレイが釣れた。

仕掛けを海に返し2~3分、誘いをかけたとき。
一瞬”クッ”と竿先に加重が。
ー?!。
竿先を下げて錘を海底につけると、ググッ、ググッ、ググッの連続した引きが。
「フイッシュ・オーン!」

竿先が持ち上がらない、そのままリールを巻いた。
ドドーン、ドドーン、ドドーン、と強烈な反撃が。
これがのダイゴミだ、エクスタシーだ。
ーカ・イ・カ・ン。
                                               
こんな奴もいた
海面を見ていた船長が、
「ダブルだ!」
と叫んだ。
40センチオーバーのマコガレイのダブルだった。
また針を外す時に針を駄目にし交換に5分ほどロス、この時、慌てなくても数は伸ばせると油断したのが失敗。
午前8時半までにマコカレイ8匹ゲット。
この時、船長も7匹ゲット。
ところが世の中そう甘くはなかった。
以降、パッタリとカレイはその気配を消してしまったのだ。
この地合に、大トモで釣っていた酔い侍は、仕掛けをいくつかフグに駄目にされ、その釣果はフグ1匹。
まことにお気の毒な結果になっていた。

ファイナル・アンサー
このあと戦場を何度も変えたのだが、どこも同じ。
船長と酔い侍は、それでもフグの他、ハナダイを数匹釣っていた。
右舷が釣れないので左舷でやってみた、強烈なアタリがあり期待したのだが、60センチオーバーのサメだった。
午前11時半。
また40センチオーバーのマコガレイの、ダブルがきた。
これがファイナル・アンサーであった。
午後12時、沖上がり。

酔い侍は、とうとう船には酔わず1匹は52センチと、40センチオーバーのマコガレイ4匹をゲットした。
酔い止めの薬のお礼にと、センベイを1枚頂いた。

本日釣果
マコガレイ  32~36センチ  3匹
         42~47センチ  7匹
ムシガレイ  25センチ     1匹

The END
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