2013年6月11日(火) 曇り時々晴れ  波1.5メートル
       那珂湊 海水温  15.2度
     那珂湊港の潮汐 大潮 満潮  2:37  干潮  7:05
ノビタの釣り天国

       
2012年6月11日(火) 午前3時20分~午前4時50分 磯崎漁港寄りの堤防 アジ釣り


           良形アジ3匹が釣れた日


                                      やったぜベービー!
大アジが待っている
つりきちさんが、久々に掲示板へ投稿してくれた。
あの場所で大アジが待っている、と。
この報告で、いるのかいないのかの、不安の90パーセントは解消された。
奮起した。
「求めよ、さらば与えられん。
 尋ねよ、さらば見出さん」
  (マタイ伝)

気合を入れて、午前3時前に家を飛び出す。
堤防前の駐車場。
街灯の薄明かりの下に、バイクが一台止まっているだけ。
どうやらノビタは、2番手らしい。
闇を透かして堤防を見ると、ヘッドランプの灯りが一つ跳ねていた。
海は、先日の不機嫌が嘘のようなおだやかさである。
ゲーテは、「不機嫌は最大の悪だ」と言ったとか。
まったく森羅万象、不機嫌は人を傷つける(何の話しだ?)。

はじめの1匹
堤防の先端まで行き、準備をはじめた。
暗い海で使用するサビキは、Hayabusaの白スキン135である。
これを名人かくべーさんに教えてもらって10年、あれ以来ブレたことはない。

釣りを開始したのは、午前3時20分。
風もなくムシムシする熱さが身にまとわりつく。
まっ暗だった。
空も地も海も黒一色に溶け、電気浮子の赤い灯りが海上にポツンと輝いていた。
低い波が、岸辺をザーッと舐めていく。
1分、2分、3分・・・、いまかいまかと浮子が沈むのを待っていた。

                              
25センチ
待つこと20分。
目ん玉があきて、暗い海を彷徨いだした時だった。
一瞬、視界から何かが消えた気配が。
「・・・・?」
焦点を、赤い電気浮子の灯りの位置に戻すと。
電気浮子の赤い灯りが、まっ黒な海にスーッと斜めに消えて行く。
この時、おれの頭上に巨大なビックリマーク(!)が。
ーきた~!
道糸のたるみをとり竿先を持ち上げると、ズッシリとした手応へ。
リールをジワジワ巻きながら、
ー慌てず、急げ!
と岸に引き寄せ、そのまま堤防の上へ。
堤防の上で跳ねたのは、熱烈歓迎の23センチ良形のアジだった。

                                          
穏やかな海だった
終章
はじめの1匹目から10分後に、同サイズのアジを1匹追釣。
いつか東の空が仄かに白んできた。
そのあとが続かない。
すっかり明るくなった午前4時20分に、本日最大の25センチが釣れたが、これが最後となった。
それから30分粘ったが応答なし、納竿。

今朝は潮が悪かった。
午前4時15分が満潮で、釣りをしたのは潮が動かない時間帯であった。
そんな条件で釣れた3匹は、明日への期待が充分膨らむ3匹であった。
「今日の我に 明日は勝つ」
ー明日こそは!

本日釣果
アジ   23~25センチ  3匹

The END
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