| ２０１５年６月２２日（月） 晴れ 那珂湊 海水温 １８．５度 那珂湊港の潮汐 中潮 満潮 ６：２８ 干潮１３：１６ |
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２０１５年６月２２日（月） 午前５時半～午後１２時２０分 大洗沖   久しぶりの鯛漁（大漁）花鯛２１匹  禍福は糾える縄の如し？本日（６月２２日）は夏至。 一年で一番昼の時間が長い日、この日を過ぎると本格的な夏だ。 ネットでは花鯛が好調らしい。 しばらく釣りを休んでいたので、釣れる魚ならなんでも良かった。 今回も千葉のごんさんを誘った。 ごんさんは陸っぱり専門だが、とうとう俺に口説かれ船釣りを始めた人だ。 今回は出足不調、準備をする段階からズッコケてしまった。 原因の一つは、花鯛は底を取って釣るという固定概念を持っていたこと。 それが間違いであることを、船に乗船してから知った。 隣りの釣り師に教わったのだが、今年は底潮が冷たいので鯛は中層まで浮上しているという。 中層釣りの場合、魚群探知機で魚を追跡する船長の指示する棚に、仕掛けの位置を合わせないと釣りにならない。 船長の指示するピンポイントで釣るには、水深メーター付リールが必要だ。 ところが昨日、ごんさんが俺と相談しながら千葉で購入したリールは水深メーターが付いていない。 ーああ 不幸は決して一人で訪れない（西洋の諺） もう一つの失敗（不幸）は、俺が用意した胴突き３本針はハリスが幹糸に絡まり使い物にならなかった。 ーああ ーでもね。 神は我々を見捨てなかった。 俺は電動リールの他に水深メーター付きリールを用意して行った。 良かったー ごんさんに水深メーター付きリールを貸し、仕掛けは船長にハリスの絡まない仕掛けをもらい、事なきを得た。 ーホッ 「禍福は糾える縄の如し」 結果、今日は特筆大書すべき鯛漁（大漁）となった。 目出度し目出度し。 絶好の釣り日和  応答無し今回船に乗ったのは我々を含む計６人。 そのうちの一人が出船前に、一つテンヤより胴突き仕掛けの方がよく釣れると教えてくれた。 これを聞いた途端、俺は期待で胸が破裂しそうになったよ 午前４時４５分、出船。 東寄りの弱い風が吹いていた。 白い雲。青い空。青い海。 そして海は穏やかな凪。 文句無しの釣り日和だ。 戦場に着いたのは午前５時２５分。 １０分ほど船は鯛の魚影を追い彷徨ったあと釣り開始。 幸先悪い出足であった。 １時間ほどまったく音沙汰なし。 ７時過ぎにポツリポツリ釣れだしたが、われわれはまだ片道通話。 鯛は呼びかけに応えてくれない。 やっぱりだめかと胸中暗雲が広がってきた。 ごんさんの勇姿  はじめの１匹午前７時２０分。 置き竿にしたままぼんやり竿先を見ていると。 いきなり竿がピョコンとお辞儀をした。 「キター」 と叫びながら隣りのごんさんを見ると、ごんさんが手に持っている竿もバタバタ大暴れ。 なんといきなりダブルヒットだ。 船上に抜き上げたのは、３０センチほどの良型だった。 嬉しい１匹だった。 胸中の暗雲がいっきに雲散霧消した。 餌を付けかえ水面下１２メートルまで仕掛けを下すと、ギュギュンときた。 ー入れ食いだ。 隣りのごんさんにも来ている。 船上は急に盆と正月がきたような騒ぎになった。 鹿島から来た釣り船  船の移動は早い船は一か所に留まらない。 一か所で釣りをしているのは、せいぜい２～３分だ。 仕掛けを下したらすぐ上げの指示。 そしてまた鯛を追う。 もたもたしながら仕掛けを下したとたん、 「仕掛けを上げてください」 の船長の指示が飛ぶ。 こんなことが何度もあったよ。 鯛のいる棚もその都度変化する。 １０メートルから２０メートルの範囲で１メートルピッチで変化した。 こんな厳しい条件のなか、移動するたびに釣れた。 何度目かやけに竿が派手に暴れた。 船上に上がったのはトリプル、３本針仕掛けに良型がパーフェクトに掛かっていた。 この後もトリプルそしてダブルが何度もあった。 一生に一度しか起きないようなことが、何度も起きたのだ。 沖上がり 午後０時半、沖上がり。 結果、ごんさんは２６センチから３５センチの花鯛を２４匹。 俺、２１匹。 指南役は俺で、ごんさんはその弟子の関係なのだが・・・。 これほど目出度いことはないのでは。 「青は藍より出でて藍より青し」すなわち、ごんさんは”出藍の誉れ”なのである。 帰り際、ごんさん「はまりそう」と言いながら帰って行った。 ごんさんは仕事があるので、なかなか釣りに来れないようだが、７月もなんとか都合をつけて来るようだ。 本日釣果 花鯛 ２６センチ～３７センチ ２１匹 Ｔｈｅ ＥＮＤ |
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