2015年8月3日(月) 晴れ
       那珂湊 海水温  21.5度
  那珂湊港の潮汐 中潮 満潮  5:08  干潮23:30
ノビタの釣り天国

       
2015年8月3日(月) 午前2時10分~午前4時 久慈川河口


     
   久慈川河口で石持釣れた


                                  
         28センチ
言いわけ?

久しく釣りに行っていない。
陸っぱりは色々な外的要因から足が遠のき。
たのみの沖釣りも最近は魚が激減し、意欲の泉は干乾び。
ーああ、乞う旱天に慈雨!
壁があるのは仕事だけではない、趣味の世界にもある。
ただそれを乗り越えるか、乗り越えないだけだ。
趣味の世界では、その壁を乗り越える必要はないと悟った今日この頃。
晴天時は野良仕事に専念し、雨天時はひょうたんの絵付けに専念し。

       
風神雷神図
その時を待つのだが、朗報いまだ届かず。
やはり・・・。
壁は自らの手で、風穴を開けねばいかぬらしい。

久慈川河口に行こう!
新聞の定点観測では、那珂湊沖の水温は20度を超した。
水温が20度を超えると、頭に浮かんでくるのは石持。
ー敵は本能にあり!
いざ行かん久慈川河口へ。
戦う日は釣り師が多い休日を避け、平日。
時刻は、人間も豚もよく眠る丑三つ時(午前2時)。
久慈川河口で石持が釣れている話しは聞こえていなかったけど・・・。

初めで最後の
午前1時半。
老馬、ロシナンテに跨り自宅を発つ。
寄る年波に勝てず、ロシナンテも近眼に(遠目のランプ切れを放置しているだけ)。
「狭い日本、そんなに急いで何処へ行く」
そんな警句を知らんでも、トットットットッ・・・と人間が走る速さでしか走れない。
それでも。
ロシナンテが切る風が、汗ばむ体を乾かしてくれた。
                                           
午前2時の久慈川河口
川に沿って伸びる土手を河口に向かって走って行くと、ポツリポツリ先客が釣りをしていた。
はるか群衆(4人)を避け、海際まで行った。
ロシナンテを止めた所は。
そこを中心に上流100メートル、下流100メートルに人影のない所だった。

街灯の灯りで、セピア色に染まる堤防の壁際で。
竿2本分の釣りの準備をし。
午前2時10分、釣り開始。
釣りを開始して5分、いきなりガガーンと堤防の壁に立てかけておいた竿が大きくバウンドした。
一瞬、心臓がドドーンと勇躍したのだが・・・。
それっきり竿は永眠してしまった。
10分、20分、30分・・・。

午前2時50分。
いきなり竿が蘇生した。
前回と同様、ガガーンと竿が跳ね上がった。
「ウ!?・・・」
ーまたガセネタか?
と思ったのだが。
コンマ5秒ほどあとに、竿先に付けた鈴が「リリーン、リリーン、リリーン」と閑静な闇を切り裂く悲鳴を。
竿にしがみつき、後ろに仰け反った。
ドドッ、ドドッ、ドドッと確かな手応え。
頭から汗を散水しながら、容赦なく、問答無用とばかりにリールを巻き、
獲物を一気に堤防から引き抜いた。
地面で、うらめしそうにドッタンバッタンしたのは28センチの石持だった。

    せんべいのような白い月が
ジ・エンド
ーさあこれからだ!
と気合を入れたのだが・・・あとが続かない。
白く丸いせんべいのような月が頭上で輝いていた。
月の周囲は青かった。
「月がとっても青いから 居眠りして待とう
星は無い。
風は南から北へ空気の流れを感じる程度。
ただ立っているだけなのに、体から汗がジワジワ滴り落ちていく。
1時間、「ラッキー・ストトライク・アゲーン!」を待ったが、海はかたくなに沈黙してしまった。
午前4時、納竿。


                                                 
キュウリ17本
家に帰り、駐車場の隅に作ったミニミニ農園で、キュウリを17本収穫した。
このキュウリ、苗木6本だけど毎朝、20本前後取れる。
すでに累計で600本収穫した。
釣りよりよっぽど効率が良い。チャンチャン

本日釣果
石持     28センチ      1匹
キュウリ  25センチ~30センチ 17本

The END
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