2016年5月25日(水) 曇りのち晴れ
       那珂湊 海水温  15.6度
  那珂湊港の潮汐 中潮 満潮   4:44  干潮 11:56
ノビタの釣り天国

       
2016年5月25日(水) 午前5時20分~午後12時 大洗沖


     
    脇役の真ダコ4ハイ!!

                                       カレイ9枚 タコ4ハイ
闘志燃ゆる
午前5時5分。
那珂湊港を出航。
今日のチャレンジャーは、宇都宮から来られた釣り士と、俺と、船長の3人だけ。
船は滑るように湾内を走って行く。
岸壁には、夜明け前からアジ釣りをしている人たちが点在していた。
まだ数は出ていないが、釣れていた。

港を出ると無限に広がる大海原。
緩いうねりがあったが、今日も穏やかな海だ。
気温は朝から高く、弱い南風が心地良かった。
雲の裂け目から金色の日光が海を射し、海に光道を曳いていた。
今日も絶好の釣り日和だ。
いつものことながら、胸奥から予科練の歌が聞こえてくる。
「腕はくろがね 心は火玉
 さっと巣立てば 荒海越えて
 行くぞ敵陣 殴り込み」
ーいざ行かん、敵は大洗沖にあり!

        
港内のアジ釣り
エサがあるぞーーー
航走15分、午前5時20分。
漁場に到着。
水深25メートル、海底は少し硬く感じた、岩盤(?)。
さっそく小突く。
スートン、スートン、スートン・・・。
トントントントン・・・。
トーン、トーン、トーン・・・。
勢いつけてドーン、ドーン、ドーン・・・と跳ね上げる。

これはマコさんへの俺からのメッセージだ。
訳すと、こうなる。
「ノビタが来たドーーー」
「美味しいエサを届けにきたドーーー」
「早いほど新鮮な青イソメが食べられるドーーー」
「エサが見えるかーーー、見えなきゃおいでーーー、ここでエサが踊ってるぞーーー」
・・・
ー応答なし。
いつものことながら一方通行の片道電話だ。


                                              
今日も釣り日和
主役や脇役が入り乱れ
開始から20分、午前5時40分。
カタカタカタ・・・と応答が。
はじめの1匹は脇役のムシガレイ、20センチ。

それから10分経過、午前5時50分。
ククッ、ククッ、ククッ・・・とさっきより少し重い応答が。
今度は主役(マコガレイ)だったが、32センチとこぶり。

それから10分経過、午前6時。
ガタガタガタ・・・ビビビ・・・と荒々しい応答が。
竿先を持ち上げると、ググン、ググン、ググンと重厚な引き。
待望の助演男優賞級のマコガレイ、43センチ。

しばらく応答が消え、午前6時半。
カタカタカタ・・・と控え目な応答。
まだ端役の33センチ、マコガレイ。

午前6時50分。
またも荒らしいガタガタガタ・・・ビビビ・・・の応答。
今度も助演男優賞級のマコガレイ、44センチ。

午前7時5分、脇役のムシガレイ30センチ。

      
真ダコがよく釣れた
午前7時20分。
ー根掛かり?
そのままリールを巻くと持ち上がってきた。
600グラムほどの真ダコだった。
嬉しい脇役だ。

午前7時45分。
43センチの主役が登場。

午前8時半、脇役のムシガレイ25センチ。

このあとが続かない。
でも嬉しい真ダコが忘れたころにポツリポツリと来てくれた。


                                            
また描いた風神雷神
沖上がり
午後12時、沖上がり。
結局、マコガレイの釣果ではノビタが6枚で竿頭に、船長と宇都宮の釣り士はそれぞれ3枚だった。
それにしてもマコガレイ釣り、数が出ません。
もう時期が終わったのかしらん。

本日釣果

マコカレイ    42~45センチ  3枚
 〃        30~38センチ  3枚
ムシガレイ   25~30センチ   3枚
真ダコ      600グラム~1.3キロ  4ハイ


The END
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