2016年6月11日(土) 晴れ
       那珂湊 海水温  17.6度
  那珂湊港の潮汐 小潮 満潮   7:07  干潮 14:03
ノビタの釣り天国

       
2016年6月11日(土) 午前5時15分~午後12時5分 那珂湊沖


     
       本日最下位!

                                  マコカレイ5枚、ムシガレイ1枚
急がないと
「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」
(夕闇がせまっているのに目的地はまだ遠い)by『史記』
沖のカレイ釣りは奥が深い。
今度こそ今度こそと出撃するのだが、目的地はまだ見えない。

帰ってきて、カレイ竿を手入れしながら。
ーそろそろ終わりにしようか。
と思う時もある。
その度に「投げ出すのか、もっとやれ、もっとやれ」
とどこからか声が。
新聞のコラムに、6才の子供の1年は6分の一、60才の大人の1年は60分の一。
と載っていた。年を取るごとに速さを増す時の感覚のたとえのようだ。
残された時間は少ない。
体が丈夫なうち、今がラストチャンス。
気違い沙汰と言われようと、マコガレイを追い続けるしかなかっぺ。

 
      爽やかな朝だった
達人たちと
午前4時20分。
那珂湊港着。
すでに先客2人が右舷側のミヨシと、大トモに竿を立てていた。
左舷側には誰もいない。
おれは、いつものように左舷のミヨシ寄りで釣ることに。
遅れてきたのは、先月、27枚釣った名人、彼は左舷」の大トモに座った。
今回のチャレンジャーは自分をふくむ4人。
自分を除く3人は、いずれも百戦錬磨の達人と見た。

午前5時出船。
本日快晴。
海はベタ凪。
空は淡くオレンジ色に染まり弱い南風が爽やかだった。
天気良し、海も良し、の釣り日和だったが、潮回りは小潮。
潮の流れが悪く苦戦が予想された。


                                              
ベタ凪の海
はじめの1匹
航走15分。
那珂湊沖で釣り開始。
開始から5分ほど、プルプルプルと小刻みなアタリ。
リールが軽々と巻けてくる。
はじめの1匹は、30センチほどのムシガレイだった。
6時50分に、26センチのマコガレイを追釣。

そのあと海は沈黙する。
1時間、2時間、3時間・・・アタリ無し。
石川啄木ではないが、
「小突いても小突いても わがカレイ釣り
 楽にならざり じっと仕掛けを見る」
ーまた仕掛けを工夫したのが、裏目に出たのであろうか?

10時に35センチのマコガレイを追釣。
そのあと10時半に37センチと38センチのマコガレイを追釣。

        
名人の小突き
土壇場に1匹
午後12時5分。
船長の終了の合図と同時に、ガタガタガタと明確なアタリ。
釣り上げたのは41センチのマコガレイ、これが最後の1匹となった。

今日の竿頭は8枚、2番手は俺と同じ左舷側にいた名人の7枚、そして俺は最下位の5枚。
今日も次回に課題を残した釣りになってしまった。


本日釣果

マコガレイ    26~41センチ  5枚
ムシガレイ    32センチ  1枚


The END
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