ノビタの釣り天国
 
2018年4月4日(水) 午前5時25分~午後12時10分
  那珂湊~大洗沖のカレイ戦



     
   好日好事であったけど


               マコガレイ6匹とムシガレイ6匹










俺の夢

今日は「つれたか丸」でマコさまに挑む。
船長の話しでは、昨日は潮が動かず苦戦したらしい。
俺はそんなことは気にしない。
釣る数ではない、いかに人より多く釣るか。
その真の目的は、マコさま攻略法を極めること。

連日アメリカの大リーグで。
日の出の勢いで活躍中の大谷翔平にあやかりたい。
投げて良し、打って良し、アメリカではベーブルースの再来と絶賛されているようだ。
彼の目的と比べたら、核爆弾と線香花火ほどの違いだけど。
いつの日か常勝無敵艦隊のカレイ釣り士になりたいものだ。

潮が動かない
午前5時25分出航。
本日の釣戦者は4人。
海はベタ凪。
鏡のような海を、滑るように船は那珂湊沖を目指した。
船が切る風はひんやりし、寒くなってカッパのフードで頭を覆った。
今日の日誌のタイトルは、
「春満海の那珂湊沖にカレイ乱舞!」
なーんて考えていたけど・・・。

   
ベタベタ凪
午前5時40分、釣り開始。
那珂湊沖、水深25メートル。
今日もいつもと同じオーソドックスなスネーク天秤の3本針全長72センチ仕掛け。
それに錘40号を付けて鏡のような海へ。
「イザ・勝負!」
とドボーン!。
そして。
小突く。
小突く。
潮が動かない。
まるで池で釣りをしているようだ。
30分経過、応答なし。

船は大洗沖に移動。
着いたのは午前6時40分。
水深35メートル。
10回ほど小突いたとき。
ググッ、ググッ、ググッ・・・と正真正銘のマコのアタリが。
と、この時。
何やら船内が騒がしくなった。
エンジンオイルが海へ流出したらしい。
この騒ぎの中で、船上に上がったのは38センチのマコガレイだった。
船長が仲間の船に連絡すると、仲間の船が来て予備のオイル一缶を提供してもらい一件落着。
このトラブルで1時間半近く、船はその場所から動けなかった。

一時、マコさま入れ食いしたが
船が修復したあと、午前8時に場所を移動。
直後に、さっきより小ぶりながら35センチのマコガレイを釣る。
潮が少し動いていた。
一時、入れ食いがあって、9時15分までに。
30~38センチのマコガレイ4匹と、ムシガレイ3匹を追釣した。
好釣はここまでだった。
                                         
船長が木端ムシを釣った
このあとマコサマはどこかに雲散霧消した。
船長が隣りで参戦しながら、
「カレイ釣りは好きじゃなけりゃ、やってられないね」
とぼやいていた。
ーそれは言える。
カレイを釣るには小突き続けなければならない。
底にその気配がなくとも、手抜きをしては釣れない。
劇作家ストリントベリーは云う。
「苦しみつつなお求めよ。
 この世は巡礼である」
ちと意味が違うけど、苦しい戦いである。
これに耐えられるのは、本当に好きでなくてはやっていられない。

頻繁に応答があるが。
山口百恵の『イミテーションゴールド』風に言うならば。
「アタリが違う 引きが違う
 強さが違う 抵抗が違う 重さが違う
 ごめんね マコさまと また比べている
9時過ぎからフグ野郎が元気になり。
エサを食い荒らされた。
6~7匹は釣ったろうか、その都度リリース。

午後12時10分の沖上がりまでに20~35センチのムシガレイ3匹追釣し、ジ・エンド。
それでも本日、マコガレイ6匹で竿頭。
目の前で釣っていた他船の釣果報告では、船中マコガレイ6匹とのこと。
なんで俺が釣れたのかは分からない。
孫子曰く。
「戦勝攻取してその功を修めざるは凶なり」
城や敵兵を攻め落としても目的を達成しない戦いは失敗である。
カレイ戦の目的は、その攻略方法を知ることである。
結局、今回もわからずじまい、ということは今日も失敗?

本日釣果
マコガレイ   32~38センチ  6匹
ムシガレイ   25~32センチ  6匹

The END