ノビタの釣り天国
 
2018年11月12日(月) 午前6時~午後12時
  那珂湊沖のタコ釣り



     
   なんとも悔しい幕切れだった


                 真ダコ4ハイ












衝撃のバラシ

今日も嘆き節のタコ釣りになってしまった。
止めの一発を喰らったのは、終了直前10分前。
長いことアタリがなく、頭の中は焦燥感が溢れていた。
その時だ。
久々の大物の手応へ。
全身が震えた。
逃がすものかと道糸を掴み、必死にタコを海底から引き上げてきた。
ーそして。
とうとう海面に、傘を広げたような大タコ(2キロ以上)が浮上。
ハレルヤーと思わず歓喜の声を出す。
                                        
海は荒れていた
喜びは束の間だった。
タモ入れ失敗!
空を飛んでいた鳥が、岩に叩きつけられたような衝撃だった。
タコが消えた海は、むなしく波打っていた。
スタンドバイミー。
「見上げる空が 崩れ落ちても
 山が砕けて 海に沈んでも
 僕は泣かない
 決して泣かない
 でもビッグ・オクトパスが逃げたら・・・」
でも。
これに懲りてタコ釣りをあきらめる俺ではない。
もうこれは恋ですねん。
老いらくの恋ですねん。
タコは永遠の恋人ですねん。
今度こそ。

    
期待に胸ふくらませ
渋い釣り
仙昇丸は午前5時55分、那珂湊港を出航。
チャレンジャーは14人。
今日は、ふったさんも参戦。
自作のタコ天仕掛けを持参してきたが、どうみても釣れそうにない。
でも本人にとっては改心のできらしい。
しばらく様子を見ることに。
天気予報は外れ外洋は荒れ模様。
東風がビュービュー、波はダップンダップン。
船はおおきな波を乗り越え乗り越え沖を目指す。


6時15分、戦場に到着。
幾分波は静かになったような・・・。
水深30メートルの海底にタコ天仕掛けを沈め、海底を小突く。
左舷側にタコ天仕掛けの釣り師が8人。
残りは右舷側で竿釣りだ。
                                       
波はダップンダップン
朝まずめ絶好の時合に、応答なし。
それでも。
6時50分にはじめの1匹、1キロオーバーが釣れた。
その10分後にまた1キロオーバー。
その5分後に、再びアタリでも引き上げてくる途中でバレル。
これが運の尽きだった。
このあと1時間、2時間、3時間・・・。
まったく応答なし。
となりのふったさんも、俺の貸した仕掛け」で1匹釣っただけ。

午前10時過ぎに、300グラムほどのチビタコを釣る。
午前11時に1キロオーバーを追釣。
そして冒頭の話しに戻る。

本日の竿頭は17匹、竿釣り(餌木釣り)の釣り師だった。
このままでは終われない。
次回は、やはり竿釣りだ。


本日釣果
真タコ   0.3~1.5キロ   4ハイ

The END
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