ノビタの釣り天国
 
2019年6月14日(金) 午前5時20分~午前11時20分
  那珂湊沖のカレイ釣り



    カレイは消えた


          ムシガレイ3匹、他はこむさんより頂き物

















久々の釣り日和
海は時化や雨、強風でしばらく釣りにならなかった。
ところが。
予報では、明日は久々の青天、かつ海も穏やか。
そして。
明日以降は、またまた天気が崩れるらしい。
行くなら明日しかない!
畑の追肥、草刈り、害虫退治、孫の子守などやってる場合じゃない。
万障繰り合わせて出撃だ!
狙うはカレイ。
でも残念ながら期待できそうなのはムシガレイだけ。
先日スーパーに行ったら、30センチクラスのムシガレイが100円で売られていたっけ。
マコガレイなら同サイズで300円は超えるのに。
やる気がうすくなるけど、いいじゃないか釣れればなんでも。
ー頑張ろう!
                                           
雲一つない夜明け
天気晴朗波低し
午前4時半。
那珂湊港着。
夜はすでに明け、港はすっかりその全貌を現していた。
つれたか丸の船上、こむさんが船を岸壁に寄せ出航前の準備に余念がない。
今日の釣戦者は4人。
みなさん常連で、カレイ釣りにかけては腕に覚えありの強者たちだ。

午前4時50分、出港。
風無く、波も凪に近い穏やかさ。
絶好の釣り日和だ。
船は大洗港に近い沖に行った。
釣りを開始したのは、午前5時20分。
水深30メートル。
錘50号、3本針仕掛けでトントンと海底を小突く。

開始から5分経過。
錘を海底から5センチほど浮かせた時だ。
いきなりバタバタバタと、竿の先が鳥のように羽ばたいた。
ーキター!
元気なやつだった。
海底から引き上げてくる途中、何度も暴れた。
はじめの1匹は、32センチのムシガレイだった。
その直後に、30センチほどのムシガレイが釣れた。
勢いはここまで。
このあと反応は消えてしまった。
午前7時25分に、やっと20センチ足らずのムシガレイを1匹追釣。
これが最後の1匹となる。

   
他船の船長のぼやきが
名人こむさんは、俺の反対側、左舷の大トモで釣っていたがやはり苦戦していた。
午前7時半に、彼も3匹目の35センチムシガレイが最後となる。
(やはり魚はいないのだ。俺の腕が悪いわけじゃないーホッ)
他船の船長のぼやきが、電波に乗り『つれたか丸』のアンテナに飛び込みスピーカーを鳴らす。
「ーピーピーガー・・・釣れない、まったく釣れない」
「ーピーピーガー・・・こまったーーー」
「ーピーピーガー・・・カレイは消えたよ」
しばらくして。
「ーピーピーガー・・・タコベイトでワラサを狙っていたお客さんがワラサを7匹釣った」
しばらくして。
「ーピーピーガー・・・ワラサ14匹ゲットしたよ」
どうやらこの周辺にワラサが群れているらしい。

船長が、
「お土産にワラサを釣ってやるよ」
と20分ほど竿を振っていたが、止めてしまった。
体力を一片で消耗したようだ。
声も出せないでいる。

こむさんワラサ釣りに挑戦
午前10時半。
今度はこむさんが、ワラサ釣りに挑戦。
タコベイト8本針仕掛けに錘80号を付け、2メートル60センチほどの竿でシャクッテいる。
開始から10分、はじめの1本を上げた。
さすがに名人は、何をやってもうまい。
以降、ひまなのでこむさんの奮闘を動画に撮った。
下記写真をクリックするとYouTubeの動画が見られます。




















午前11時、20分。
船長が終了を宣言。
船長が、最近のニュースで常磐の海にマコガレイの稚魚50万匹が放流されたと話していた。
そのマコガレイが40~50センチに育つのには5~6年かかる。
さて俺はそれまで釣りを続けられるだろうか?
そんな未来の話しより、目先の問題はカレイがだめなら次は何を狙うかだ。
船長は、一つ天やで鯛を狙うようなことを言っていたが・・・。
おれのような素人は、胴付3本針で花鯛あたりが身分相応だと思う。


本日釣果
ムシガレイ 23~32センチ 3匹

<こむさんに頂いた魚>
ムシガレイ 25~36センチ 3匹
ワラサ  48センチセンチ 1匹

The END
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