ノビタの釣り天国
 
2019年9月3日(日) 午後6時20分~午後10時40分
  常磐沖のイカ釣り



    ビール瓶サイズゲットしたけど・・・


          ムラサキイカ25ハイ&スジイカ42ハイ















本命をゲットしたけど
先日のイカ釣り戦では、ビール瓶サイズのムラサキイカは幻に終わった。
今度こそと。
9月3日(火)は那珂湊港の『仙昇丸』に乗った。
そしてとうとう本命のビール瓶サイズのムラサキイカをゲット。
目出度し目出度しだったのだけど・・・。
10人の釣戦者中最下位の25ハイ。
ちなみにこの日トップは96ハイ。
海の雑草と言われるスジイカは、42ハイゲットしたけど完全に負け戦であった。
野村監督が言う、
「勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし」
理由ははっきりしている。
敗因は2つある。

 
1灯式
原因の一つは、使用した水中ランプである。
左舷側は自分も含め5人いたが、自分は1灯式、他の4人は2灯式であった。
明るさの違いが集魚力に差がついたのだ。
前回の海戦で『つれたか丸』の船長に、ランプが暗いと注意され帰宅後ひたちなか市の上州屋に行ったが。
緑色の2灯式を探したがなく、やむなく緑色の1灯式にした。

2つめの原因は、入れ食いのピークに生来の不器用さがたたり、釣るたびに仕掛けをもつれさせ。
仕掛けを海に戻すまでの時間が、人の2倍~3倍をかけていた。
「たらたらしてるんじゃね~よ!」
と誰かにどなられそうだった。
2つめの原因は、解決が難しいけど、一つ目は2灯式水中ランプを売っている店を探せばすむ。

荒れ模様の海
9月3日(火)曇り。
『仙昇丸』は午後4時35分那珂湊港を出航。
この日の海は。
空は厚い雲に覆われ、東よりの風がピューピュー、無数の三画波が海を走り。
さぶちゃんの歌のような海だった。
「さか巻く波をのりこえて
 あとは追うなと 言いながら・・・」
でも船体が大きいのでさほど揺れなかったけど、航走約1時間半がずいぶん長く感じた。

                                         
海は荒れていた
苦労は楽しみを倍増すると、しぶきでずぶ濡れにながらデッキにしがいついていた。

午後6時、第一の戦場に到着。
船長がパラシュートアンカーを海に浮かべ。
午後6時20分。
「まだ少し早いけど棚50メートルからはじめて下さい」
日は落ちたが空にはまだ余光が漂っていた。
第一投。
錘80号、浮きスッテ5本針。
道糸が滑るように出ていく。
と・・・。
電動リールの水深メーターが40メートルを指したところで、道糸の出が止まった。
道糸のたるみを取ると、竿先が大きく上下した。
ーサバ?
高速で電動リールを巻く。
水面に浮上したのはイカ。
船上に上がっあたのはビール瓶より太い50センチを超えるムラサキイカだった。
ーしばし感動。

    
ムラサキイカとスジイカの大きさ
場所を移動
さい先良いとあとを期待したが、このあとは30センチ前後のスジイカが多くなり、たまにムラサキイカが混じる程度であった。
午後710分、船はさらに沖へ移動。
午後7時半、新しい場所で釣りを再開。
ムラサキイカが釣れ始まった。
午後8時。
ムラサキイカが入れ食いとなった。
俺も必死になったが、なんせ仕掛けを海に戻すのに手間取りモタモタ。
焦れば焦るほどモタモタ。
この入れ食いは30分ほどか。
チャンスをものにできなかった。

    
                                     足1本だけ釣れた
午後9時を過ぎると、風も微風となり波も穏やかになってきた。
空を見上げると、雲間からバナナのような三日月が顔を出していた。
このあとも俺を除く4人は、コンスタントに釣っていたようだ。
時々、大物の引きがあり仕掛けを引き上げると、針に太いイカの足が1本ぶら下がっていた。
こんなことが、何度もあった。
船長が針を大きくしたら外れないよ、と言うので大きくしてみたが相変わらず針に足だけぶら下がってきた。

午後10時40分、沖上がり。

本日釣果
ムラサキイカ40~54センチ  25ハイ
スジイカ 30~35センチ 42ハイ

The END