ノビタの釣り天国
 
2019年11月12日(火) 午前6時~午後0時
  那珂湊沖のタコ釣り



   自信を取り戻した日


                真ダコ6ハイ

















                        
自信復活
11月3日以降、2度GT(ジャイアント・タコ)に挑戦し、2度とも玉砕した。
胸中ジレンマの嵐がゴーゴーと吹き荒れ、ため息をつく日々だった。
タコ釣りの自信は99パーセント蒸発していた。
ーそれが一転した。
本日の釣果、4匹バラシたがGTを含む6匹のタコを仕留めた。
青い空、白い雲、空気が美味い。
縮緬皺(ちりめんしわ)が広がる青々とした海はベタ凪。
汗ばむような陽気に、西よりの微風が心地良かった。
今日は久々に心中の暗雲が一気に吹き飛んだ記念すべき日になった。
さーこい、常磐沖のタコよ、俺は甦った。
次回からは、もっともっとアグレッシブに闘うぞ。
覚悟をしておけGT。

                                    
本日釣り日和
はじめの1匹
那珂湊沖、航程15分。
釣りを開始したのは、午前6時。
開始して3分も経過したか。
「サトさん、1匹上がったよ」
と船長が教えにきた。
ーエッ、もうきたの!?
タコがそんなに簡単に釣れるなんて。

それから数分あとに、奇跡が起こった。
午前6時10分。
シャクッていた竿に急ブレーキが。
竿が”の”の字に曲がり、そのままその先が海に潜った。
ー根掛かり、アタリ?
リールをフリーにし、糸を放出し。
数秒待ってから力いっぱい竿を起こすと、持ち上がった。
ー(たこが)乗った!

        
午前6時釣り開始
リールを巻く。
ー重い!はんぱなく重い。
リールは手巻き、巻くたびにギーと悲鳴を上げる。
錘は150号と重めだが、そんなもんじゃない。
水深26メートルがとてつもなく深く感じたヨ。
船長が側で、ギャフを持って待ち構えていた。
タコは途中にバレたり、海面に浮上してもタモに入れ直前でバレルことが多い。
船上に引き上げるまでは、本当に気が休まらない。
船長がギャフを撃ち船上に引き上げたのは、本日最大の2.7キロの大ダコだった。

この直後、午前6時20分。
またシャクル竿にブレーキが、1匹目と同じアタリだ。
2匹目も、1.2キロの良型だった。
まったく信じられない展開になった。
                                   
今回使用した餌木
終わりに
今回は、今までとは違う仕掛けに変えた。
それが効したのかな?
それと今日はタコの活性が高く、自分も含め13人乗船したが平均6匹の好成績だった。
常磐沖のタコ釣りは、今が旬なのかもしれない。
ーラッキー・ストライク・アゲイン!
と、近日中に再挑戦だ。



本日釣果
真ダコ 1200~2700グラム 6匹

The END