2023年9月12日(火) 午後6時15分~午後10時半 那珂湊沖で剣先イカとムギイカ、スルメイカ釣り 悪戦苦闘ながら剣先イカが釣れた 剣先イカ5匹、ムギイカ17匹 まだまだ真夏 今日は9月14日。 朝の気温は25度、昼は32度と、まだうだるような真夏が続いている。 昼下がり、エアコンの効いた部屋から外に飛び出す時は”心頭滅却すれば火もまた涼し”と気合を入れるのだが・・・。 1時間も外で動いていると、ギブアップ。 この暑さに負ける日々に元気をくれるのは、エンゼルスの大谷翔平の活躍だ。 でも今、彼は。 体の故障で10試合連続欠場。 このままでは45号ホームランは、夢のまた夢、屋根まで飛んで壊れて消えたシャボン玉になるかも。 エンゼルスのネビン監督は、「明日は出場できるかもしれない」と、期待させるけど。 ミニミニ大谷 当日になると欠場の速報が。 でも、元気をくれるのは大谷だけではない。 少年野球団で奮闘している孫のこうきからも元気をもらっている。 試合の度に、ヒットをかっ飛ばす期待のエースだ。 このこうきが将来、大谷翔平になるのでは?と夢見るジジイ。 体が腐ってしまう暑さを吹き飛ばすため。 9月12日、また夜のイカ釣りに挑戦した。 はじめの1匹は 午後4時10分、那珂湊港に着いた。 すでに釣戦者20人ほどが、船に乗っていた。 陽射しには黄昏色が混じっているが、まだ暑さは和らがない。 じっとりと体が汗ばんでくる。 午後5時5分、出港。 風はゆるい東寄り、海は低いうねりがあり小波に覆われていた。 船は波を掻き分け、一路直線で沖をめざす。 向かい風が心地良い。 なんか生き返った感じがする。 午後5時50分、船は停止した。 はるか西に街の灯りが見える。 船長がパラシュートアンカーを投入に船袖先に行く。 午後6時5分、船の集魚灯が点灯。 午後6時15分。 釣り開始。 仕掛けを投入、水深42メートルで停止した。 仕掛けを1~3メートル引き上げた。 と、その時だ。 ガンガンガンと竿が暴れた。 ーまずい! これは伏兵のサバだ。 慌てて、電動リールのスイッチをON。 電動リールが唸りを上げて引き上げてくる。 竿は何度も大きくお辞儀をくり返していた。 水面下、1メートルで電動リールが停止した。 その先の竿の動きが。 ーなんか変? サバなら右に左に暴走し、竿を引き回すのに。 竿先は、左右に動かず垂直にズシンズシンとお辞儀するだけ。 ーこれはイカだ! 仕掛けには5本のスッテが1メートル間隔で付いている。 その最後のスッテに、良型の剣先イカがブラ下がっていた。 現場は穏やか海だった 一度あることは二度ある。 仕掛けを海に返し、海底から2~3メートル引き上げたところで数回シャクルとまたも強烈な引きが。 2匹目も剣先イカだった。 操舵室から船長が顔を出し、 「サトウさん今日は調子がいいね!」 と叫んでいた。 ところが絶好調はここまで。 長年の経験からこんな日はあとが続かない、と思っていたが。 その通りになってしまった。 ところが。 隣りで釣りをしている釣り師は、次々とムギイカを釣っていた。 それも一度に2匹、3匹、4匹も釣っている。 彼がこの日のトップで、アッと驚く99匹を釣っていた。 スッテ5本仕掛け ーこの違いは何か? 仕掛けが違う、1メートル間隔に11本のスッテを付けていた。 水深40メートルで、釣れるのは水面下10メートルから。 すなわち水中30メートルの範囲を幅11メートル幅の仕掛けで探るのだから効率が良いのだと思う。 ナント!彼が釣れはじまると、スッテ5本仕掛けの俺にはイカが来なくなってしまった。 なかばやけくそになって島倉千代子の「愛のさざ波」のアレンジ版をぼやいていたよ。 「この世に神様が 本当にいるなら どうか私にも イカを分けてください ああ海の中で スッテが5つユラユラと。 はやくはやく くちづけしてね くり返すくり返す さざ波のように♪」 なんとかポツリ、ポツリとアタリがあったが。 午後9時、潮が引け一杯になった以降、アタリがさらに遠のいた。 サバの味噌にが好評だった 終わり 午後10時半、船全体からアタリがなくなり納竿。 夜中の午前0時15分、帰宅。 貧果なれど、期待の剣先イカ5匹とサバが3匹釣れた。 我が家では、孫がイカよりサバの味噌煮が大好きなので救われた。 本日釣果 剣先イカ 40~45センチ 5匹。 ムギイカ 20~240センチ 27匹 The END |
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