1998年 11月22日(日)大洗某堤防          
タコが大漁の日!!!
                               
    朝6時10分、日の出前の堤防
朝4時58分、まだ暗い家の前にアジさんの車が到着、時間通りだ。
最近、日立周辺の堤防ではダイヤモンドのように希少となったタコ、とてもノビタには釣れそうもないと、視点を大洗に移した。

黒鯛釣り師には厳しい天候
朝6時10分に大洗の某堤防に着く。

アジさん、ナオさん、それにノビタの3人、他に誰もいない、昨日の日立港沖堤防に比べると別天地だ。
早朝は無風、空も輝いていたが次第に北西の風が吹き出し、暗鬱な雲に覆われ、寒い1日となった。アジさん達黒鯛釣り師2人は、この北西の風と波に終始泣かされた。
我々より一寸遅れてタコ釣りをする人が2人。

     第1号           開始10分で第1号、続けて2号、3号..
早速、お馴染みのピンクのワーム付きタコ天仕掛けを、海に投入。
今日のこのワーム仕掛けの活躍?には目を見張らせられた。
海底は砂地混じりの岩礁なので、仕掛けが時々砂に埋もれ停止、タコの魚信と錯覚し紛らわしい。
投入から10分、移動中の仕掛けが磁石に張り付くように停止した。
ガーンと竿を思いっきりハネ上げ、リールをガンガン巻き、一気に抜き上げた。
小振りながらも800グラム程のタコだ。
昨日の惨たんたる思いを、一気に吹き飛ばしてくれた第1号だ。
                                              
第2号
第2号1.5キロ、第3号1.8キロが、7時20分までにたて続けに上がった。
最近の釣り状況と比べると嘘の様だ。









                                               
第3号
この後しばらく釣れない状態が続く。
7時頃からカレイ釣りの人達が、2人、3人と連れだってやってきた。
やはりここも、カレイだ。







カレイは40〜50センチがアベレージサイズ                      第4号
8時頃、第4号が来た。
拳大であったが、本日のレギュラーサイズからすると赤チャンなので、記念写真を撮った後にリリース。
500メートル程先にいるアジさんの所に行きタコの状況を報告、しばらく周囲でタコを探っていると、仕掛けが全く動かなくなった。
タコの魚信は仕掛けと根に隙間のない圧着状態、根が掛りは全く動かなくても、仕掛けと根に僅かな遊びを感じるものだ。

タコなら待つしかない、竿を置き周囲の様子を見に行った。
丁度カレイを上げた人がいた、30センチは越えている。

小さい小さい35センチ
良い形ですね、と話しかけると「小さい小さい、此所は40〜50センチがアベレージですよ」                   レギュラーサイズ45センチ
随分でかくでたなと思ったが、この後他の釣り人が、45センチのカレイを上げ、それを立証した。

タコと思いこんだ仕掛けの不動は、結局根が掛り、運よくはずれホッとした。


地上のタコとの闘い!
ピンチの後にチャンスあり、この後すぐ同じ場所で、1キロを越える
第5号のタコが上がった。
ところがこのタコ、大変負けん気が強かった。
仕掛けをはずそうとすると、タコの足が手を這いからみつく、それを剥がそうとすると、他の足がブーツにベッタリ張りついてきた。
もう一方のタコの足は腕を這う、体の自由がきかない、気持ちワリィ〜!!!
そら手だ、足だ、腕だ、剥がしても、剥がしてもペッタ、ペッタくっく、まるで蝿とり紙にひっついた蝿になってしまった。

汗を流し夢中になってもがいていると、ふと周囲が気になる。
釣り師が2人、こちらを見て手を叩かんばかりに喜んでいる、ガーン!
シマッタ〜!格好の見世物になってしまった。
冷静に考えれば、こちらが向きになるから、タコが逆らうのだ。
黙って静観の戦略に出た、すぐタコはノビタに興味を失い、堤防の上を這って逃げ出した。
ソレッ〜!と首を掴まへ、エーイィ!と網フタ付きバケツに放り込んだ。
ホッと溜め息、疲れたぜ〜。
このタコはアジさんに進呈した。

タコ7杯の大漁
この後も納竿の午後1時半までに
第6号1.7キロ、第7号1.8キロを追加。
他のタコ釣り師は途中からカレイ釣りに変更したこともあり、それぞれ0杯と1杯で終わったようだ。
最近、日立のお魚センターで、1キロ程のタコが2千円とカミさんがこぼしていたが。
久々にカミさんに喜でもらえそうだ。
結局、今日のタコの餌代はサンマ1本半なので100円で済み、これも上々。

大漁の勝因?                                 本日の釣果
今日の大漁の勝因?場所もあるが、タコ天仕掛けの上、15センチに取りつけたピンクのワームだと思う。
ユラユラ、フリフリとタコを挑発し、タコを狂わせ、抱きつかせる新兵器だ。
しばらくノビタはこのピンクのワームを、タコ釣りの時に、手放せないようだ。
こういうの馬鹿の1つ覚えと言う。
今日は”LUCKY STRIKE”も吸った、これもしばらく持参するようだ。

来週はこの場所で再度タコ狙い、カレイも狙い自己記録32センチをはるかに更新したい。
今日は此所で、その夢と期待を持たしてもらった。
アジさん、ナオさんは黒鯛に振られ完敗。
アジさんは、それでも外道に30センチ程のムラソイを1匹上げた。


 
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