1999年 1月24日(日)日立港沖堤防                
海は大荒れ、それでも何とか釣りました!
                                      防波堤を越える波飛沫(しぶき)
昨夜、明日の朝は5時に出かけるよ、とカミさんに話すと
「朝食の用意をして4時半に起こします、食事を摂ってから出かけなさいよ!」
朝4時半、カミさんは
.Z.Z.Z.....夢の中。

5時15分、暗闇の外に出ると風が顔にあたる。
海は荒れる、ガーン!
昨日釣りに行き、今日会社に行けばよかった、と悔やむがもう遅い。

フイッシングセンターで
5時半過ぎ、日立フイッシングセンターに着いた。
沖堤防への渡船客でゴッタがえしていた。
店の奥を見ると伊藤さん、アジさん、坂本さん、オノさんがいる。

アジさんとオノさんは、しばらく様子を見て判断すると言う。
結局、伊藤さんと坂本さん、他の釣り客10人程が船に乗った。
アジさんは船着き場で我々を見送った。
暗い海、船が走ると波しぶきが次々と飛んでくる。
6時10分、船着場から沖堤防に登ると、風はさらに強く、堤防は波飛沫で濡れていた。

    
    テトラに砕ける波
日立丸は行く
ポイントには誰もいなかった。
沖釣り船日立丸が、丁度、港から外洋に出るところだ。
船が波のうねりで大きく上下し、谷間に沈んだ瞬間視界から船が消え、かろうじて船のマッツトが見える。

ノビタも何度も経験したが、決して良い気持ちはしない。
今は安全な場所で見ているが、乗っている釣り客の心中が察せられる。
船はいつか兎の跳ねる沖に、見えなくなった。


それでもタナゴは釣れた!
ビュービューと吹く風のなかで竿を出し、仕掛けをセット、普段の何倍かの時間を要した。
釣り始めて10分、反対方向に行った伊藤さんと坂本さんが、場所を移動して来た。
その後ろから会社の釣り仲間のウサさんが歩いて来る。
ウサさんは竿を出すのをためらっていたが、ノビタがタナゴを上げると、やっと釣りの準備を始めた。

                               
             寒さに震えるウサさん
引き味が楽しめるタナゴ釣りも今日は竿が風圧を受け、魚の引く力が鈍く感じ、もの足りない。
フグ野郎メに餌を取られ、何度もサビキ仕掛けに沖アミをつけるのだが、仕掛けも餌も風に吹き飛ばされ、泣けてくる。

置き竿にしておくと、強風でも竿先をグイグイ引き込む。
タナゴの引きは明確だ。
釣れる間隔は間のびして8時半までに5匹、先週より型は小さい。

       
黒鯛釣り師も苦戦

伊藤さんや坂本さんは足元の渦巻き状態のサラシで黒鯛を狙ったが、外道に27cm程の海タナゴが1匹きただけ。
他の釣り師には、外道に25〜27cm程のソイとドンコ。
8時45分、迎えに来た船でウサさんは帰った。
その直後にバタバタと良型のタナゴが3匹連続してきた。





納竿                                        本日の釣果タナゴ8匹
9時15分、ウサさんを送った船が、折り返し迎えに来たので慌てて竿を片ずけ船に乗った。
船は満員状態だった。

堤防にいた釣り師の殆どは船着き場に集合し、再度迎えに来るのを待っていた。
同じ船に乗り合わせた釣り師達は、皆ずぶ濡れ。
中央付近にいた釣り師達だ、中央はやはり外洋からの飛沫(しぶき)がひどかったようだ。
ダブリンコ、ダブリンコの内湾を渡し船は行く。
9時半、第5埠頭に船が着くとホッとした。
アジさんオノさん来なくて正解だったよ!

タナゴの食べ方
背開きにして辛めの塩水に15分程浸し、乾いた布で水気を拭き取り
1昼夜干した後、焼いて食べるのが1番です。

 
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