1999年 2月7日(日)日立沖堤防                   
海はまだ春遠く
                                             
日の出をじゃまする雲
朝5時40分、フイッシングセンターの店の中はガランとしていた。
既に沖釣り船や沖堤防渡船の客達は、船着場の方へ移動したらしい。
フイッシングセンターのお姉さんに、アジさんが来たかたずねると、
「今日はまだ見ていません、アジさんが来たら目を閉じていても分かるんですけど〜」
そりゃそうだ、あのにぎやかさはマネ出来ません。
お茶を一杯頂き船着き場に行った。
先客15〜6人が暗い船着き場に立っている。

    
アジさん、寒々とルアーを引く
沖堤から戻った船に全員が乗り込んだ所に、アジさんが手ぶらで飛んで来た。
アジさんは次の便で行くと言ったが、船頭さんは彼が準備するまで待ってくれた。
船のマットに結わえた旗が、北風にはためく。
今日も寒そうだ。
沖堤防6時10分、いつものポイントに先客が一人。
殆どの人が中央寄りに座布団カレイを狙いに行き、先端側はアジさんと先客の3人しかいない。

                                         
テトラの影の孤独な釣り師
日の出を妨げる低い雲が水平線上に細長く横たわっている。

タナゴ健在!
北風が冷たく、手を出しているとかじかんで来る。
アジさんは海に浮かべた冷凍のコマセが溶けるまで、ルアーを始めた。
あてもないルアーだ。
ここでは定番となったサビキ仕掛けに沖アミをつけ足元に落とし込む。
全くアタリ無し。
すぐ竿を引き上げ餌を確認すると既に餌はなかった。

  
蒸気が登り始めた海上
また小フグが棚からぼた餅とばかりに、沖アミを一瞬の内に食べてしまったのだ。
20分程経過した所で、なつかしくも、待ち遠しかった竿の引き込みが来た。
キュンキュンと元気なタナゴのアンサーだ。

リールを巻いてくると、小さく海中を旋回しながらタナゴが浮上してきた。
23cmと小振りなタナゴだが、まだタナゴ健在を証明する貴重な1匹だ。
午前7時半、空に半分程広がっていた雲がしだいに薄くなり消えて行く。

                                     
     中央付近のカレイ釣り
海上に日が射し、蒸気が上がり始めた。
風は絶えず吹いている、気温はまだ零下だ。
この後2匹目を追加、その後は全く釣れなくなったので、カレイ釣りの様子を見に行った。

 
  伊藤さんがいた
カレイと黒鯛
カレイ釣りの人気スポットは堤防の中央付近である。
20人程の人が一人平均3〜4本の竿を並べている。
釣れていたのはその内の3人だけ。
皆竿先をじっと見つめている。

誰かの竿が重くしなりリールを巻く手に力が入っている、皆の熱い目線がその人に集中した。
上がったのは、大きなヒトデだ。
このような場所で仕掛けの餌を交換する際は、出来るだけ軽そうに、早いテンポでリールを巻く必要がある。
そうしないと皆の熱い目線の集中打を受け、結果、皆の期待を裏切ることになるからだ。

黒鯛釣りの人気スポットには、5〜6人の人がいた。
伊藤さんや坂本さんもいた。
今日は外洋も穏やかで、黒鯛日和だが、まだ誰も上げていないようだ。

アジさん久々のヒットだったが....
午前11時、アジさんの声がする。
見に行くと、竿が魚の連打を受け、弧を描き海に引き込まれている。
と、アジさんの落胆の声、
「何だ〜、海タナゴだよ〜」

 
  期待ハズレ
28cmの良形のタナゴだった。
これはノビタが頂いた。
11時半、納竿。
今日の釣果は、海タナゴ3匹と20cm強のアイナメ2匹。
但し、この内タナゴ1匹とアイナメ1匹はアジさんが釣ったものを頂いたものである。
帰りの船で乗り合わせた釣り師のビニールバケツに、テトラの穴釣りで仕留めたという黒メバルの30cmが1匹入っていた。
今度はテトラの穴を専門に狙ってみるか。
                      
     本日の釣果









 
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