久々の川釣りで!
8月11日茂宮川
義兄を連れて 風の囁きだけが
義兄が朝の8時頃、宮城を立っ�て、我が家�に着いたのが午後1�時。
目的は釣りの勉強。
年に一回の3日間ほどの集中訓練�だ。
先生はノビタだが・・・。
初日は、茂宮川のセイゴを狙う事�にした。
1時間ほど休んでもらい、いざ行かん茂宮�川。
釣れるか、釣れないかは、運まかせ風まかせ♪。
本日は大潮、午後18時半が満潮。
此所は上げ潮が好機なので、グッドタイミングだ。
電車でGO! 風?アタリ?わからん!
人気のない岸辺
午後2時半、釣り開始。
竿は3本で勝負、全て袖針9号の1本針仕掛け。
餌は青イソメの中太、1パック。
開始から午後5時の納竿まで、20センチ程度の小物だがポツ�ポツと釣�れ続く。
涼しい北西の風が吹き、葦が絶えずザワザワと波打ってい�た。
釣り人が、佃煮になるほど並んでいる何処かの堤防とは大違�い。
人気無しの、浮世離れした世界だ。
時々、陸橋を常盤線の電車が、ゴーーと走り抜ける度に、眠�気が飛ばさ�れる。
狙うは、50センチ級のフッコだったが、本命は最後まで登場せ�ず、風が�強くなり釣りずらくなったので、午後5時納竿。
本日釣果 15~20センチ セイゴ14匹
12~18センチ
ハゼ6匹
20センチ チンチン1匹
本日の天の恵み
8月12日涸沼川
途中、道草を食ってしまったので、目的地に着いたのは午前�11時。
狙うは夏ハゼ。
此所にハゼ釣りに来たのは8年ぶり。
コンクリートの岸辺 義兄も誘い釣りに
無事だったハゼ
昔、葦が茂っていた岸辺は、人工のコンクリートで固められて�いた。
この周辺に棲息していた生き物は、このコンクリートという文明�の異物で�抹殺されたのでは。
ハゼは無事なのか?、あせりながら竿を出す。
釣りを開始して即、置き竿が、プルンプルン震えた。
ヒヨイと竿を持ち上げると。
20センチほどのハゼ太郎が、水面から顔を出し、ピチピチと�水滴を飛�ばしながら上がって来た。
感動の一匹、ハゼは無事だった♪。
南極に取り残されたタローやジローと、隊員が再開した時の感�涙が、分�かる様な気がする。
隣りの義兄にも同サイズが、入れ掛かりで3匹。
この後もポツリ、ポツリと上がるが、勢いが無い。
ハゼ釣りは誘いがコツ
午後3時頃から、不精釣りの置き竿を止め、竿を手に持った誘�い釣りに�切り替えた。
仕掛けを30メートルほど斜めに投げて。
そのまま岸辺寄りを、ゆっくりポンピングする要領でリールを�巻いてく�る。
すると、必ずと言っていいほどの確率で、キュキュキュとアタリ�が。
此所で合せると、大概外れてしまうので。
アタリがあったら、竿をそのまま動かさずに数秒待ち。
わずかに聞き合わせると。
この瞬間、重さを感じれば針掛かりだ。
重さが感じられない時は、ソロリとリールを巻いてみる。
すると、魚が慌ててまた餌に飛びつくのが、明確に分かるハ�ズ。
本日ハゼ80匹
誘い釣りは恋の駆け引き
ハンターは、動かない獲物には興味を示さないが。
逃げる獲物には、すぐ飛びつく性質を持っている。
人間の、男と女の恋の駆け引きも、つきつめればこれが原点�なのかも。
誘い釣りは、この辺の心理をうまく掴んだ釣法で、置き竿で待�つ釣りの�数倍の効果があるようだ。
午後4時に納竿、午後3時頃からの誘い釣りで数を伸ばし。
2人合わせて80匹ほどの釣果となった。
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