5月3日はメバル記念日春の祭典 雲間から青い月が 黄昏濃い午後6時45分、第一投。 10分、20分と時が過ぎ、夜が勢いを増し、周囲が暗くなって来る。 生き物のように波打つ黒い波の背に、月の光りがキラキラ舞い始めた。 波間に漂う電気浮子、その灯りが消えては浮上する度に、小さい失望感が。 今夜も駄目なのだろうか?。 突然、浮子が何の前触れもなく、いきなりズボッ!と海中に没し。 その瞬間、竿を持つ手に、ピピピピッと魚の動きが。 ピシッ!と竿を大きく後ろに振り上げる。 ククククッーーーーと魚の手応え。 「フイッシュ・オーーン♪」 ”壊れ物注意!”を寄せるように、リールをソロソロと巻き、引き上げると。 14〜15cmのメバルだった。 これが今夜の、春の祭典の幕開けだ。 この後、仕掛がポチャーン!と海に落ちる度に、仕掛がメバルの背に当るような入食いとなる。 時には、2本針仕掛にダブルも。 何故、かくべーさんは来ない? 月夜で、風もなく、暖かく、そして魚乱舞の夜。 こんな夜に”かくべーさん”は来ない。 そして一昨日(5月1日)、冷たい北東の風がビュービュー吹き荒れ、魚もポツリ、ポツリの夜に、午後4時〜翌日の午前1時までこの場所にいたという。 まるで、ジャンバルジャン(あ々無情)だ。 彼は自分を鍛えようと、あえて苦行、いや狂気?を求めたのだろうか。 今度、彼に会ったら聞いてみよう、何故、入食いとなる穏やかな日を避け、嵐の日に釣りに来たのか。 上針に掛かるメバル 真上の月は、時刻の経過と共に輝きを増し、地上は昼間のような明るさとなる。 いつか夜空から大半の雲が消え、夜空に星が無数に輝いていた。 地上に人影無く。 切れ目無く続く入食い。 「デスカバー・ジャパーーン、今夜は最高♪」 今夜の仕掛は、日立フイッシングセンターのサウス店で調達した右図の胴付き2本針を使用した。 ハリスは太さ1.5号で、長さが20cmと長い。 その2本針のいつも上針に掛かるので、浮子下を3mから1.5mまで徐々に水面近くにしたけど、それでも上針に掛かる。 何故なんだろう?。 集魚用に、ハリスの根本に付けたケミホタル(化学物質の発光体)の色なのか。 下針には緑色、上針には青色を付けたのだが・・。 下針用 上針用 納竿 午後8時半ごろから掛かりが悪くなった。 アタリの強さが勢いを失い、僅かに沈んでは浮かぶ軽さだ。 沈んだ瞬間に居合い抜きの如く合せるのだが、空振りが連発。 この為、ヒットとする確率は、合せる回数3〜4回に一回である。 でも入食いに変わりなく、時を忘れ夢中になる。 空振りする度に餌の沖アミを失い、餌の消耗激しく。 午後10時半、餌が尽き納竿。 本日 釣果 こんな日もあるのさ。 青い月の光りを浴びながら口笛を吹き、意気揚々と港を後にした。 今日、5月3日は、メバル記念日としよう、チャン、チャン♪。 本日釣果 メバル 14〜15cm 28匹 The End |