2004年5月25日(火)三流の釣り場
               午後7時〜午後9時

  
    また1cmサイズアップ!

ぼやきながら今日も                 小波が、こんな日は・・
釣り馬鹿なれど心は錦。
陸から見えない海中の魚を、どう読むか。
馬鹿に釣りができるか、と大見栄切って。
情報を収集し、分析し、推理し、ポイントと時刻を決定し。
そのほとんどが外れ。トホホホとなる。
馬鹿と言われ、ヘボと言われ、嘘つきと言われ。
その度に、心はチクチクと痛み。
そして人間は強くなる。
でも腕だけは昔のまんま。
ノビタの腕では、賢くスレた尺メバルは無理なのか。
とぼやきながら、今日も小メバル釣り。

医者の忠告
先日、病院の先生に、スポーツは何をしているかと問われたので、
「釣りです」
と得意そうに応えたら、あまり殺生はしない様にと忠告された。
ひょっとすると先生は、神を信ずる熱心な信者だったのかも。
医師という職業は、人の命を預かる大変な職業なので、神にすがりたい気持ちはよく分かるが。
患者を診ながら、
「天にまします我等の神よ、どうかこの注射が効きますように、アーメン」
と神棚を仰ぎ見る医師の所には行きたくないな〜。

   
またサイズUP
サイズUP
まだ明るさの残る夕暮れ。
いつもの、難易度100パーセントの難所に仕掛をキャステイング。
期待通り第一投目から、ズボッと浮子が沈んだ。
引きの良さに、今日もスワッ!尺かと思ったが、また期待外れ。
でも18cmと、先日より1cm成長。
此所のメバルは3日に1cmのスピードで成長しているのか。
入食いで5匹釣った時に、後ろに黒い人影が。
一寸気になったが、今が時合と顔を戻し、浮子を注視した時。
「早いな〜、ノビタさんは」
その声は聞き覚えがある、我が同志のFisherさんだ。
竿1本の他、何も手に持っていない。
また彼はルアーだ。
今、入食いですよと教えてやった。

一瞬、お先真暗
この後、また。
電気浮子が、黒い海を黄色く染めながら沈んだ。
竿を振り上げる。
途端、目の前が真っ暗になり何も見えなくなり。
30センチ四方の岩の上で身体がグラリ。
恐怖が脳裏を一閃。
魚が発信する信号が、海中に伸びた道糸を通し、ビシ、ビシ竿に伝わって来ていた。


竿を振り上げた直後に腰を屈めたが、その時、ヘッドランプの重みで帽子がズリ落ち視界が消えたのだ。
突然、視界が消えた時の恐怖は、また格別である。
すぐ竿を左手に持ち直し、右手で帽子を持ち上げ、ホッ。
釣れたのは、17cmほどのメバルだった。

納竿
午後7時半を過ぎるとアタリが遠くなり、午後9時に納竿。
Fisherさんの釣果は、8匹だった。
Fisherさんにルアーの仕掛を見せてもらい、ノビタが気がつかなかった必策を知る。
そのアイデアに感心させられた。
是非、次回試してみよう。

本日釣果
   メバル 16〜18cm 9匹

番外編
ツバメの子殺鳥事件
<第一章 親ツバメ乱心?>
一昨日(5月23日)のことである。
「お父さんタイヘン、タイヘン!」
とカミさんが、ドタドタと階段を駆け上り、ノビタに何やらご注進に来た。
彼女の話しは長いので、枝葉を切り捨てて要約すると。
親ツバメが子ツバメを殺し、巣の外に放り投げている最中らしい。

あわてて玄関に飛び出すと。
地ベタに、まだ嘴が黄色く、羽根も生え揃っていない死んだ子ツバメが2羽、転がっていた。
「ゴツ、ゴツ、ゴツ」
と天井で音がする。
見上げると、親ツバメが巣の中を突っついている。
残っている子ツバメをつまみ出そうとしているようだ。
転がっていた子ツバメを、土に埋める前に検死した(科学的ではなく直感的に)。
死後硬直はしていなかったが、体が温かくないので、死後、数時間経過しているようだった。

<第二章 世にも不思議な物語>
話しが、遠くなるが。
ノビタは、ツバメは人の不幸を知り、それを敬遠する能力があると思っている。
それは何故か?。
4年前に、中学の同窓会が那須塩原温泉で開催された。
その同窓会に参加した時の話しだが、一泊した翌日、朝風呂に入ろうと温泉風呂がある隣りのビルに通じる廊下を歩いていると、ビルの谷間を真っ黒になるほどツバメが飛来していた。

我々が泊まった白いビルを見上げると、その各階層の庇の下に、数えきれないほどのツバメの巣が。
それは白いビルに、泥を塗りたくったような景観で、美観を著しくそこなうものだったが、放置されたままだ。

その朝、ホテルを出て、歩いてバス亭に向かう途中、廃虚となったホテルの高層ビルを見た。
その壁にも夥しいツバメの巣が、でもその巣には1羽もツバメが飛来していない。
ツバメの巣は全て空き巣なのだ。
これは強烈な印象だった。

今度は我が家のツバメの巣だが、昨年は1羽もツバメが来訪しなかった。
その理由は多分、昨年5月のノビタの交通事故だと思う。
ノビタは、バイク事故を起こした後、2ケ月入院し、かつ退院後2ケ月も自宅療養した。

先程のホテルの話しと、昨年のノビタの事故の話しから、ツバメは人の不幸を察知する能力を持っていると断言したい。

<第三章 家のカミさんの話し>
話しが、また遠くなるが。
我が家はカミさんがいる限り、案山子も、番犬も、魔除けも無用の話し。
泥棒にも効くかは、定かではないけど・・・。

家のカミさんは、動物達に大変怖がられている。
始めに猫だが、家のカミさんは、猫が庭に1歩でも侵入すると、
「ウォーーーッ」
と獣のように吠えながら棒を振り、ドタドタと外に飛び出して行く。
もしも猫が、運つたなくカミさんに殴られ昇天したならば、皮を剥がされ、三味線にされてしまう勢いだ。
猫も馬鹿ではない、最近は我が家に1匹も寄りつかなくなった。

野良犬も、我が家の前には寄りつかない。
犬が我が家の前を通るのは、飼い主と一緒の時だけである。

小鳥も我が家には、寄りつかない。
カミさんは、ツバメと同様に小鳥も嫌いではないのだが、小鳥の方がカミさんを嫌っている。
原因の一つは、我が家の庭に植えてあった木を、カミさんが、ある日突然、鋸でほとんどを伐採したからである。
この為、小鳥が止まる木がなくなったのだ。
その跡地には、カミさんが無秩序に植えた草花が、雑草の如く生い茂っている。

小鳥が羽根を休めていたコンクリートの塀も取り外した。これは地震対策らしい。
だから今は、道路から我が家は、スケ、スケである。
ノビタの着替えショウーや、我が家の食事風景が、道路から無料で観賞できるのである。
我が家は隣り近所に家がなければ、”大草原の小さな家”に見えるかもしれない。

<第四章 子ツバメ死の謎>
話しを戻すが。
巣から地ベタに落とされた子ツバメは、全部で5羽。
何故死んだ?。
思い当る事件がある、3〜4日前、我が家の上空で、カラスがハトを襲撃した事件だ。
襲われたハトが、我が家の門前で、血だらけになって息を引き取ったのである。
さぞかし無念であったろうが、誰もハトの遺言は聞いていない。
カラスは我が家の庭を低空飛行し、仕留めたハトを探しに来たが。
前述の、家のカミさんが庭に立っているのを発見すると、大慌てで飛び去った。
余程、恐かったのであろう。

ノビタは、同じカラスが、親ツバメも殺したのではないかと思っている。
親ツバメがいなくなった子ツバメは、餓えて死に。
そしてマイホームを確保しに来た他人が、巣に残っている子ツバメの死骸を放り投げたのではないか。

カミさんの推理は違う、以下はカミさんの想像だが。
ツバメも住宅難のご時世で、泥棒ツバメが巣を奪いに来て子ツバメを殺し、死んだ子ツバメを放り投げた説。
この説には、以下の理由で納得出来ない。
ツバメは同族を殺すか、また親が黙って泥棒ツバメが、我が子を殺すのを見ているか?。
カミさんのもう一つの想像は、最近、急激に冷え込んだので、子ツバメは寒さに耐えられず凍え死に。
そして、死んだ子ツバメを巣をきれいにする為、親が外に放り投げている説。
結局、真実は迷宮入りとなった。

<第四章 ツバメ再訪>                       只今、巣を修理中
また我が家に不幸が降りかかるのか?と不安になったが。
我が家の玄関には、子ツバメが死んだ巣の隣りに、もう一つツバメの巣がる。
その巣に、またツバメが飛来し。
今、その巣の修理中だ。
それを見てホッとしたが、子ツバメが立派に成長し、無事巣離れするまでは、目を放せない。

但し、子ツバメが死んだ巣の方には、まだツバメは来ていない。
ツバメは賢い、その巣に死の臭いを感じているようだ。

The End
SEO [PR] @[r AEx@o^C ^T[o[ SEO