2004年7月10日(土)日立沖釣り(イカ)
             午後5時半〜午後11時半

  
       悪戦苦闘の夜

アジ釣り玉砕                          曇天の空の下
午後5時半、龍翔丸は、定刻に第5埠頭の桟橋を離れた。
空全体に膨張した雲の下を、龍翔丸は飛沫を上げて沖に走って行く。
雨や雷が心配になったが・・・・。
走行1時間、今夜の主戦場に着いた。

明るいうちは大アジ狙いとの船長の指示で、午後6時半、ノビタを含む乗船者12人が、アジ釣り用サビキ針(9号)を海中に投入。
海底50メートルを探った。
間もなく船のあっちこっちで歓声が上がり、30cmほどの大アジが次々と船上に上がる。
皆さんに遅れること30分ほど、しゃくっていた竿にグググッと明確なアタリが。
海底50メートルから、ソロリ、ソロリとリールを巻いてくると、途中で急に軽くなり。
海上に上がったサビキ仕掛は、もぬけの殻、ガックリ。

気を取り直し、再度、仕掛を投入。
黄昏が濃くなり船長から、
「そろそろ、イカ釣りの仕掛に切り替えて下さい」
の案内があった直後にアタリが。
慎重にリールを巻いてきたが、1度あることは2度ある、また途中で仕掛が軽くなり、痛恨のバラシ。
結局、アジタイムを物にする事は出来なかった。

ノビタだけ仲間外れ
午後7時半、アジ釣りをした場所で、引き続きイカ釣りが開始された。
「水面下25〜10メートルの範囲を探って下さい」
の船長からの指示。
開始から10分ほど経過、船中、ポツ、ポツと釣れ始まる。
ノビタの左側の人にも、右側の人にもイカが。
ノビタには来ない。

波のうねりで、大きく船が揺れていた。
30分、1時間経過、まだアタリが無い。
船上は、ポツポツながら、切れ目なくイカが上がっているのに・・・。
「神様、どうかノビタを見捨てないでくれ。アーメン」
と心の中で、何度も祈りまくるのだが。
神様は振り向いてもくれない。

あてもなく60号の錘を、しゃくるのは苦行である。
途中から竿をロッドキーパーに固定し、船の揺れにまかせて眺めていた。
連続で不連続な波の揺れに合わせ、竿が大きく、小さく、お辞儀を繰り返している。

やっと来た!
その揺れに微妙な変化があったのを見逃さなかった。
リールに付いている水深メータを見ると、13.5メートル。
竿をロッドキーパから外し、リールをゆっくり巻いて来る。
やっと船上に無事、引き上げたのは、30cmほどのスルメイカ。

この一匹がカンフル剤となり。
ズボラな、ロッドキーパーに竿を固定した釣り方を止め。
手でしゃくる釣りに切り替えて、しゃくっていると、グッとブレーキが掛かった。
ゆっくりリールを巻き引き上げて来る。
そして2匹目ゲット、サイズはさっきと同じ30cmほど。

ロッドキーパーに竿を固定するズボラ釣りは、竿が船の揺れで大きく上下した時に、イカに逃げられる可能性が大であることを知る。
以降は大変だったが、皆さんと御同様に、竿を手でしゃくり続けた。
午後11時半、沖上がり。
今年、沖釣り2度目だが、またも船上最下位。
明日の活力源を、全て前倒しで消耗してしまったような、ツカレターー。
「決シテイカラズ イツモ静カニ 笑ッテイル」
                (宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」)

カミさんに叱られ
午前0時半、日立港第5埠頭に帰港。
家につくとカミさんが、冷蔵庫の方にノビタを引っ張って行く。
そして冷蔵庫を開き、ガラーンとした中を見せ、
「120匹釣れても良いように、スペースを確保しておいたんですよ!」
ガーン!。
「○○さんや、××さんに、明日は主人が釣ってきたイカを上げます!と、宣言してきたのに、どうしてくれるんですか?」
そりゃ無茶苦茶では。

釣ってきたイカの刺し身で、缶ビール飲みたいな〜と、遠慮ぎみにお願いすると、勝手に自分でやりなさい!と、剣もホロロロ。
まいった〜。
でも缶ビールは美味かった。

本日釣果    スルメイカ 30cm  12ハイ
          サバ  35cm 1匹

























The End。

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