2004年9月16日(木)日立港第5埠頭
            午後1時〜午後6時半

  
         イワシが釣れた日

昼下がりの釣事                         焦げるような熱さ
「世捨て人 目刺焼く瓦斯 ひねりたる」
                     (茅舎)
お頭の中でピカッ!と青白い火花がスパークした。
「そうだ、イワシの刺し身を食べよう!」
醤油と、ワサビはあるぞ。
イワシは自分で釣って来るのだ。
それが釣り師の歩む道。

カミさんに、「行って来ま〜す」と声を掛けると。
イワシ釣りなんてと、蔑むような眼で見られた。
彼女の評価は、サバは高級魚なれど、イワシは二束三文の値打らしい。
福沢諭吉翁は”学問ノススメ”で、
「天ハ人ノ上ニ人ヲツクラズ、人ノ下ニ人ヲツクラズ」
と言へり。
ノビタには、人という所が魚と読めるのだけど・・・・。

日立港第5埠頭にやって来た。釣り人が3人いた。
熱い西日を浴び、いまにも煙りが出そうな背が、ジッと動かない。
ノビタも適当な場所で、天然サウナの仲間入り。
風がそれほど吹いていないのに、波が鋸の刃のようにギザギザに波打。
その波の上で、陽射しが細かく砕け散っていた。

  
トリック仕掛
仕掛に悩む
仕掛は全て、日立フイッシングセンターサウス店で調達した。
釣り開始は午後1時。
始めの仕掛はコマセ籠の下にトリック仕掛とし、その針にアミコマセを刺してみた。
釣れるのはボラ、ボラ、ボラ・・・・。
隣りは何をする人ぞ?。
チラチラ盗み見していると、たまにイワシを釣り上げている、仕掛はサビキでだ。
これはしくじったと、慌てて仕掛をサビキ仕掛に変更。

                                        
スキン     サバ皮
上段にピンクのスキンサビキ仕掛、下段にサバ皮のサビキ仕掛、の2段仕掛にしてみた。
この仕掛で午後3時までに、上段のスキンサビキに豆アジが1匹掛り。
下段のサバ皮には午後4時までに、3匹のイワシが掛かった。
これはサバ皮の方が良いかもと、日立フイッシングセンターに追加で買いに行った。

 
港の常備薬
Eー子さんの話しでは、”港の常備薬”が売れ筋らしい。
ネーミングが良い。
これを持っていないと、常識知らずのただの釣り馬鹿になるかもと、慌てて購入した。
これがヒットした。
この仕掛を上段にし、下段は今まで通りサバ皮にして、トライ。

イワシの遊泳層にも関係あるのかもしれないけど、2/3は”港の常備薬”で釣れた気がする。
買ってて良かった、ホッ。


そして爆釣
午後5時、西日が地平線に大分近ずいた頃。
突然、置竿が、プルプルプル震動を始め。
竿を上げると、イワシがいきなり3匹釣れた。
すぐ仕掛を海に返そうとすると、仕掛が竿に絡まり、はずれなくなる。
「アセル乞食ハ、モライガ少ナイ」
を唱え、オタオタドキドキしながら絡みをほぐし仕掛を海へ。
                                      
祭りの終焉だ
餌もコマセもつけず、竿を一度、上げ下げすると直に。
竿先がクイクイと引っ張られ。
その後、クイクイがグイグイになり、グイグイがググググーーーとなり、竿先が大きくしなり。
竿を持ち上げるとイワシが6匹、七夕のように掛かっていた。

以降。
エンヤードット、エンヤードット♪と、声を出さずに大漁節を歌いながら、海からイワシを網で掬うようにして釣っていた。
仕掛が竿に何度も絡み、その都度中断したのが悔やまれるけど・・・。
左側に来た2人組は、トリック仕掛にアミコマセだったが、ボラの方が多いほどボラに悩まされていた。
右側の年配の御夫婦は、シーンとしたまま竿を上げる様子がない。
今日もノビタの一人勝さ、「トレビア〜ン♪」

納竿
西の空がワインレッドに染まり。
天が群青色に支配され。
足元の海が暗いトープ色に変化すると、イワシのアタリもはるか遠くなる。
午後6時半、納竿。

家に帰って、
「イワシの刺し身が食べたいのですが・・・」
とカミさんに注文したら。
「甘えるんじゃないぞ。自分で料理しなさい!」
と厳しいお言葉が・・・。

本日釣果
  カタクチイワシ   10〜14cm 約60匹
  豆アジ       13〜15cm  4匹


























The End。
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