2004年10月6日(木)湊寄りの堤防
          午後6時半〜午後10時
 

         衝撃の二連パツ!

釣り日和?                             平均サイズ
ゆる
緩い北風が吹いていた。
海はまだ波気が少々あり、ザブ、ザブしていたが、時が経つとともに凪で行く。
夜空には薄い靄がかかり、星が幾つか青白く霞んで点在していた。
闇に包まれた堤防には、人の気配は無い。

午後6時半、釣り開始。
10分ほど経過。
波に揺られる電気浮子に、異変なし。
突然、後ろに人の気配。
振り向くと、黒いシルエットが薄闇の中に立っていた。
ふったさんだ。
彼も、メバル釣りに魅せられているようだ。
彼が参戦する前に、レギュラーサイズ(20cm)を3匹上げた。

衝撃のドラマ1
午後7時頃。仕掛を投入。
電気浮子が海面に立ち、そのまま海を赤く染めながら、斜めに沈んで行った。
竿を後ろに倒し、合せた。
ドスン!と、壁にぶつかった様なショックが手元に返り。
その壁が、ガーーーッと沖に向かって走った。

電気浮子の赤い灯りが、黒々とした海に帯状に線を描き。
ジジジジと、リールから道糸が出て行く。
「大物だ!」
とふったさんに呼びかけ。
ギギッ、ギギッとリールを巻き、テキの向きを岸側へUターーンさせると。
バシャ、バシャ!と、沖で水音が。
この動きに覚えアリ!。これは!?。

テキを引き寄せ、海面に浮上させると、バシャバシャバシャと激しく身悶えした。
テキの勇姿を、ヘッドランプの灯りが映し出した。
黒鯛だ。
その重量感は、引き上げる限界を超えていた。
ノビタもふったさんも、タモは持っていない。
全ての知識を総動員したが、答えはNG。ギブ・アップ!。
「そのまま上げるしか〜・・・・・」
と、ふったさんが溜め息を。

やるしかない!、と渾身の力を竿に。
運命の、ダダダダーーーン♪。
竿にかかっていた重圧が、フッと消え。
仕掛だけが上がって来た。ハリス切れだった。

衝撃のドラマ2
再度仕掛を投入し、10分ほど待ったか。
電気浮子が、今度は直下に沈んだ。
メバルのアタリだ。
浮子の灯りが海中に消えた所で、合せた。
ドスン!、さっきと同じ壁にぶつかったショックが。

その直後、ノビタを海底に引きこもうとする怪力が、グイッ、グイッと竿にのしかかって来た。
必死にこらえ。
テキの攻撃を避けながら、ジワジワと足元に近ずけ。
そして、テキを海面に浮上させようとしたが・・・。
テキ艦浮上セズ、SOS!。

海面を見ると、60cmほどの小枝が道糸に引っ掛かっている。
でも海中にある重量感は、小枝の数倍。
ガガーン、ガガーンというテキのシグナルが、海中に伸びた道糸から竿先へ、そして竿を持つ手に伝わって来る。
ふったさんに、引きを確かめてもらうために、
「ふったさ〜ん、ちょっと竿を持ってみて下さい」
と竿を渡した。
「凄い引き!!!」
とふったさんが、またも溜め息を。

ふったさんから竿を受け取り、覚悟して引き上げると。
2度目の、運命のダダダダーン♪。
急に重さが1/3になり、小枝だけ上がって来た。
今度は、針が外れたようだ。
正体は不明だが、メバルなら軽く尺を超え、40cmを超えていたのでは。

納竿
逃がした魚は大きく、かつ偉大で、雄大で、ベストであった。
”過ぎたるは及ばざるが如し”(孫子)
尺メバルが釣れる範囲の準備では、処先無理だった。
しばらく呆然と空を見ていた。

午後8時以降、海が鏡のようなベタ凪となり、アタリが遠くなる。
何とか、レギュラーサイズのメバル1匹と、20cmほどのセイゴを1匹追加し。
午後10時納竿。
台風22号が近ずいている。
明後日(10月9日)には、関東に大接近する予報だ。
これが、今年最後のチャンスかもしれない。
雨がなんだ。風がなんだ。嵐こそだ。
今度は、必ずタモを用意して行くと、心に誓うのだった。

本日釣果
  メバル  20cm 6匹
  セイゴ  20cm 1匹























The End。
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