| 尺メバル3連発の日 ![]() ![]() ![]() 秘密の花園 浮世絵のような空 それは、神のお告げではない。 シャーロック・ホームズも驚くような、インスピレショーンンだった。 そして、とうとう尺メバルが棲むという金鉱を掘り当てたのだ。 この場所を知っているのは、彼と、彼と、彼と・・・・。 彼等を、このまま放置しておいて良いのか。 あまりにも知り過ぎた彼等、理性が最悪のシナリオを抑えている時は良いが、抑えきれなくなったら・・・。 どうする、アイフル?。 穏やかな夜 釣りを開始したのは、午後5時。 すでに夜だ。 青、橙、白、黄、赤など、色とりどりの港の灯りが、黒い波間でキラキラと乱舞している。 風は南から微かに。 動くと汗ばむほどの陽気だ。 東の空にわずかに欠けた丸い月が輝き、地上を昼間のように照らしていた。 東の空に月が 良形のメバル釣りました 釣りを開始してから10分ほど経過。 浮子が海中に突っ込んだ。 上がったのは24センチのメバル、尺に届かない。 尺メバル用のバケツに、無造作にポンと放った。 それから1時間ほどして、100メートルほど離れた所から人が様子を見に来た。 「良形のメバルを釣りましたよ!」 と、得意そうにバケツを見せると、彼はチラッと見ただけで、興味のなさそうに去って行った。 「偶然、釣れたメバルに有頂天になって」とその背が言っている。 24センチ スカリに、20センチほどのアジが20匹ほど。 これじゃー、ノビタのメバル1匹は色褪せるな〜と納得する。 この後、幸いかな、彼はノビタの所へ様子を見に来なかった、ホッ。 尺メバルが今夜も 午後7時を10分ほど廻ったか。 電気浮子の赤い灯りがボソッと海中に潜り、そのまま黒々とした海水に溶け、消えた。 道糸の弛みをとり竿を大きく煽ると、大物の手応えが。 そのまま、ギリギリとリールを巻いて来る。 浮子も、テキも、まだ行方不明のまま。 やっとテキが、思惑から大分外れた海面に浮上し、バシャバシャと激しく身を躍らせた。 今日は、かくべーさんがいないので、あのマグロ捕獲用のタモは無い。 一瞬、迷ったが。 すでに先日、尺オーバーをゲットした余裕もあった、ハリス2号の強さもある。 テキを、一気に堤防の上にゴボウ抜き。 堤防の上に横たわった尺メバルを見た途端。 気分はもう、 「蝶のように、羽根のように、浮かれてマンボ♪」 電話で報告 ドラえもんさんも、かくべーさんも、先日のノビタの尺は、単なる偶然と思っていた節があるのと、彼等をもっとくやしがらせたかった。 まず、ドラえもんさんに電話、彼のボーゼンとした声と、ため息が、耳に心地良く入ってきた。 その時だった、海上に漂っているはずの浮子が視界から消えた。 「ワーーーッ、浮子が消えた!」 と叫びながら、あわてて電話を切った。 そして、本日2匹目の尺メバルが堤防の上に転がったのである。 32センチ その直後、それを待っていたかのように、かくべーさんから電話が。 尺メバルは3匹しか釣れなかったと報告すると、 「ホントですか〜〜〜〜!」 と、アンビリバボーの叫びが上がる。 快感!。 納竿 午後8時、餌の青イソメがなくなり打ち止め。 戦いは勢いである。 孫子曰く、「激水の疾き、石を漂すに至るは勢なり」 まさに、疾風怒濤の進撃ではないか。 ディスカバー・ジャパ〜ン!、月夜の晩にノビタが笑う。 月の光りを背に、ホップ、ステップ、ランラン♪と、誰もいない堤防を後にした。 帰宅してカミさんに戦果を見せると、大変御満悦で。 ノビタの遅い夕食の準備も、今夜は文句も言わず鼻歌まじり。 我が家にも、つかの間の平和が訪れたようだ。 本日釣果 メバル 31〜32センチ 3匹 24〜25センチ 3匹 アジ 18センチ 1匹 本日釣果 The End。 |