2004年11月24日(水)東海某堤防
          午後5時〜午後8時
 

       尺メバル3連発の日





秘密の花園                               浮世絵のような空
尺メバルの棲む洞窟が、この海面下にあろうと誰が想像する?。
それは、神のお告げではない。
シャーロック・ホームズも驚くような、インスピレショーンンだった。
そして、とうとう尺メバルが棲むという金鉱を掘り当てたのだ。

この場所を知っているのは、彼と、彼と、彼と・・・・。
彼等を、このまま放置しておいて良いのか。
あまりにも知り過ぎた彼等、理性が最悪のシナリオを抑えている時は良いが、抑えきれなくなったら・・・。
どうする、アイフル?。

穏やかな夜
釣りを開始したのは、午後5時。
すでに夜だ。
青、橙、白、黄、赤など、色とりどりの港の灯りが、黒い波間でキラキラと乱舞している。
風は南から微かに。
動くと汗ばむほどの陽気だ。
東の空にわずかに欠けた丸い月が輝き、地上を昼間のように照らしていた。

      
東の空に月が
船が通る度に、堤防の際にダッポン、ダッポンと波が押し寄せ、その波が消え去ると、堤防は深い湖底を思わせるような静謐の中に。

良形のメバル釣りました
釣りを開始してから10分ほど経過。
浮子が海中に突っ込んだ。
上がったのは24センチのメバル、尺に届かない。
尺メバル用のバケツに、無造作にポンと放った。

それから1時間ほどして、100メートルほど離れた所から人が様子を見に来た。
「良形のメバルを釣りましたよ!」
と、得意そうにバケツを見せると、彼はチラッと見ただけで、興味のなさそうに去って行った。
「偶然、釣れたメバルに有頂天になって」とその背が言っている。
                                    
      24センチ
彼が、アジを釣ったと言ったので行ってみると。
スカリに、20センチほどのアジが20匹ほど。
これじゃー、ノビタのメバル1匹は色褪せるな〜と納得する。
この後、幸いかな、彼はノビタの所へ様子を見に来なかった、ホッ。


尺メバルが今夜も
午後7時を10分ほど廻ったか。
電気浮子の赤い灯りがボソッと海中に潜り、そのまま黒々とした海水に溶け、消えた。
道糸の弛みをとり竿を大きく煽ると、大物の手応えが。

そのまま、ギリギリとリールを巻いて来る。
浮子も、テキも、まだ行方不明のまま。
やっとテキが、思惑から大分外れた海面に浮上し、バシャバシャと激しく身を躍らせた。
今日は、かくべーさんがいないので、あのマグロ捕獲用のタモは無い。

一瞬、迷ったが。
すでに先日、尺オーバーをゲットした余裕もあった、ハリス2号の強さもある。
テキを、一気に堤防の上にゴボウ抜き。
堤防の上に横たわった尺メバルを見た途端。
気分はもう、
「蝶のように、羽根のように、浮かれてマンボ♪」

電話で報告
ドラえもんさんも、かくべーさんも、先日のノビタの尺は、単なる偶然と思っていた節があるのと、彼等をもっとくやしがらせたかった。
まず、ドラえもんさんに電話、彼のボーゼンとした声と、ため息が、耳に心地良く入ってきた。
その時だった、海上に漂っているはずの浮子が視界から消えた。
「ワーーーッ、浮子が消えた!」
と叫びながら、あわてて電話を切った。
そして、本日2匹目の尺メバルが堤防の上に転がったのである。

         
32センチ
午後7時50分、ナント!、本日3匹目の尺メバルが、また堤防の上に。
その直後、それを待っていたかのように、かくべーさんから電話が。
尺メバルは3匹しか釣れなかったと報告すると、
「ホントですか〜〜〜〜!」
と、アンビリバボーの叫びが上がる。
快感!。



納竿

午後8時、餌の青イソメがなくなり打ち止め。
戦いは勢いである。
孫子曰く、「激水の疾き、石を漂すに至るは勢なり」
まさに、疾風怒濤の進撃ではないか。
ディスカバー・ジャパ〜ン!、月夜の晩にノビタが笑う。

月の光りを背に、ホップ、ステップ、ランラン♪と、誰もいない堤防を後にした。
帰宅してカミさんに戦果を見せると、大変御満悦で。
ノビタの遅い夕食の準備も、今夜は文句も言わず鼻歌まじり。
我が家にも、つかの間の平和が訪れたようだ。

本日釣果
     メバル 31〜32センチ  3匹
          24〜25センチ  3匹
     アジ   18センチ     1匹

                   
本日釣果
























The End。
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