２００５年４月３日（日）久慈川河口の平貝獲り 　　　　　　　　　　午前９時半〜午後３時

平貝獲りはおもしろいか？ 堤防は満員御礼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あ〜ぁ大混雑 海水温が徐々に上昇し。 　　　　　　　　みずぬる まさに水温み、魚跳ねる季節になり候。 空も海も陸も、半透明の白いレイヤーを重ねたように、白く霞んでいる。 ひんやりとした東よりの風が、熱った顔に気持ち良い。 今日は４月末の陽気だったそうな。 午前９時過ぎ、ナント！堤防は満員御礼の賑わい。 これは予想外だった。 平貝獲りなんて、心ときめくような釣りではない。 ノビタが言うのも変だが、何がおもしろくて来るのだろう。 まるで、 �"とかくメダカは群れたがる��ぢ（平林たい子） のような集団心理なのか。 先日のポイントにも、当然ながら先客あり。 戦意が漂白され、帰ろうと迷いが生じたが。 天気の良さに踏み止まり、ポイントから遠く離れた人のいない沖側で竿を下ろした。 　　　　海も陸も空も霞んで 海底では 貝の引っ掛け針が、ドボ〜ン、ドボ〜ンと、海に投げ込まれている。 海底は、おそらく大騒動だ。 �"おのおのがた〜、空襲でござる。空襲でござる。舌や尻を引っ込め蓋を閉めなされーー���錫鮠 ����ドボ〜ン！（仕掛が飛沫を上げる音）。 ズシ〜ン（仕掛が海の底に落ちた音）。 ガガガガガーーー（ギャグ針が海底を引っ掻く音）。 �"舌かくして尻かくさず。にご注意！���錫鮠 ����ドボ〜ン！。ズシ〜ン。ガガガガガーーー。 �"キャーーッ、ヤメテー。そこはお尻よーーー���錫鮠 ������ぢアナターー、わたし舌を刺されました。お先に行きます、子供をよろしくお願いしま〜す���錫鮠 ����錫鮠 ����ドボ〜ン！。ズシ〜ン。ガガガガガーーー。 �"オーーッ、イデデ、イデデ、イデデ〜〜ヲ♪。神ハ我ヲ見捨テタモウタ���錫鮠 ����ドボ〜ン！。ズシ〜ン。ガガガガガーーー。 �"イタ〜ィ。ごめんねジロー！。私、天国で待ってるわ���錫鮠 ������ぢ奥村チヨーー、俺もすぐ行くーー。心配するなーーー���錫鮠 ����錫鮠 ����ドボ〜ン！。ズシ〜ン。ガガガガガーーー。 �"ムムッ、お尻を、お尻を。丹下左善としたことが一生の不覚。無念！���錫鮠 ����ドボ〜ン！。ズシ〜ン。ガガガガガーーー。 �"ヤメテ、愛してないならヤメテ♪。アァ、アァ、そんなに舌を引っ張らないで���錫鮠 ����南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏、チ〜ン。 と海底が修羅場になるのは、海が満ち、河口の塩分濃度の比重が高くなった時ではないか。 なぜなら、獲った平貝を持ち帰り砂を吐かせようと、河口の水に漬けておいても口を開こうとしない。 ところが、水を海水に変えると口を開き、砂を吐き出すのだ。 おそらく河口の塩分濃度が薄い時は、貝は蓋を閉じているので、釣りにならないと思うのだが・・・。 それでも獲れた　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コレハ偶然カ？１ 人がいない場所で、貝獲りを始めたのは午前９時半。 そこは貝が不在で、かつ海底には根掛かりする物があり、まだ貝を取らないうちに２個の仕掛を失う。 日立フイッシングセンターサウス店に行き、追加で仕掛を調達して来て、少し場所を移動すると。 やっと、３回に１回の割りで貝が獲れ始める。 今日も、”コレハ偶然カ”に遭遇した。 ギャグ針の先に米粒のようなゴミが、よく見ると平貝の赤チャンだ。 　　　コレハ偶然カ？２ 針の太さほどの貝がよくぞ引っ掛かったと、しばし感動。 そして今日も、藻エビが、カレイは２枚も掛かった。 ひょっとすると、ノビタが期待している”コレハ偶然カ”も夢ではないかもと、後半頑張ったのだが・・・。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コレハ偶然カ？３ 期待する第一番はマゴチ。 第二は舌ビラメ。 第三はヒラメ。 これらは、引っ掛けるのを目撃したり、話しを聞いたりしたもの。 貝獲りの楽しみは、この以外な余禄ではないか。 宝くじは、宝くじを買った時から抽選日まで夢を見れるが、それと似ている。 ただ貝獲りは、宝くじより夢が実現する確率が高いので、やる気が何十倍も違ってくる。 この夢が無いと、貝獲りは単なる苦役でしかない。 納竿 今日も、グラスファイバー３．９メートル、竿とリールを合せた重さ１２００ｇを、２００回ほど振った。 中古でボロボロ、おまけに椎間板ヘルニアの体がミシミシと悲鳴を上げ、分解寸前となり、午後３時ギブアップ！。 本日釣果 　平貝　　　約５０個 　手の平カレイ　　２枚 　　　　　　　　　　　　　　　　　本日釣果 Ｔｈｅ　Ｅｎｄ。

SEO		[PR] ����!�����u���O �����z�[���y�[�W�J�� �������C�u����