２００５年１０月３０日（日）　日立沖のイカ釣り 　　　　　　　　　　　　午後５時１０分〜午後９時５０分

酔わずに釣れた！ 穏やかな海　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　黄昏て行く空 龍翔丸は定刻の午後４時に第５埠頭を出航。 空は一面薄雲に覆われていたが。 その切れ間から、西陽の白い光線が何条も地上に向かって放射されていた。 風ゆるく、波も穏やか。 黄昏色が混じる空も海も、刻々と色を失い。 街の灯も遠く消へ、龍翔丸は暗黒の世界に溶けて行く。 今夜もイカが 午後５時１０分、釣り場到着。 先着のイカ釣り船５艘の漁火が、暗い海上で黄金色に輝いていた。 前回は釣る前から”酔って候”だったが、今回は海も穏やかだったせいか体は快調。 そして今夜も大イカはノビタを待っていた。 ただイカの層は水深８０メートルと深くなり。 「エンヤードット。エンヤードット♪」 と、手巻きリールでイカを上げるには時間を要し、数はさほど伸びなかったが。 でも、水深８０メートルの距離を走りきり、 「オーレッ！」 と水面から大イカを引き抜く快感は格別だった。 �"快楽はどこかに剛健がなければ、その本質が出現しない���錫鮠 ����　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（開高　健） 「今夜は船上でトップだよ」 と船長に声をかけられると。 途端にノビタは、”喋のように羽のように”舞い上がり・・。 ”豚もおだてりゃ木に登る”と、イカ釣りにさらに熱が。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　サンマ走りカモメ舞う 騒々しい海 今夜の海は賑やかだった。 ライトアップされた青い海に、幾千、幾万のサンマの、果物ナイフの様な銀色の体が、流星群のように右に左に走り。 それを追う数百羽のカモメが、 �"ごちそうだーー���錫鮠 ������ぢちょっと失敬！���錫鮠 ������ぢコラーーッ！。俺が獲った魚を返せ���錫鮠 ����錫鮠 ������ぢ明日は、第３次小泉改造内閣が発足するんだって？���錫鮠 ������ぢどんな意味があるんだ？���錫鮠 ������ぢ意味なんかあるわきゃないだろ。カーテンの模様替えだよ。気分転換だよ���錫鮠 ������ぢ誰が大臣になろうと、日本の未来はケセラセラ。なるようにしかならないんだ！���錫鮠 ����錫鮠 ������ぢキャーッ！。そこは私のお尻ヨッ。油断も好きもないんだから���錫鮠 ������ぢ天に尻向けて浮かんでるお前が悪い！。まるで・・・・じゃないか���錫鮠 ����とギャーギャー喚きながら空中を乱舞し、その狂騒は果てしない。 そして珍客が登場、体長２メートルほどのマンボウだ。 水面の騒ぎには関心が無いのか、白い団扇を横にしたように横になり漂っていた。 船長がギャグを持って追ったが、捕まることなくのんびりと暗い海上に消えて行く。 　　　　　　　イカも必死 イカ釣りテクニック 前回は、仕掛が海中を落ちて行く途中でイカが掛かったが、今回はそれでは掛からない。 テクニックを要した。 そのテクニックとは、水深５０メートルから８０メートルの間を、棚を５メートル間隔で下げ、その度に２〜３回シャクリ。 ８０メートルまで棚を下げたなら、今度は逆に５メートルずつ棚を上げて、そこで２〜３回シャクって来る。 シャクっている途中で、グググッーーと強い引き込みがあるはず。 掛かり具合を確かめるため、竿をそのままスーーッと持ち上げると、さらにグググッーーーと、強い引きが加わるので、そこで一気にリールを巻く。 サメに襲われる可能性があるので”ゆうゆうとして急げ”、イカを逃がさないようデリケートに、かつ容赦なくリールを巻く。 水深８０メートルは深い。 メータが１桁に到達した時は、その都度ホッとする。 （電動リールの人は、この感激は残念ながら分らないのだが・・・） 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　７５cm 沖上がり 午後９時を過ぎると風が強くなり、海上はうねりも出てきた。 午後９時５０分、船長の終了の合図で沖上がり。 今年のイカ釣りも、１１月上旬までとのこと。 ノビタのイカ釣りテクニックを採用し、竿頭になってみたい方は、龍翔丸の出航予定を日立フイッシングセンターでご確認を。こちら。 家に帰り、トレトレのイカの刺し身を抓みに、缶ビールを飲んだ。 �"日々之好日���錫鮠 ����錫鮠 ����鹿齡鳫鈑昭�闔�惹闔�竢跫鮟■旭鍵旭�皷�就帰 ����聲竇就ＭＳ Ｐ明朝">本日釣果 　　ゴードーイカ　　　４０〜７５cm（頭から足まで含む）　３７ハイ 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　本日釣果 Ｔｈｅ　ＥＮＤ

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