2007年1月21日(日) 日立沖の真鯛釣り
             午前6時半〜午後1時
ノビタの釣り天国


      鯛釣りは今が旬♪

                                      昨夜の名残
ノビタは庶民派
「タナゴ釣りをしているノビタは魅力がない」
と掲示板に投稿してきた輩がいる。
余計なお世話である。

まさかノビタを、村越キャスターや、大塚キャスターと同じには見ていないだろうが・・・。
ー冗談じゃない!
彼等は単なる技術屋である、彼等と同じ扱いされたらこっちが迷惑だぜ。

はっきし言って、彼等が出演しているテレビを、昔、1度か2度、見たことがあるが、文学的な感動などひとかけらも感じられなかったね。
それに比べると、NHKの「日本釣りの旅」は良い、詩的叙情さがあり毎週欠かさず見ている。
ノビタは、どんな魚であろうと、釣る楽しさを感じることが出来る庶民派でありたい。
福沢諭吉の『天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず』を借用するならば、『天は魚の上に魚を造らず、魚の下に魚を造らず』ではないだろうか?。

いざ日立沖へ
                                                                        かなえ
とは言え、釣り歴25年のノビタが、タナゴ釣りばかりしていると、鼎の軽重を問われるのもしゃくである。
そこで今日は、日立沖の真鯛釣りに挑戦してみた。

午前5時15分。
外は、まだ暗い夜の底に沈んでいた。
さきほどまで降っていた雨のせいか、わりと暖かい朝である。真冬の朝駆けは、ノビタのような精神が脆弱な人間にとっては、清水の舞台から飛び降りるようなもの。
「イクゾーーー!」と声を張り上げ、玄関から飛び出した。

      
日立沖の鯛釣り
釣り日和
龍翔丸は定刻の午前6時に、日立港第5埠頭を出航した。
海上には、昨夜の雨の名残である黒い雲が横たわっていた。
多少うねりはあったが、風も波も気にならない程度である。

6時半、釣り場到着。
すっかり空は白んだが、まだ陽は雲に隠れていて寒々としていた。
「プー」
と今日はじめの釣り開始の汽笛が吹鳴。
続けてミタ船長の、
「反応が出ているよ」
の声が、スピーカーから飛んできた。
水深70メートルの底を、しばらく探った後、
「プー」
の汽笛で全員仕掛けを回収し、船はポイントを移動。
第一投目は全員空振り。
                                      
エビで鯛を釣る
名人の教え
仕掛けを船上に引き上げた時だった。
「それじゃ駄目だよーー!」
と左隣りにいた名人が、ノビタの仕掛けやエビの付け方を見て叫んだ。
ノビタの仕掛けは自作したもので、メバル針11号に針のチモトに夜光玉を付けていたのだ。
かつ錘も銀色に輝く、例の大塚キャスターご推薦のもの。
名人が言うには、鯛は光物を嫌うので光物はすべて外し、エビは針の袖に平行になるように付けるべしと教えてくれた。
名人は百戦錬磨の風格があり、その説明も自信にあふれていたので、彼を即信用し。
仕掛けは、龍翔丸のオリジナルに、かつ錘は光らない普通の50号の錘に交換し、エビの付け方も彼の言う通りにした。

始めの1匹
午前7時半。
本日最初の陽射しが、海上に降り注いできた時だった。
錘で海底をトン、トン叩くようにして探っていると、
「ククーー、ククーー、ククーー・・・」
と海底から応答が・・・。
竿をソロソロと持ち上げると、慌てて逃げようとする敵の動きが、竿を持つ手に明確に伝わってきた。

  
使用した仕掛
「サトウさんキタか?」
とミタ船長の声が空から降ってきた。
ミタ船長は、2階の操舵室から釣り師全員の様子を見ているのである。
頭を大きく上下させて応えた。
水深70メートルから引き上げた始めの1匹は、25センチほどの花鯛だった。

この直後に、またアタリ。
先程より強い引きが。
心臓がウサギのように跳ねた。
錘負荷20〜60号の柔かい竿が、ググッ、ググッ、ググッとリールを巻いて来る途中で、何度もお辞儀を繰り返している。
船上に取り込んだ本日の2匹目は、30センチオーバー。
それを見た隣りの名人、
「それは真鯛だよ。姿形は良く似ているけれど、花鯛と真鯛では味が全然違う」
と教えてもらった。

午前10時までに、30〜35センチ真鯛を4匹、25センチ前後の花鯛を2匹釣った。
ノビタが陣取った釣り座は、右舷の中央からややミヨシ側。
左舷側の様子を見に行った名人が、
「今日は左舷側が景気が良い。左舷側は全員、2桁は釣ってるよ」
と言っていたが、生まれて初めて真鯛を釣ったノビタは充分満たされていたので、気にならなかった。

ああ、無情
そして、運命の午前10時半過ぎ。
ノビタが真鯛を追釣し、針に餌を付け替えていると。
ノビタの右側、一人おいた釣り師が、5本針全てに25センチ級の沖メバルを掛け、船上に取り込んだ。
それと同時に、
「海中が真黒なほどの反応だよ!」
とミタ船長の割れるような声が、スピーカーから発射された。
この直後、船上が騒然となり、次々と歓声の渦が。

ノビタも慌てて、錘50号を付けた仕掛をドボーン!と海へ。
リールの水深メーターが、5メートル、10メートル、20メートル、・・・・とカウント・アップしていく、それを急げ、急げ、と見守っていると。
30メートルを過ぎた所で一瞬糸がふけ、その直後、バシッと竿が張り倒された。
ーアタリだ!
でも・・・海底まで70メートル、こんな中層でメバルが食いつくか?。
リールを巻いた、道糸が横に走る。

「サバだーーー!」
そしてまずいことに、右隣りの人の道糸まで引っ掛けてしまった。
右隣りは松戸からきた人で、今朝船に乗った時に、隣りでやりますのでお祭りになった時はどうかご勘弁を、と挨拶された人。
おかげで気を悪くしないでもらえたが、お祭りした仕掛を解き、仕掛を再度海に投入した時には、メバルは海から消えていた。
ーレ・ミゼラブル!
フランス語で「ああ、無情」である。

船上がメバルの入れ食いで沸騰したのは15分ほどか、”はやきこと風の如し”の勢いでメバルは、一瞬にして何処かに去って行ったのである。
この好機に、25〜35センチ級メバルを20匹以上釣った人もいたらしい。
ノビタに仕掛を引っ掛けられた右隣りの人は、それでも40センチ級の巨大メバルと、尺メバルを、それぞれ1匹ずつゲットしてもらえたので、不幸中の幸いと言うべきか。

納竿
この後も、メバルは船上でポツリ、ポツリ上がっていたが、ノビタには最後の最後までメバルは来なかった。
ノビタに来たのは全て真鯛だった。
これも不思議でならない。

ま、ノビタのような技で魚を釣るのではなく、運だけで釣りをする人間が真鯛を12匹も釣っただけでも幸せであったけど・・・。
でも右隣りの松戸から来た釣り師の、40センチ級の沖メバルが頭に焼きついて離れない。
これはどうしてもリ・ベンジするしかないようだ。
ーさてリ・ベンジは何時にするか?。明日か、明後日か・・・・。
沖上がり30分前、周囲でホーボーなど混じりで釣れ続いている時に、根掛かりしてしまい皆さんより早く納竿。

本日釣果
真鯛    30〜35センチ  12匹
花鯛     20〜25センチ  2匹
サバ     35センチ      1匹

            
   本日の釣果


























The END
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