2007年3月22日(木) 日立港新堤防のチアユ釣り
               午前10時40分〜午後2時
ノビタの釣り天国


           今日もまた♪

                                      ノビタ版ラ・マンチャの男
そよ風に乗って♪
愛馬ロシュナンテが、春の陽気をかき分けるようにして走って行く。
もうノビタの気分は、マジョリー・ノエルの歌う『そよ風に乗って』だった。
途中、日立フイッシングセンター・サウス店で、パニック仕掛けを仕入れ。
ーチアユは日立港新堤にあり!
とノビタ版ラ・マンチャの男は店を出て、川沿いの土手を砂塵を上げて消えて行った。

   
使用した仕掛
グッド・タイミング!
いつもの戦場に先客が3人。
あの顔も、この顔も、その顔も、み〜んな真っ黒、でも一昨日とは違う顔ぶれ。
でもみ〜んな、何処かで一度見た顔ばかり。
様子を聞くと、まだ誰も釣っていないらしい。
ーまだ早いのかしらん?
と思いつつ、午前10時40分、戦闘を開始した。
陽射しが強く、東から吹いてくる風が止むと汗ばむほどだった。

「もしもしチアユよ チアユさんよ♪」
と呼びかけながら、5号の錘で海底をトントン叩く。
竿をシャクリ初めて、間もなくだった。
竿が風に震える振動なのか、海底からの魚信なのか、渾然一体とした「プルプル」という信号が、竿を持つ手に伝わってきた。

                             
3月22日の日立港新堤
そのままソーーッと竿先を持ち上げると。
プルプルがピクピクに、ピクピクがヒクヒクへと、竿先の振動がしだいに強くなる。
ーアタリだ!
そのままソロリ、ソロリとリールを巻いてくると。
途中3匹は、外皮が剥がれるように海に落ちたけど、ナント!思いがけず8匹のチアユが釣れたのである。

この後も、切れ目なく3〜6匹ずつ釣れ続いた。
偶然にも時節到来、「ラッキー、カムカム」に遭遇したようだ。

長老は1日にしてならず
左隣りのおっさんが、竿を上げるたびに「オコッタ、オコッタ、オコッタ」と叫んでいる。
はじめ、何が怒っているのだろうと思ったのだが。
オとコの間の「ッ」の発音が聞こえなかっただけだった。
チアユを水面から上げるたびに、ノビタと同様、途中で数匹落としてしまうのだ。

        
ひねもすのたりくたりかな
昼の12時ごろまで釣れ続いたが、12時を過ぎるとピタリと釣れなくなった。
潮止まりなので此処は我慢と耐えていたが。
いつか先客3人は帰り、新たな釣り人が2人やって来た。
新しく隣りに来た人は、この日立港での釣り歴50年と鼻息があらい、それを何度も強調していたけど。
ーそれが何か?
と問いたかったよ。
たしかに『長老は1日にしてならず』(佐野洋子)だが、腕はさほどでは・・・。

メトロさんに会う
この新たに来た2人のうちの一人が、メトロさんだった。
近日中に会うかもしれないと思っていたけど、やはり不意なので正直驚いたのなんの。
日立フイッシングセンター・サウス店にかけつけ、一番早く『明日に賭ける釣り』を買って頂いたお礼も言い忘れてしまった。
おそらく、ノビタの愛馬ロシュナンテを見てノビタと判断したのであろう。
メトロさんに、ジグサビキを教えて欲しいと言われたが、その季節になったら一緒にやってみよう。

納竿
昼過ぎ以降も、
「求めよ、さらば与えられん」
と竿をシャクリ続けたのだが・・・まるで駄目。
午後2時、まだくすぶる欲念に水をかけ、納竿。
メトロさんに、「また明日と」声をかけ現場を後にした。
今日も5〜7センチのチアユが80匹ほど釣れた。

           
本日の釣果















The END
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