2007年7月3日(火) 日立港周辺の堤防
            午後2時10分〜午後6時15分
ノビタの釣り天国



  類い稀な日であった!!
   
                          
              今日も夏色
秘太刀燃ゆ!
「ネズミの気持ちではチーズしか得られない。
大きい物を得ようとするならば狼の気持ちになれ!」
           (映画『錨を上げて』より)
中潮である。
干潮11時55分。満潮午後7時10分。
その干満の水位差は1メートル20センチ。
この潮の動きに期待した。
ー今日こそは!
 準備にぬかりはない。
いつもはタコ1本勝負であるが、今日はタコ釣り用3本と、底物狙い用2本の竿を準備した。
仕掛けは?
”秘太刀タコ驚倒”と”秘太刀ナメタ誘撃”を持参した。
まさに”人事を尽くし天命を待つ”心境である。

狙いはタコ入道と、ナメタガレイ。
相手にとって不足はない。
ータコやカレイの皆々様。くれぐれも油断めされぬな。逃げるなら今ですぞ!
とロシュナンテに跨り、薫風を切り戦地に突撃して行った。

ところで。
ー何故、ノビタはタコ釣りが好きなのか?
タコ釣りは、種々の釣り物の中でも釣りの醍醐味からすると大分落ちる。
はっきり言って、あまりおもしろい釣りではない。
それでも他の釣りより優先するのは、ノビタにとって、酒の抓みならタコが他より一歩も二歩も優るからである。
かつ、真タコはスーパーでも高く、なかなか手を出せないので、自分で調達してくるしかないのである。

初めの1匹
持参した5本の竿を、全て並べ終わったのは午後2時20分。
空を覆っていた雲が散り、陽射しが海上でキラキラと乱反射していた。
東からパタパタと吹いてくる風が涼しい。
海は少々うねりあり、堤防下で波がザザーーッ、ザザーッと砕けていた。
堤防には、ノビタを含め6人の釣り侍がいた。

         
少しうねりが
50メートルほど右側で、尺ソイが上がった。
堤防が一瞬どよめいたが。
以降、堤防全体が深い眠りに入ったような静けさに。
午後3時過ぎ。
「リリリリリ・・・・・・」
と底物狙いの竿の鈴が鳴り、眠気を飛ばしたのだが・・・。
堤防に上がったのは、24〜5センチのドンコ。
ーガクリ。
およびじゃないと、即リリース。


第1品目ゲット!
午後3時15分。
釣りを開始して1時間経過。

「生きてるかぎりは どこまでも
 探しつづける タコ入道
 スーパーで買った 小アジでも
 骨まで 骨まで
 骨まで愛してほしいのよ♪」
     (『骨まで愛して』by 城卓矢 歌)
とタコに、小アジを愛でてもらう時を、ひたすら待つ。

時々、タコ狙いの竿の様子を見ていた。
と・・・、重い!
「タモ頼みま〜す」
と近くにいたギャラリーに、SOS。
タモ入れに慣れていないギャラリーさん、ハラハラドキドキさせられたけど、無事ゲット!。
一杯目のタコは、700グラム。

それから10分ほど経過。
今度は別の竿にヒット!。
二杯目は2.2キロの大タコであった。
タコは此処までだった、このあとタコは気配を消した。

午後4時半、ノビタのHPをいつも参考にしているという栃木から来た若い釣り師に会う。
顔や姿が、テレビ大阪専属の大塚キャスターによく似ていた。
今日始めて、この場所に友達2人と来たという。
結果的に、彼らは初戦をものに出来なかったようだ。

第2品目
午後5時半。
20メートルほど沖で、34センチのアイナメをゲット。
これが今日の山場の前ぶれだった。
今度は足元に落としておいた”秘太刀ナメタ誘撃”の竿が、”リリリーン、リリリーン”と2度ほど悲鳴を上げ。
それっきり静かになる。
竿は波に引かれ戻され、上下にお辞儀を繰り返しているだけ。
                                       
ナメタ48センチ
ー・・・・・・???
半信半疑で弛んでいた道糸を巻くと。
いきなり海底から、ガガーン、ガガーンと強烈な信号が送られてきた。
ーきたーーー!
さきほどのギャラリーが、タモを持って走って来る。
堤防に上がったのは、待望の37cmナメタガレイであった。

10分後の午後5時40分。
同じ竿がまた鈴を鳴らし、すぐに鳴き止んだ。
ー・・・ひょっとすると?
竿を持ちリールを巻きながら、仰け反ると。
ガガーン、ガガーンと、またまた強烈なアタリ。
「タモ頼みま〜す!」
と遠くにいたギャラリーに大声で、SOS。
2枚目のナメタは、48センチの座布団サイズ!

納竿
午後6時15分。
もう充分とタコ釣り用の竿3本と、底物狙いの竿1本を片付け終わった時だった。
最後の1本の竿の鈴が、リリーン、リリーン、リリーンと悲鳴を上げ、竿先がバタン、バタン大暴れてしている。
ーなんじゃイ!
と竿にしがみつき。
キーキーと悲鳴を上げ、ネジやゼンマイがぶっ飛びそうなボロボロリールを、問答無用と巻いてくる。
そして、最後の最後に堤防上に転がったのは、37cmのアイナメだった。

天佑神助(てんゆうしんじょ)の1日であった。
大願成就である。
類い稀な日であった。
雲間から陽光がシャワーのようにこぼれている、その空の下を意気揚々と引き上げて来た。

「幸福とは さがし出すことです」
     (ジュール・ルナール)

本日釣果
真タコ  2.2キログラム 1杯、700グラム 一杯
アイナメ 34cm 1匹、37cm 1匹
ナメタガレイ 37cm 1枚、48cm 1枚


















The END
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