| ２００７年７月２５日（水） 湊寄りの堤防 午前８時１５分〜午前１１時 |
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| ２００７年７月２５日（水） 湊寄りの堤防 午前８時１５分〜午前１１時 |
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良いじゃないか幸せならば♪ 太陽がいっぱい  大いなる賭けロシュナンテに乗り。 準備は万端、いざ出発。 湊寄りの堤防へ。 釣った魚を生かしておくブクブクも持参した。 それに釣ったアジを入れておき、そのアジを餌にカンパチを釣る。 イメージトレーニングした手段は確かにそうであった。 これは賭けである。 大いなる賭けである。 餌が釣れなきゃドラマは展開しないのである。 だから。 釣れてもおかしくないし。 釣れなくてもおかしくない。 ところがどうだ。 勝利の女神が、ノビタの頭上で微笑んだのである。 作戦とは１８０度違う方法だったけど・・・。 苦笑いである。 でも良いじゃないか、幸せならば。 読者に遭遇 青い空に白い雲。 真夏の太陽がギラギラと照りつけ。 釣り人の影が、焦げているように見える。 南から吹いてくる風が、心地良い。 前方から見覚えのあるルアーマンが帰って来た。 ーお〜名人だ！ 様子を聞くと、カンパチ５匹に、ワカシ３匹だと言う。 ノビタにはうらやましい釣果だったが、小ぶりだったと不満そうな顔をして帰って行った。 釣り場には先客が２人だけ。 今日は貸切状態である。 現場に着くと同時に、ノビタですかと後から来た若い人に声をかけられた。 彼は水戸の人で、職場の人達もノビタのフアンで、かつ本も読みましたと告げられ、大いに感謝、感激。 ワカシとカンパチのトリプルが 釣りを開始したのは、８時１５分。 ーまず餌のアジを釣らねば・・・。 水戸の人が、ジグサビキでアジを１匹釣り上げた。 ノビタもまねてジグサビキを投げると、２０センチくらいのアジが釣れる。 カンパチの餌には大きいが、とりあえずブクブク（水泡発生機）に入れて生かしておいた。 使用したサビキ  それから３０分、ジグサビキを投げ続けたが空振り。そこでジグサビキを止め、浮子を付けたコマセ釣りに切り替へ。 ９時半までに３０〜４２センチのサバを２匹釣ったが、アジは釣れない。 餌がなくては、カンパチは釣れない。 ーどうすりゃいいの〜さ思案橋〜♪ と、胸中に暗い雲が湧いてきた。 ９時５０分。 水戸の人が、２４〜５センチのカンパチ２匹と、同サイズのワカシ１匹のトリプルを釣り上げた。 これを見たノビタ、胸中の雲がパッ！と雲散霧消したね。 入れ食い ノビタも水戸の人が釣ったポイントに、浮子にコマセ籠、その下に左図サビキを付けた仕掛けを、ポチャ〜ン。 波間で揺れている浮子を、ジッと見つめていた。 ワカシとカンパチのトリプル  午前９時５５分。その時だった。 棒浮子が波間に、コテンと横たわったのである。 ーきたーーー！ 道糸の弛みを取り、竿を大きく煽ると。 キューーーン！と、磯３号４．５メートルの竿先が海面に引き寄せられる。 ー南無八幡大菩薩！ と、一気に堤防の上に引き上げた。 ２０〜２３センチのワカシとカンパチのダブルだった。 この直後に、メトロさんが着いた。 ノビタが、何も釣れず落ち込んでいるだろうと思って来たらしい。 ところが、思いがけない展開を見て彼もビックリ。 このあと、バタバタとカンパチとワカシの入れ食い。 まるで、季節外れのお花見をしているような騒ぎだった。 納竿 午前１１時、コマセが無くなったところで納竿。 メトロさんは、サバを釣りたくて来たと言う。 だから、カンパチが釣れてもさほど嬉しがらず、サバが釣れると大喜び。 彼は、ひょっとすると火星人ではなかろうか。 大は４２センチも  帰って来る途中、前を歩いていた２人を追い抜くと。「どうでしたか？」 と声をかけられたので振り向いた。 ーアッ！ なんと、小川町のＴ．Ｆさんではないですか。 全身が腫れ、顔も以前より丸くなってしまったけれど、間違いなくＴ．Ｆさんだった。 話しを聞くと、昨年、おふくろさんを亡くし、喪に服し１年間釣りを止めていたとのこと。 それで運動不足となり太ったらしい。 今朝は、３時半からアジ釣りに来て４０匹ほど釣ったようだ。 秋に開催予定の懇親会には、是非参加したいと言っていた。 幹事の方、忘れず案内お願いします。 今度の幹事は、ノビタになりそうだけど・・・。 今日の格言。 「もしも人生を利用することができなかったのなら、それを失ったところで何だというのだ。 何のためにそれ以上生きることを望むのか。 人生の有用さはその長さにあるのではなく、その使い方にある。 長生きをしてもほとんど生きなかった者もある」 （『エセー』 ｂｙ モンテーニュ） 本日釣果 カンパチ ２０〜２６センチ ８匹 ワカシ ２０〜２３センチ ９匹 サバ ３０〜４２センチ ３匹  Ｔｈｅ ＥＮＤ |
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