2008年8月6日(水)  日立港
              午前4時25分〜午前6時半
ノビタの釣り天国



        今日も朝駆け


                                    
     ベタ凪
やる気充分
体中からパチパチと火花を散らし、夜の闇に沈む街道をロシナンテに跨ってブッ飛ばして行く。
一度あることは、二度ある。
まして昨日の今日ではないか。
昨日は寝坊して開戦に遅刻したが。
今日は予定通り家を午前3時40分に飛び出してきた。
2桁だって夢じゃないかも。

海が近づくと。
白い靄が雲のような塊になって、次々と押し寄せてきた。
車は1台も走っていない。
まるで異次元の世界を走っているような。
現場に着いた時には、薄っすらと夜が白みかけていた。
ヘッドランプの灯りの元で準備が完了した時には、すでに白々と夜が明けていた。
風速0メートル、空気がわずかに移動している程度。
内湾側は、鏡のような真っ平ら。

   
ルアー
釣り開始
午前4時25分。
ー戦闘開始!
昨日は1投目でヒットした。
ーひょっとしたら今日も。
心の臓を、ドッキン、ドッキンさせながら、「一振り入魂」の第一投。
20メートルほど沖に毛針とメタルジグが「ポチャ−−ン!」と落下した。
カウントを、
ー1、2、3、4、5・・・20。
と数へ、リールのベールを起こし、糸の弛みを取り。
大きく竿をシャクった。
リールを巻きながらシャクってくる。
なんの反応もなし。
第2投。
なんの反応もなし。
                                          
自家製毛針
初めの1匹!
午前4時35分。
毛針を白から黄金色に変更し、第3投目。
カウントを、
ー1、2、3、4、5・・・20。
で道糸の出を止め、リールを巻きながら、一シャクリ、二シャクリ、三シャクリ。
と・・・。
ーブレーキ!
「?」疑問符が頭の中いっぱいに。
ー根掛かり?
ギリギリ竿を起こすと。

動いた、走った、潜った。
「キターーーー!」
竿を起こし、リールを一巻き、二巻き。
「ウッ?」
竿にかかっていた加重が消えタ。
ーバレたーーー!
悲嘆にくれている暇はないと、慌ててリールを巻くと。

転瞬。
竿先が、いきなり張り倒され。
再び、強い荷重が。
バレたと思ったのは食い上げだったのだ。
焦らず、騒がず、容赦なく、リールを巻き、堤防に引き上げたのは27センチのカンパチ。
毛針を喉の奥まで飲み込んでいた。

後が続かず撤収
この瞬間、燃えた。
2桁だって夢じゃないと。
ところが人生、そんなに甘くはなかった。
以降、投げても、投げても、空振り。
たまらず、投げるのを一時中止して、ぼんやり海を眺めていると。
ノビタの脇を。
ひょろ長い死体のような釣り人が行く。
そのあとを人生残り1/5のような、くたびれた人が行く。
そのあとを人生残り3/4のような、元気な人も行く。
午前6時。
とうとうノビタも、たまらず彼らの後を追った。

場所を変えた。
無風。
ベタ凪。
海が透けて、海底のヒトデが点在しているのが見える。
靄の中の白い太陽が、明るさを増しジワジワと暑くなってきた。
釣り人が10人ほどいた。
動きが鈍い、まるでスローモーション・ビデオを見ているようだ。
魚が宙を舞わない。無音の世界。

10回ほど投げてみたが反応なし。
これ以上続けても無駄と、午前6時半、撤収。
風がなく、波が無い時は釣りにならないようだ。
明日も挑戦してみよう。

本日釣果
 カンパチ  1匹 27センチ
















The END
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