2011年1月3日(月) 午後3時45分~午後6時半
           涸沼川(セイゴ釣り)
那珂湊 水温 
13・3度<潮>大潮 満潮 13:59 干潮 21:34
ノビタの釣り天国


         まだ涸沼川のセイゴは健在


                                        小ぶりですが3匹
夢は夜開く
自宅発、午後3時。
今日も、涸沼川へセイ子に逢いに行った。
セイ子は夜に咲く花、逢えるのは夜しかない。
夢は夜開く。
昼は開かないのである。
だから、
まだお日様が照っている、昼の3時に出撃するのは赤坂な話しなのだが・・・。

ーなぜ急ぐの?
涸沼川は今、セイ子ラッシュなのだ。
つい2~3年前は、知る人ぞ知るセイ子ちゃんだったけど、
今はAKB48並みの人気者、
早く行かないと、逢える場所がなくなってしまうのだ。
”惚れて通えば千里も一里”と、涸沼川までの20キロを、
ロシナンテに跨り国道245号を疾駆した。

      
行儀の良いクロ助
クロ助が道案内
涸沼川に着くと、やはりどこもかしこも釣り人でいっぱい。
ウロウロさ迷っていると、クロ助を発見!
クロ助はノビタを覚えていて、
「良い場所があるよ、案内するからついて来な」
と言う。
ロシナンテを止めて荷物を下ろし、クロ助のあとをついて行くと、
ありました。
釣り人と釣り人の間に50メートルほどの間隔があり、
竿を2本出すなら充分のスペースだった。

                                          
まだ早い
やはり明るいうちは
午後3時45分、釣り開始。
川は下流から上流へと、勢いよく逆流していた。
海から弱い風が吹いてきて、露出した肌を刺す。
10分、20分、30分・・・。
まったくアタリなし。

青空は少しずつ茜色を溶けこませ、地上にはうす闇が這いだし、
茜色の空は、いつか蒼暗の黄昏に変わっていく。
午後4時40分、川はこれまでとは逆に上流から下流に流れだしたが、
ほんの数分後にはまた下流から上流に向かって流れていた。

初めの1匹
午後5時20分。
人家と街灯の灯りが、黒々とした川面に光の縞を曳いていた。
と、その時。
今まで黙していた鈴が、
「チリリーン、チリリーン・・・」
と鳴き叫び、竿先の赤ランプがビシッビシッビシッ・・・と闇を乱打。
竿を握り、慎重にリールのハンドルを巻いた。
ドドーッ、ドドーッ、ドドーッと川底から確かな手応え。

クロ助が、
「逃がすなよ、バカたれ!」
と叫んだ。
ーバカたれは余計だ!
とつぶやきながら岸に寄せ。
そのまま地上に引き抜いた。
ドタッ、ドタッ、ドタッと無念そうにのた打つセイゴ。
30センチと小ぶりだったが、嬉しい1匹だ。

クロ助がセイゴをジロジロ見て、
「ニャーニャーニャオ」
と猫語で話す。
訳すと、
「ブスだな、俺はいらないよ」
だと。
ー 食べるに容姿なんぞ関係ない。
 美味いか、美味くないかだろが?

     
竿先の赤ランプが闇を乱打
2匹目
真珠をバラ撒いたような星空だ。
風が止むと寒さもうすらいだ。
右も左も真っ暗闇。
天地寂寞の川辺で、竿先の赤ランプが微動だにせず天を仰いでいる。
「アモーレ、アモーレ、アモーレミヨ」
と声を出さずに呼びかけるのだが・・・。

と・・・。
午後5時40分。
「リリリーン、リリリーン」
と鈴が鳴り、竿先の赤ランプが跳ねた。
リールを巻き、獲物を寄せてくるのだが・・・。
「・・・?」
手応えが感じられない。
「いるのかいないのか? 問答有用!」
岸際に寄せた所で、やっと反撃を食らったが、すでに遅し。
陸に上がったのは25センチと、さっきよりさらに小ぶりだった。

3匹目そして納竿
午後6時20分。
川は上流から下流に勢いよく流れ、
竿先は下流に引っ張られ頭を斜めに下げている。
そして、本日3匹目が来た。
27センチとまた小ぶりだ。

午後6時半。
川の水位も大分下がったところで、納竿。
今日も、”神、天にしろしめし、世はすべてこともなし”か。
クロ助よ、
「アスタ・ラ・ビスタ」
イタリア語で、
「また会う日まで」
と言う意味。

本日釣果
 セイゴ  25~30センチ 3匹

The END
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