2012年8月20日(月) 久慈漁港のアジ釣り
今年初のアジちゃん釣り
なんとか5匹ゲット
暑さに負けた
昨日も、今日も、そして明日も酷暑。
お手上げだ。バンザイだ。ノックアウトだ。
炎天下、庭の草取りをしていると、そのまま発火しそうになったよ。
1ケ月ほど前、夕刻、太陽が雲に隠れた時を見計らい散歩に出かけた、30分も歩くと全身から滝のような汗が噴出し、パンツもシャツもグッショグショ。
散歩なんてやってられませんヨ、と以来散歩は中止している。
かみさんから、
「運動不足は万病の元、釣りに行きなさい!」
のミッション。
英語で、
「使命」
を承るが、この季節、ジジイが釣り場まで重い荷物を持ち往復するのは拷問である。
とは言へ、運動不足も関係するのか血圧が常時、140を超えている。
これはまずいと再思三考の末、とうとう清水の舞台から飛び降りることにした。
草木も眠る丑三つ時(午前2時)、夜空には無数の星がきらめき、闇に沈む団地は海底の静けさ。
ロシナンテにまたがり、トットトトト・・・と、街灯に浮かぶセピア色のアスファルト上を日立港へ向かった。
今年初の青物狙いは、
「吹けば飛ぶような 小さなアジに
賭けた命を笑わば笑え」
のアジちゃんである。
でも運がよければカンパチもと。
BGM
コバルトブルーの海に群がる白いカモメが鮮やかなので、今日のBGMはリチャードクレーダーマンの『愛のオルゴール』にした。
久慈漁港の朝
なんとかアジをゲット
午前2時半。釣り開始。
湿度が高く、ねっとりとした暑さ。
海から陸に流れる緩やかな風に救われた。
コマセを付けたサビキ仕掛けを足元に垂らし10分、応答なし。
電気浮子を付け沖を狙う。
10分、20分・・・、応答なし。
午前3時。
目の前を、ドドドドド・・・とエンジン音を響かせ。
青、赤、黄・・・の船灯の光をドス黒い海に投射しながら、漁船が次々と闇に消えて行った。
シラスの放射線量が規制値以下となり、シラス漁が再開したのだ。
ようやく海に僥倖が射してきた。
「ガンバロウ、久慈漁船!」
声を出さず、手も振らず、応援していたヨ。
結局、はじめの1匹が釣れたのは午前3時50分。
以降午前5時までに4匹追加。
いずれも20センチ前後と、カンパチの餌には大きい。
午前5時10分。
なかでも小さい16センチほどのアジを選び、カンパチを1時間粘ったがアタリなし。
午前6時10分、撤退。
本日釣果
アジ 16~20センチ 5匹
The END
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