2014年1月19日(日) 晴れ
       那珂湊 海水温 ーー.ー度
     那珂湊港の潮汐 中潮 満潮 17:15  干潮 23:56
ノビタの釣り天国

       
2014年1月19日(日) 午後5時~午後22時 那珂湊


                                    
本命2匹に良型メバル
趣味に超多忙

おくればせながら明けましておめでとうございます。
昨年暮れから現在、お金を稼ぐ仕事とは無縁の趣味の世界で超多忙です。
釣りどころじゃありゃしませんでした。

その一つ。
昨年暮れから正月にかけて、2031年度版国営ひたち海浜公園の四季と題して、デジカメで撮影した花の写真をDVD化しました。知人、友人に正月プレゼントとして送付しましたが、さてどんな評価だったのか・・・。

その一つ。
正月明けに、かたさんがこれに絵付けをしたらどうかと、自分で栽培し作ったひょうたんを届けてくれました。
これは猫に鰹節です、すっかりはまってしまいました。
その一部が右写真の七福神です。
完成した物は、かみさんが友人に進呈してしまいました。

上記趣味に没頭しているうちに、産卵のため浅場に来ていたマコガレイの釣期を逃したようです。
慌てて最後の1匹をこの手にと、那珂湊港に出撃したのですが・・・。
天はまだ私を見捨てませんでした。
40センチ、32センチのマコガレイを最後の一掬いで手にすることができました。
今年も幸先の良いスタートを切ったようです。

かたさんが、今日、またひょたんを20個以上届けてくれたので、また釣りをさぼり、ひょうたんの絵付けに夢中になりそうです。

1月19日釣行レポート
ー時の流れは早い。
 絶滅危惧種のノビタも、もうすぐ地球の塵となる。
なんてほざきながら、膝がきしむ音を聞きつつ堤防を歩いていた。
この寒風吹きすさぶ冬の夜、いるのかいないのかわからないカレイを狙うなんて。
その代償は大き過ぎるのではないか。
これを気違い沙汰と言わずしてなんという。
でも開高健は言ったじゃないか。
「快楽はどこかに剛健がなければその本質が出現しない」
と。
極上の快楽は、困難を乗り越えた果てにあるのだ。ーコホ。

カレイは暗くなってから
釣りを開始したのは、午後5時。
まだ明るかった。
しだいに空気に黄昏が溶けてきて、午後6時には港は闇に覆われた。
夜空は満点の星だった。
北斗七星が刻々とその位地を南に移して行く。
やがて東の空に巨大なミカンのような月が現れた。
冷たい北風がヒョーヒョーと駆け抜けて行く。
冬のカレイは暗くならないと来ない。
勝負はこれからだ。
寒さに震えながらその時を待っていた。

はじめの1匹
竿先に付けたケミホタルが風に吹かれて揺れていた。
この竿の揺れに不自然を発見する、それもダイゴミなのだ。
午後7時5分。
ー竿の揺れに不自然な動きを発見!
続けて竿先の鈴が「チリン、チリン」と鳴った。
ケミホタルが闇にバウンドし、鈴の音が大きくなった。
ー今だ!
竿を大きく煽り、そのままリールを巻いた。
熱烈歓迎待望の1匹は、32センチの本命マコガレイだった。

大物が!
午後7時50分。
いきなりだった。
「リリーン、リリーン」
と鈴が2回悲鳴を上げ、竿立ての竿が尻を持ち上げた。
あわてて竿にしがみ突き、後ろに仰け反った。
乱暴者は、ドドーン、ドドーンと大暴れしながら横走り。
ーこれはデカイ!
 50センチ級のマコガレイ?
と期待したのだが、堤防上に引き抜いたのは80センチほどの大アナゴだった。
ーガクリ。
招かれざる客だったので、そのままリリース。

嬉しい1匹
そして
午後9時10分。
風はおさまった。
四囲寂寥の港に人影なく、月影が滑らかな海に輝いていた。
「リンリンリン・・・」
と鈴が行儀よく鳴りはじめた。
そのまま放置しておくと、鈴の音が「リンリンリン」から「リリーンリリーン」に変化した。
竿先のケミホタルの跳ねる。
竿を持ち上げると、ズッシリとした手応えが。
2匹目の本命は、嬉しい40センチ。

納竿
このあと。
午後9時55分に24センチのメバルを追釣したところで、納竿。
夜の11時。
激流の如く変化する世の中で、まったく能天気なノビタは、
「神、空にしろしめし
 すべて世は事もなし」
なんてつぶやきながら、風呂上り発泡酒をゴクリ。

本日釣果
マコガレイ  32~40センチ 2匹
アナゴ    約80センチ   1匹(リリース)
メバル    24センチ    1匹
The END
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